Friday, January 26, 2007

ファイナル・ファイナル

昨日からの停電が修復せず、課外授業が続きました。今日は午前中からオールド・サンファン。スクエアで新しいクラスメートの方と先生と3人で広場のベンチに腰を下ろし、これまで習った部分の最終的なおさらいをしました。今週の先生はクラス数拡大に伴い新しく入った方。教えるのが嬉しそうです。「君たち、オールド・サンファンには来た事あるかな?」

いや、明け方までこの辺のバーでサルサ踊ってたんスよねぇ・・・

なんて言うと夢を壊しそうなので、日本人得意の「えへへ!」で、笑ってごまかしました。

さて今日は学校後、寄り道せず帰宅するとカルメンに約束していました。郷土料理の代表作、モフォンゴを食べる為です。

モフォンゴとは、揚げたプランテーンをニンニクと一緒につぶした、マッシュ・ポテトならぬマッシュ・プランテーン。作り置きができないため、私が台所にいる時に作らねばならぬ、ということで、お手伝いを約束していました。

「プランテーンで作るのが主流。でも私はギネオを使う方が好きなのよね。プランテーンより柔らかいのよ」と裏庭へ。ギネオとはバナナのことですが、まだ緑色のままのバナナを“刈り取り”、調理に使いました。





裏庭でバナナ切って、台所のフライパンに放り込むなんて・・・気候が年中かわらないのでバナナが採れ放題です。”花”というか、こんな状態↑のバナナ、初めて見ました。

いいなぁ、そんなフードライフ。さすがにバナナとまでは言いませんが、自宅台所裏にガーデンでもあったらいいだろうなぁー、いいなぁー、いいなぁー。

・・・いいなぁー・・・

(しつこいですね、すみません)。

緑色のバナナは皮を剥くのも大変です。店頭に並ぶバナナほど熟していないので皮がセロリ並に硬く、ナイフを使いました。バナナ自体も輪切りにするとサクサク音がします。驚きました。この段階では生で食べられず、油で揚げる以外にゆでたりして使うそうです。

周囲が揚がったら一度つぶして再び油の中へ。モフォンゴ専用の鉢で、ニンニクと一緒につぶし、塩で味付けして出来上がりです。知らずに食べたらバナナだとは分かりません。








サクサク&ホクホクのできたてモフォンゴ。カルメンどうもありがとうございました。チキンやハンバーガーなど、何かの付け合わせとして出てくるのですが、存在はメイン並み。お店だと「モフォンゴと一緒に何を注文しますか?」という聞き方をされます。今晩はあっさりしたシーフード・リゾットと一緒に頂きました。もしかして私が毎晩食後ひたすら公園にジョギングに出掛けていたのを気にしたのかなぁ・・・。はい、ジムが見つからなかったので走りましたよ、近所の公園。無駄なあがきだとは分かっているんですけどね。

明日早朝には常夏のプエルトリコを発ち、正午には真冬のシカゴに降ります。別れは辛いですが、そろそろアパートが恋しくなりました。後ろ髪を引かれつつ、諸々の達成感も覚え、スッキリした気分です。

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