Tuesday, April 26, 2011

些細な笑い話。

祖母は達筆で、いつも美しい字で手紙を贈ってくれます。


最近は夫側の両親宅へも数通手紙を書いてくれていますが、先日、不在にしていた義母のために、電話口で義父が祖母の手紙を音読したそうです。まずは、その会話の笑い話から。



義父:「『・・・ありがとうございました・・・よしこ』」

義母:「ひろちゃんのおばあちゃんは、ヨシコさんじゃないわよ」

義父:「でも、よしこと書いとるぞ」

義母:「・・・もしかして、『かしこ』じゃないの?」

義父:「・・・(無言)」


以来、義父母の笑い話に「よしこの巻」が加わりました。

んが、


先日の祖母の手紙はこの上を行きました:




祖母のセンスを誇りに思いました^^

いつまでも可愛いおばあちゃんでいて下さい☆

Monday, April 25, 2011

2年目のブドウ

今年もぐんぐんと枝葉がのびています。





育てているブドウは「甲州」です^^


小さな芽が、数日後には頭を持ち上げてグン!と顔を出し葉を開く様子を見ていると、細い枝に秘められたエネルギーに感動します。

Friday, April 15, 2011

HOPE from Chicago is coming to Japan.

今日は沢山ブログを書きました。
いつも文章が長くてスミマセン。


今朝友人から色々と話を聞き、外国で震災のニュースを見た子供達の様子を具体的に感じました。


小学生を担当している友人の、担任生徒の1人に日本から来た生徒さんがいるそうです。


地震があったその日、彼女のお父さんは東京にいて、クラスで見る彼女は「普通に振る舞っていたけど、明らかに落ち込んでいて親戚や友達そしてお父さんを心配していた」とのこと。

クラスメート達も津波や地震の被害に驚き、おびえたそうです。彼らにとって外国での出来事とはいえ、ニュース映像が強く心に残った子供達が多く「ミシガン湖(シカゴに面する五大湖の1つ)でも津波は起きるのか」などの質問も飛んだそうです。

そんな子供達に彼女がクラスで伝えたという言葉がとても素晴らしいのでそのまま紹介します。


I wanted to give my students something positive to focus on. I wanted them to know even though it is hard to think about sad things happening in the world, it is important to learn. Without knowledge, we would not be able to bring change, help, and hope to others.
→子供達にポジティブな考えに集中してもらいたかった。彼らに伝えたのは:たとえ世界中で起きるこれらの災害について考えるのが辛くても、そこから学ぶことが大切。知識がなければ他人に対して変化をもたらすことも、助けることも、希望の手を差し伸べることもできない。

"You can't stop tragedies like this from happening, but when they do happen it is our responsibility to help in any way we can, big or small. We are all citizens of the world and we need to care about each other and help one another."
→自然災害のような悲劇を食い止めることはできない。でも、そこで自分たちにできる方法で被害に遭った人たちを助けるのが私たちの責任。大きなことでも小さなことでも。私たちは地球の住民としてお互いを助け合うことが大切だ。


今回の募金活動は、シカゴの子供達に「自分たちでも頑張れば誰かを助けることができる」と自信を与えてくれたようです。











メッセージと鶴は、最初に書いた日本人生徒のお父さんが直接、被災地の小学校へ手渡しに行くそうです。どの学校なのかは今分からないけれど、ネット環境が整っているのなら、スカイプなどで直接日本の子供達と会話したいと話していました。


彼女が日本をこれだけ身近に感じてくれたきっかけは2年前の日本旅行。外国人2人で新幹線に乗り、1ヶ月で東京・名古屋・岐阜・関西・広島なども旅していました。私は東京以外は付き添えず、旅先での2人を心配していたのですが、訪れた各所で多くの日本人が自分たちを助けてくれたと、とても嬉しそうでした。今でも話に出ます。




小さな行動がどこでどうつながるのか分からないです。

「しょうがない」「がまん」など、色々な日本独特の言葉が現在、が世界の雑誌で紹介されています。

「縁」という言葉も多くの人に伝わってほしいです。


シカゴからの千羽鶴- その2

よし!と思い立ってから15日後には、シカゴから支援金約42万円を日本赤十字社に届けてくれた友人の写真を引き続き紹介します。


今週月〜木曜までの4日間で、こんなに沢山の支援金を集めてくれたことに頭が下がります。私1人では自分で募金するだけの小さな力でとどまってしまいますが、彼らの小さな手はこんな大きなアクションにつながりました。本当に尊敬します。




シカゴ大学付属小学校の3年生と4年生。折り紙経験のない子供達が多い中、250人が1時間で1000羽を作ったんだそうです。友人(写真上にもいます)によると:

