Thursday, June 29, 2006

オフだぁー。

今日ほどデジカメのバッテリーが切れて残念だったことはない。

典型的な”都会の雑踏から抜け出そう的ドライブ”ができたからです。摩天楼を抜けミシガン湖沿いのハイウェイを北上すると、楓が茂った山道に入ります。曲がりくねった緑の森を抜けると、40分でかわいい田舎町に到着。車中は「キャー、かわいいー!」と拍手が起こるほど。こんな場所あったんだなぁー。

友人と自宅でお茶していたのが「ちょっくら、遠出するか」と、郊外で開催中の「ラビニア・フェスティバル(http://www.ravinia.org/)」へ。無計画なドライブが功を奏し「ザ・休日」気分を満喫しました。

野外音楽祭で有名なお祭りで、この日はピアノソロコンサートでした。途中でワインと食料を調達し、芝生席(って”席”はないのですが)に敷物を広げ、開演90分前からピクニック。既に会場には大勢のピクニック客が溢れ、ワインオープナーを借りて会話が始まった老夫婦に果物をお裾分けしてもらうなど(笑)、和やかムードでした。

そのおじいさんに2人の写真を撮ってもらった、はずでしたが、見るとバッテリー切れ。とほほです。

日本語サイトにこのお祭りの様子が出ていました。ええっと、雰囲気はそちらのサイトで・・・
http://sumutoko.com/chicago/travel/sub/suburb/ravinia/ravinia.html
(シカゴ住宅・生活情報「住むトコ・COM」より)

Wednesday, June 28, 2006

Oh, come on

「ちょーーっとぉーー」とか「もー、かんべんしてよー」と言いたいときに使う、Come on。口調は悲壮感漂う感じで、両手なんてあげてみると、ますます雰囲気でます(笑)。

今日はリグレー球場で9回表に何度この言葉を吐いたことでしょう。私の日本語はさしずめ「まぁーじぃーでぇぇぇ???」です。

カブス。同点で迎えた8回にせっかく逆転したのに、9回表にブルワーズに4点も取られ借金20です。これで本拠地9連敗。94年に12連敗を喫して以来の屈辱だそうで。まじでぇ?

会見に向かいながら「原稿を書き換えやがって」とプリプリしてる記者も。会見場で監督を待つ間には「お前、最初の段落何度書き直したよ?」とのやりとりも。しかしながら、それらの怒りは03年以来カブス番記者の間に語り継がれている”教訓”を無視しているため、本人のミスでもあります。その偉大なる教えとは:

「たとえ9回裏2死無走者で打者を迎えても、原稿を書き始めてはならない」。

03年とはカブスがナ・リーグ優勝決定戦まで進んだ年です。フロリダ・マーリンズとの7戦を3勝2敗で迎えた第6戦。場所は本拠地、ピッチャーはエース・プライアー。順調に得点を稼ぎ3−0で迎えた8回表には誰もが「ワールドシリーズ・アット・リグレー球場」、「ついにヤギの呪いを解く!」みたいな言葉をパソコン画面に叩いて震えていたそうです。

が、そこで、マーリンズのルイス・カスティーヨが放ったレフト方向への打球をカブスファンが身を乗り出してキャッチ!!駆け寄ったレフトのモイゼス・アルーが取っていれば2アウト目だったこの瞬間がファウルになり、そこから流れがマーリンズに傾きました。怒濤の大逆転で8点を入れられ、無念の敗退・・・。以来、この教訓ができたそうで。納得です。

こういう日に帰宅すると、きまってカブスファンであるルームメートが不機嫌です。彼は私がホワイトソックスをメインに取材している事を(もちろんですが)知っています。彼に取って私はこういう日に顔を合わすのが辛い人間のようで、「へろー、わっつあっぷ?」と声をかけたら、無言で自室に入ってしまいました。

わたし、かんけいなくない・・・?