「今までに折り紙を習ったことがある子供達や先生が中心になって、みんなに折り方を教えてくれた。折り方が何通りもあるから、途中で分からなくなることも多くて、練習も必要だったよ。地元の折り紙アーティストも来てくれて、みんなで大きな鶴も作った。4年生が3年生に教えてくれたりして、全員で一生懸命作ることができたと思う」



最初は、子供達が作った鶴を買ってもらい、その売上金を募金するという計画でした。

シカゴ大学には3歳から高校生までが付属校に通っており、学校の入り口、ロビー、カフェテリアに鶴を吊るした木を置いて、テーブルを設け募金を呼びかけたのだそう。学校中にチラシを配ったり、子供達が自分の親戚や周囲の人に呼びかけたりして活動を広めたようです。





実際には募金をした人たちは、鶴を持ち帰るのではなくその上にメッセージを書いて木に吊るし直してくれました。多くの人が子供達の活動に心を打たれ、中・高校のクラスも折り鶴を作り、鶴1羽につき2ドルを企業から募金してもらうことにも成功したそうです。どのクラスが最も沢山鶴を作れるか、という競争も行われたとか。最終的には1000以上の鶴を集めることができたそうです。

温度計をまねた「募金サーモメーター」の金額も徐々に上昇。目標募金額の5000ドルに達しそうになった時に3歳児がこれを見て"It is getting very hot!(だんだん熱くなってるね!)"と言ったそうですよ。



5000ドル達成した瞬間には多くの子供達が歓声を上げ、ハイタッチで喜び合ったのだそうです。



当初は「希望」と印刷された短冊のような紙。これを七夕のように木の枝からぶら下げる予定でしたが、鶴も手元に戻ったため、短冊は箱にしまわれました。1つ前のブログに動画のリンクを紹介しましたが、子供達が一生懸命書いてくれたメッセージがとても温かいです。






「家が戻ってきますように」「食べ物や水が届いていますように」「きちんと医療手当が受けられていますように」「町が元に戻りますように」「日本に平和を」など、など、など。


この4日間、学校が始まる前、昼休み、放課後にクラスで順番に募金を呼びかけたそうです。




"Think of all the houses we can help rebuild!(僕たちが立て直しを手伝えるかもしれない家のことを考えてください!)" 、"Help us save Japan!(日本を救うのを手伝ってください!)"と呼びかけていたそうです。




これらの鶴やメッセージは日本赤十字社とは別で、被災地の小学校へ直接手渡されるそうです。届けてくれるのは、この学校に通う日本人の生徒のお父さん。早く日本に届きますように。

動画が見られる方は是非ーシカゴからのメッセージ

シカゴ大学付属小学校で今週、千羽鶴を折って支援金を呼びかける活動が行われました。

募金してくれた人たちが書いたメッセージを同校教師である友人がビデオにまとめてくれました。


手書きの文字が心に響きます。

http://www.vimeo.com/22422621

文章訳:
シカゴ大学付属小学校3、4年生が日本支援のため折り紙で鶴を1000羽折りました。学校のロビーでこの鶴を推奨義援金5ドルで売りました。でも募金者は手元に持ち帰るのではなく、日本人がやるようにその鶴を吊るして欲しいと言いました。希望のメッセージを紙に書き、鶴と一緒に吊るしました。日本赤十字へ5061.50ドル(約42万円)を集めましたが、このメッセージはプライスレスです。ここに紹介したのは1000枚あるメッセージの1部です。鶴とメッセージは震災の被害に遭われた小学校へ手渡しされます。

The 3rd and 4th grades at my school came together to build 1,000 cranes of hope for Japan Relief. We "sold" these cranes in our school lobby for a suggested donation of $5. The donor chose a crane to string in the Japanese style and wrote a message of hope to go along with their crane. We raised $5,061.50 for the Red Cross Japan, but these messages are priceless. This is just a small fraction of the 1,000 messages. Both the cranes and the messages will be hand-delivered to an elementary school in Japan affected by the quake.



お時間があるときにご覧になってください。

シカゴからの千羽鶴【是非写真を見て下さい☆】

シカゴに住む友人からメールが来たのは3月29日。

小学校教師の彼女から、学校で子供達と募金活動をしたいという内容でした。

メールのやり取りの後、プロジェクトが開始されたのが4月7日。


(University of Chicago Laboratory Schoolの3、4年生)










彼女は2年前の夏、日本に旅行に来ています。約1ヶ月、全国を旅して日本人の心に触れて、人々の優しさにとても感銘を受けていました。今回の震災に関して友人の中で誰よりも先に自分のfacebookを通じて海外の友人へと注意を呼びかけてくれました。