と、別の「Come on」をつぶやきつつ、私も自室に向かうのです。

我が家の人間関係の為にも是非1勝ぐらいして頂きたい。頼む、カブス。

Sunday, June 25, 2006

The Most Colorful Man In Town

24日付のヒューストン・クロニクル紙にホワイトソックスのオジー・ギーエン監督に関する辛辣な記事が載りました。*リンクはchron.com。スポーツ欄の“Guilen remains as ignorant as ever”です。

自分の言葉遣いを反省もせず言いたい放題。自分の立場を考えれば、監督の発言はジョークでは済まされない・・・という内容でした。シカゴ地元記者の中には不快感を示す人もいました。私もそうです。ほんの1部分だけを取り上げた、意地悪な記事に見えたからです。ただ、眉をひそめつつも、的を得たこの記事に真っ向から批判できません。

ギーエンは先日、会見中に特定のコラムニストを名指して性的差別発言を使い批判したとして、大リーグ機構から罰金といわゆる“言動指導クラス”の受講を科されたばかり。カウンセリングを受ける監督なんて前代未聞なだけに、批判するにはもってこいのタイミングです。

同記事はメキシコ系アメリカ人のガルシアパーラとドミニカとアメリカの二重国籍を持つAロッドを「ラティーノ(ラテン系)ではない」と、人種差別にもとれる発言をした一件も取り上げています。これは昨年のワールドシリーズで行われた優秀なラテン系選手を表彰するイベントでの発言ですが、ギーエンはそれ以外にも、こんなことも、言っていたんですけどね。

「ルイス・アパリシオ(元ホワイトソックス殿堂入り選手)のように優れたラテン系諸国出身の選手の代わりに、ラテン系とも言えない選手が選ばれている」。

最後に「あいつらはラティーノでもない」と“オチ”をつけたことで、前後の会話が全て帳消しになりました。そして、この部分こそがギーエンの人柄で、問題な訳です。

この記者の質問にもギーエンは同じ話をしましたが、記事には使われませんでした。「あの説明を原稿に含む必要はなかったのだろうか」と聞いてみましたが「いかなる“言い訳”も関係なく、行き過ぎた言動自体についての原稿だから触れなかった」とのことでした。

普段から言葉の端々に「ピー!」と入れないと会話が進まない監督。ショッキングですが、代わりに嘘もつけず人柄に好感を持つ人も多いです。真意が伝わらず、発言の一部だけを取り上げられて批判を受けても、本人は”Because they don’t know me. (=オレの事を知らないからだ)”と意に介する様子はありません。

地元番記者達は自分たちのこれまでの“オフレコ基準”を変えず、真意をきちんと解釈した原稿を書くべく努めています。が、ディフェンディング・チャンピオンとしてプレーオフ進出を目指すホワイトソックスは好調なこともあり、注目度は(アメリカでは、ね)高まるばかりです。

Because they don’t know me.この言葉が「甘え」と解釈される可能性も高く、ちょっと心配です。

加油!

確か「ガーヤオ」と読むはず。中国語で「頑張れ」の意味です。中国人である前のルームメートからの他愛ないメールは、この漢字で締めくくられていました。

「頑張れ」を意味する英語って、まだ見つかりません。

辞書をひけば「hang in there」が出ていますが、どうも「踏ん張れ」みたいな感じで「今から勝負ですっ!(例)」みたいな人には言いにくいです。ならば、と「good luck」。でもちょっと、違うんだなぁー・・・と、考えているうちに思考は「日本語の頑張れって結局どんな意味なんだろう・・・」という疑問に辿り着き、そのうち頭から湯気が出始めるのが常です。

最初に教えてもらった時、この「ガーヤオ」が最も「頑張れ」に近い外国語だったため非常に気に入りました。と同時に、これまでスッキリしなかった「頑張れ」の意味自体も、クリアになったような気がしました。

なのに、最近まで忘れてた。

特に何って具体的にはないんですけど、メールを読んで「油入れないと」って思いました。

あ、あと「久々中華でも作ろう」とも。

Friday, June 23, 2006

Summery

なんでもかんでも語尾を伸ばせば、「(なんとか)っぽい」とのニュアンスを伝えられるので便利です。

昔、レースっぽく沢山の穴があいたワイシャツを着ていた友人が「Isn't my shirt too lace-y and hole-y? (=このシャツ、レーシー&ホーリー過ぎない?)」と言って爆笑を誘いました。今でも内輪の笑い話なのですが、意味は、分かる。そういえば自分でも、バウムクーヘン・ベータ(試作ってことで)の卵味が強く、「It tastes a bit egg-y =(このバウムクーヘン、ちょっとエッギーかも)」と言って笑われたことがありました。