小学生ができる簡単な方法で、お金をかけすぎず、日本の文化を尊重した形で活動したいので良い方法はないかとの連絡だったので、メールのやり取りで2人でいろいろと考えました。

私からは、同じ小学生から応援してもらえると心強いだろうから、選べるなら是非、被災地の小学生へ向けた応援活動にしてほしい、そして、もしメッセージを書くならそれも一緒に日本に贈ってほしいとお願いしました。

その結果:

☆子供達と千羽鶴を作る、
☆募金をしてくれた人に、その鶴にメッセージを書いてもらう
☆「希望」という短冊も作成し、そこにもメッセージを書く
☆集まった支援金と鶴・メッセージを日本赤十字社を通じて被災地の小学校へ贈る

というプロジェクトになりました。

そして今朝(現地は14日)付の連絡で、支援金総額が5,061.50ドル(約423,420円)になったと聞きました。支援金は赤十字社へ。でも、メッセージは、日本人生徒のお父さんが被災地の小学校へ渡しに行くそうです。どの学校なのかはまだ分からないけど、と。

シカゴは今夜中ですが、彼女はこの時間に写真をfacebookにアップしたり、コメントを書いたりと報告作業をしているようです。

私もなるべく早くこのことを伝えたくて、メールで彼女に話を聞きながらブログを書きました。

他にも沢山写真があるので、続けてアップします。

彼女の素早い動きにとても勇気づけられました。

「大変だ!」と思った直後に「よし!応援しよう!」と立ち上がり、動き、支援金を集めてくれるまでにかかった時間は15日ほどです。こういうスピードは見習う点が多いなと思います。

Monday, April 11, 2011

Post - Wedding report: What a surprise!

「手作り」を山ほど試みた先日の結婚式。

音楽の準備は主に私が、映像の準備は主に夫が担当して、2人で一緒に音響の確認をしていたはずでしたが・・・

披露宴当日、知らない映像が1本、登場しました。



夫からのサプライズビデオ。



1人で東京まで出かけて、私の友人たちからお祝いメッセージを貰ってきてくれていたのでした。

大阪で挙式することに決めたので、私側の知人を沢山呼べませんでした。「是非2次会にでも!」という気軽な声掛けはもっと難しくて。と、私が残念に思っていたのを緩和すべく奔走してくれたようです。ハンディを片手に1日で品川・中野・人形町・代々木・麻布・五反田・赤坂・横浜(どういう順番なのかは分からないけど)を周ってくれました。

ほんっとに知らなかった。

思わぬサプライズと、突然のよびかけにも快く応じてくれたみんなに大感謝。嬉しすぎて涙が出ました。




ということで、私たちの結婚式にご"出演"くださった皆様を改めてご紹介します:

丸山周さま
大出佐智子さま
近藤淳子さま&ご主人
池山文さま
naocoさま
天野孝之さま&田中美千子さま
明石誠さま&ケリー
斉藤美絵さま

エンドロールでお名前をご紹介できず、ごめんなさい。
ありがとう!!

んもうホント、びっくりしたよー、びっくりしたよー!!


結婚式にはダイジェスト版を流したそうで、改めてノーカット版を見るのが楽しみです。

Sunday, April 10, 2011

Post- Wedding report

昨日4月9日、無事に結婚式を挙げることができました。


ウェルカムベアも無事完成☆

年賀状から招待状、そして席次表などのペーパーアイテムまで担当してくれたわたなべ大さんのラブリーな完成ウェルカムボードとともにあったかい雰囲気で皆様をお迎えすることができました。

前日の雨模様から一転し、挙式が始まる午後3時にはお天気も回復。風船たちも青空に舞ってくれました。



(Courtesy of YUKARI-san ^^)


お話ししたいことや、感謝の気持ちを伝えたいことは沢山あるのですが、写真もまだまだ整理されていないので、ひとまずは挙式のご報告まで。


まずは昨日お越し下さった方、祝電を寄せてくださった方、様々な形で"ご出演"頂いた方皆様へ


本当にありがとうございました!!


Tuesday, April 05, 2011

4月になりました。

結婚式が目前で、毎日大わらわです。

結婚している諸先輩方からは「忙しくなるよー」と言われてきましたが、今になってホントその通りだ!と実感しています。例えばウェルカムベアを編みあげないといけなかったり。




実はこのタイミングでの挙式で、遠方のゲストが飛行機をキャンセルせざるを得なくなったりしました。反対に、予定されていた仕事がなくなり、来れることになった人もいました。

「自粛ムード」という言葉も多く耳にします。そんな中で迎える結婚式ではありますが、今私が感じている周囲の人への感謝の気持ちは、もし結婚式を先に延ばしたり中止していたら見えなかっただろうと思います。

当日まで心でみんなに深々と頭を下げつつ、残りの準備をがんばります☆