もしくは”イッシュ”。これも語尾に付ければ、やはり「ぽい」って感じです。ネイティブではなく英語をイギリス訛りで話す人(例えて言うなら、関西圏にゆかりがないのに関西弁を使うような感じ)を「Your English is not British but British-ish = おめーの英語は英国じゃなく、英国っぽい(だけ)じゃ」とからかったりします。*この説明に悪意はありません、念のため。

なぜか時間にもよく使われ、待ち合わせなどで、”3-ish, maybe?”なんて言うんですけど、これってノリ的にはやはり「3時チック」という意味で、若者言葉なのでしょう。

なんでこんなことを書いているかというと、今日髪を切りまして。

プレスボックスで最も言われた英語が「サマリー/サマーイッシュ」の2単語、だったからです。

なお、最多日本語は「ちびまるこちゃん」でした。

Thursday, June 22, 2006

バーリー&ポーリー

昨年の世界一チームのホワイトソックスは、2年連続100勝以上を挙げるカージナルスを本拠地に迎えて対戦中。今日は3連戦の2日目です。

ホ軍先発・バーリーはセントルイスのあるミズーリ州(セント・チャールズ)出身で子供の頃からカージナルスファン。オフに地元で激励会など開こうものなら、必ず「カージナルスに入団したいです」と冗談(fans hope so,)を飛ばし、ホ軍GMの眉間にしわを加えます。去年のワールドシリーズ第3戦では、ブルペンが空っぽになった延長14回に登板し、先発投手ながらセーブを挙げた文句なしのエース。両軍の対戦は01年以来で、バーリーにとっては初対戦。試合後、ギーエン監督の「アイツ,今日は泣いてたぞ」の冗談を受け「ちょっとね」だそうです。

ところで、テキサスでヘアストンに頼まれた伝言を、シンシナティでハロルド・ベインズ一塁コーチに伝えてました。すると「ジェリーの親父とオレは一緒にプレーしていたからだろう」という返事が。だから物まねが上手だったのかな。印象的だったので、現役時代のビデオを見る機会はないだろうか、と聞くと「お蔵入りだ」と言われてしまいました。ベインズ氏はホワイトソックスのにぎやか監督と対照的に言葉数が少ない人です。でも、以来少し会話が長続きするようになりました。

そんな記録をっ!

4番打者でキャプテンのポール・コナーコが今日、そのベインズが持つ通算221本塁打の記録に並びました。初回無死二、三塁からパカーンと左翼フェンスの向こうまで400フィート(約122メートル)。一塁でベインズも見守ってました。

「記録なんて破られる為にあるんだ。ポーリー(コナーコ)がどんな形で破ってもいいが、その時は勝つ試合であってほしい」。かつての大砲はつい先日そう話してました。クラブハウスで見かけたので「あのー・・・」と言いかけると:

"Nothing. "

こちらの質問より先に答えが。続けて「試合に勝っただろう。それが全て」。はい、そうですよね。ちょっと、どんな気分だったか、聞いてみたかったんです。

Tuesday, June 20, 2006

夏です。

マルベリーとは桑の実のこと。アパート裏手には大きな桑の木が生えていて、この時期深紫の実をつけます。赤ワインで煮込んだジャムは結構おいしいのですが、今日はこの木が災いしました。

実の重さでワサワサと枝が垂れ下がってくるのです。

今日はレンタカーで遠出する野暮用がありました。裏手駐車場に入るには狭い通路を抜ける必要がありますが、正面から入ったときには枝がよく見えず、前進するとバサー!。枝が覆いかぶさりました。




シルバーの車体に紫色の水玉が・・・

そういえば一番最初のブログでもこの木の写真を載せました。あの頃は黄色い葉っぱを見て「秋だー」なんて思ってたのに。

Monday, June 19, 2006

ブログ試行錯誤

1週間ぶりにシカゴ自宅に生還。ワイヤレスがまだ治っておらず、24時間サービスに問い合わせて改めて調べてもらうと自宅のラウター破損の可能性が高まり「新しいものを送ります。届くのは1週間後ぐらい」とのこと。「・・・なら先週からそう言っといて下さいよ・・・」とがっくり肩を落としました。

でも、ケーブルを付ければネットは可能。私はアパートの”Department of Home Network (DHN),=さしずめ『ホームネットワーク省』”なので、責任を持って現状況と今後1週間はネットが不便である旨をメモ書きし、掲示板である冷蔵庫に張ってきました。

*なお、我が家にはDHNの他、Department of Nature(DON=植物管理), Billy Exciting Entertaiment Rock(BEER=パーティ担当)がおり、きちんと役割分担ができています。

夜中は大抵ネットを独り占めできるので、今のうちに、と過去ブログに写真を改めてアップしました。昨年11月からそれなりに作っているものの、未だに要領を掴めておらず。写真はもとより、自分のブログの下にコメント欄を付けるのはどうすればよいのか、”トラックバック”ってなんだろう・・・など、基本的な部分につまずいています。明日はノーゲーム。野暮用に追われそうですが、合間にウェブマスターの知人に連絡して多少勉強した方が良さそうです。

今日は随分前に”ホントに”作ったどら焼きを紹介。トロント−クリーブランド遠征を終えて、やはり衝動を抑えきれず焼きました。

最近「写真の配置場所をずらす」ことは出来るようになりました。おいしそうに撮れたと思うのですが(笑)。

父の日

実家に電話をかけました。

最近、元気ぃー?と、特別な返答を期待せずに聞いたらこれが:

「肉離れ」。

はぁ?

「送りバントで一塁に走ったら左ふくらはぎを痛めた」。

いい年になってもなお、背番号7番の父は毎週末グラウンドでマスクをかぶります。が、完治に3週間かかるそうで早速「DL(Disabled List=故障者リスト)入りだ」と、電話の向こうでニヤリ。メジャー用語を使うのは嬉しいかもしれないけど、気をつけてもらいたいものです。・・・しかしよく考えると、送りバントで足を痛めるまで走るとは。お父さん、自分も”生き”ようとしていたのですか。

*あ、日曜の試合はMLB全球団通じて前立腺がんのチャリティの為、選手は青いリストバンドを付けてプレーしていました。(母の日は乳がんチャリティでピンクのリストバンドでした)。よく「日差しのまぶしさ対策」でメジャー選手は頬骨のあたりに黒いラインを引いているのですが、ジム・トーミは青ラインをいれてたりして「凝ってるなぁ」なんて思いながら試合を見ていました。

ちなみにメジャーで7番を付けたキャッチャーと言えば、マリナーズ城島捕手が好きなタイガースのイバン・ロドリゲス。我が父とパッジに共通点があるとは!と、思わず口から「タイガースの・・・」と出そうになりましたが、余計な事を言って「オレもI-Rod!」と来週末もプレー、なんてことになると母が困るだろうと自粛しました。

しかし、生涯通して熱中できるものがあるというのは、身内ながら羨ましいです。

Saturday, June 17, 2006

再会続き

レッズの先発投手、ブロンソン・アローヨに取材です。

元レッドソックスの投手でレッズに移籍。昨年は月刊スラッガーで取材をさせてもらいましたが、今回はスポニチです。挨拶とアポ取りを兼ねてクラブハウスを覗くと、先にフアン・カストロ内野手が気付いてくれました。ついこの間の15日にツインズからトレード移籍してたんでした。ツインズのロッカーで会ったのを覚えてもらっていたようです。対戦相手のクラブハウスで知った顔が増えるのは嬉しいです。

ところで、アローヨのファーストネーム、「ブロンソン」は珍しい名前です。お父さんが俳優のチャールズ・ブロンソンにちなんでつけたそうですが「それって、名字では・・・?」と首をひねってもひねっても理解に苦しみます。例えて言うなら芥川龍之介が好きで子供に「山田あくたがわ」とつけるようなものであって・・・そゆときって「龍之介」の方を”採用”するんじゃぁ・・・と、今でもやっぱり、よくわかりません。

まぁアローヨの場合は本人がかっこいいので、それで全て解決です。もしかしたら、アローヨに憧れ息子に「ブロンソン」と名付けた父親もニュー・イングランド辺りにいるかもしれません。昨年は「お父さんがアーノルド・シュワルツネッガーのファンじゃなくてホントよかったですね」と言ったら、大爆笑されました。心の底からそう思ったんですけど。

環境の変わった選手に時間を経て取材するというのは、前編を読み終えて後編を手に取るような気持ちです。ただ、面白いものになるかどうかは、聞き手次第。はりきりまーす。

Friday, June 16, 2006

94F

大塚晶則選手の在籍するレンジャーズとの4連戦でした。摂氏で言うと34度。湿度もあり暑いです、テキサス。更に言えば直前のシカゴの気温は60F(摂氏15度)。この差は大きいです。

球場駐車場からメディアゲートまでの約1分の道のりが非常に長く、信号を渡る間に自分が融けてなくなっていくのではないかと思うほど。試合は全てナイターでしたが、打撃練習中のグラウンドはつい無言になるほどの暑さです。こんな中でも”ふつー”に練習している選手は、やっぱ凄い。

4連戦はホワイトソックスが3勝1敗。普段取材をしているチームの勝利は嬉しいですが、反面、今回は対戦相手が勝つと「守護神・大塚の『ヨッシャー!』がついてくる」。内心、応援に困りました。

今回の4連戦での個人的なハイライトはレンジャーズのジェリー・ヘアストン二塁手との再会でした。元カブスのヘアストンは5月31日にトレードでレンジャーズへ移籍。まだ日が浅いですが「テキサスは居心地がよい」とのこと。確かに4日間の取材で感じたのですが、レンジャーズの選手は試合後もクラブハウスに遅くまで残る選手が多い。まったり雑談してます。「試合後、選手同士でどこがよかった、どこがダメだったと話し合っているとつい長居する」だそうです。

帰り際に伝言を頼まれました。「ハロルド・ベインズに君はオレのヒーローだと伝えてくれ」。ホ軍のベインズ・一塁コーチのことです。球団歴代2位の本塁打記録(221本。1位はフランク・トーマスの448本)を持つベインズ独特の左打ちフォームの物まねも披露してもらいました。現在4番打者・コナーコがこの記録にあと1本と迫っているところです。そんな話をしていたら、つい私まで長居してしまいました。ホントに居心地がいいかもです。

Saturday, June 10, 2006

Friday Night + WiFi Bar = Sucks


自宅ネットがダウン。それに伴い私もダウンです。

唯一の友であるパソコンが自由に使えないのは痛い。日々のモチベーションまで変わってきそうです。

がっ!

以前までならこのようにダメージは大きかったですが、今は近所のバックアップ環境が充実してます。日中なら自宅隣のカフェ、夜中なら自宅向かいのバーがワイヤレス可。一応仕事に差し支えない環境は整ってます。よかった。

そんな訳で、昨晩はバーで仕事してました。
今朝ははカフェにこもってました。

そして、今も。フライデーナイトにバーでパソコン叩いてます。

幸いにも今日の気温は華氏60度(摂氏15度)前後と6月にしては肌寒く、飲んでる人も少ないです。が、机に書類やスコアブックを「がさー!」と広げてひたすらキーボードを叩いていれば、そりゃ目立ちます。時折「何をしているんだ?」と立ち止まる人に心の中で「しっしっ、向こうで飲んでくれい」と思ってました。私には「急場しのぎの仕事場」として重宝しますが、この「バー」と「ワイヤレスサービス」の組み合わせって、他にどんな人が嬉しいんだろうなぁ・・・。普段はどんな人がここにパソコンを持ってくるんだろうなぁ・・・と、小さい疑問がわきました。

自宅の居心地の良さに勝るものはないです。早くネット復旧してくれないかなぁー。パソコンから顔を上げるとこんな景色です。写真を撮ってみました。暗かったので雑に明るさを変えましたが、こんな感じです。

Wednesday, June 07, 2006

首位攻防戦。


AM AT DA CELL NOW

と、試合中に携帯メッセージ。「セル」とはこの場合USセルラー球場の意。 "I am at the US Cellular Field now" だったのでしょう。ホワイトソックスの試合を見に来ていた友人からでした。今日から3日間はア・リーグ中地区の首位であるデトロイト・タイガース戦。2.5ゲーム差での直接対決は地元ファンにはたまらないカードです。プレスボックスから "PLS ENJOY BEER 4 ME (私の代わりにビール飲んどいて)"と返信しました。

ちなみに、携帯のメッセージは短縮のため「母音を外す」ことが多く、tomorrow, weekendのような長い単語はよくTMRW, WKENDと略されます。最初の頃はよく読解に時間がかかりました。

試合結果は2点を追う8回1死一、二塁からホ軍の8番打者アレックス・シントロンが今季1号2ランで一気に逆転。そのまま9回表を守護神・ジェンクスが三者凡退して4−3で試合を終えました。この日はスタメンに入っていなかったシントロンですが、先発遊撃のウリーベが夫人の出産に立ち会うとの理由で急遽スクラッチ(文字通り名前を消される事=この場合先発から外れること)。突然の穴埋めでドラマチックな展開を作り、クラブハウスでも祝福を受けてました。これで1.5ゲーム差。このカードがますます面白くなりました。

帰宅してメールチェックすると、同友人から「今日は興奮した!!!やったー!」みたいな長いメールが。「そうだよねー」と返信したいのはやまやまですが、仕事が残ってます。現場のこんな興奮も活字に入ればいいのですが・・・。

先日プレスボックスの写真を撮ってもらいました。雰囲気だけでも伝われば。

Tuesday, June 06, 2006

Comrade

長年連絡が途絶えていた友人と再び連絡が取れた時って嬉しいものです。それが、かつて同じ目標を持って励まし合っていた仲間だったりすると、特に。

就職活動中に知り合った1人です。同じ業種を受験していると、どこに行っても、結局最終的に同じ顔ぶれに再会しますが、彼女はそんな感じで各地のテレビ/ラジオ局で待ち合いのパイプ椅子に並んで座った仲。その後お互い違う地域でアナウンサーになりましたが、近況を交換し合い「将来は東京で一緒に仕事しよう!」なんて言い合ってました。渡米して以来連絡が途絶え、たまに思い出しては残念に思っていたところです。

がっ!やはり、当時「すげぇ」と思ったオーラは健在でした。今では本当にフリーアナウンサーとして全国区で仕事をしているではないですか。最近再び連絡が繋がり、聞けば当時知り合ったもう1人の仲間も現在東京で活躍しているとか。相変わらずのエネルギーに脱帽です。

入り口は同じでしたが、今では彼女と私は一見、全然違う仕事に就いています。でも、彼女は「放送」という部分に、私は「取材」という部分にこだわり、それぞれ同じ目標を持って進んでいる事だけは確認できました。向かう方向が一緒だと、いつか再会できるものなんですね。今からは彼女を見失わないように、私も同じペースで日々努力するのみです。

Thursday, June 01, 2006

美人道2


ひとーつ:スマイル

昨日の事です。遠征先のクリーブランドからシカゴの美人ルームメートに思いを馳せました。「きっとあなただったら、もっとうまくやりましたね・・・」。

夜中に飲み物が欲しくて、ホテルのロビーでセキュリティのおじさんに「近所にコンビニはないか」と訪ねました。すると「オレがなんとかしてやろう(=I think I can do something for you=便利なフレーズです)」と、裏に入る事しばし。待ちくたびれた頃に、それはそれは美しいパーティ用のドリンクを用意して持ってきてくれました。予期せぬ”返事”に非常に恐縮し、

「ええええーと、お金払いまス。いくらですか?」と訪ねると一言:

「ユー、スマイル」。

正直、聞き間違えたかと思いました。

それじゃぁ、まぁ、そのぅ、アリガトウゴザイマス、デス、えへへ・・・、と笑った顔には沢山の縦線が入っていた事でしょう。ドリンクを持ち、歩きながらルーミーを思い出しました。

外見の違いはあれども、顔に縦線が入るよりきちんと笑う方がいい、なんて、んもう言う間でもありません。んが、堂々とするとか、背筋をシャキッと伸ばすとか、にこっと笑うとか、が、どうも苦手です。彼女を見るたびに、その重要性を思い知らされてきましたが、昨日は他人を介さず身を以て経験した、ということで、

ひとーつ!:スマイル

写真はそんなルーミー。許可を得て掲載。