Wednesday, December 28, 2005

眠れない。


ビールを飲んでベッドに飛び込んだと思ったら4時間後には目が覚めてしまいました。午前3時にはすっかり目が冴え、午前5時にはコーヒーを入れる始末。

そんな時差ぼけの早起きを利用して早速ご飯まで炊いています。

凍える気温を想像していたら、シカゴは"ど"快晴。裏のポーチに出てみましたが、気持ちいいです。先週は雪が積もっていたようですが、ここ数日は雨が降り雪が溶けたとか。シカゴ帰宅後の"予定"に「風邪をひく」が想定されていたのですが、大丈夫そうでよかったです。日が照ってるうちに食料調達だ!と思うのですが、リビングの居心地が良すぎて外出する気になれません。このお日様の当たり具合をどう説明しようかと、カメラを構えてしばし悩みました。窓際の植物にモデルになってもらったのですが、・・・分かりにくいか。

今朝はルームメートとコーヒー&「夕張メロンパン」で朝食。成田空港のシカゴ便ゲートは大抵同じ場所にあり、毎回ドトールコーヒーを通り過ぎるため、搭乗前にパンをまとめ買いするのが恒例になりました。なお、日本のお菓子は高評価を得ますが、パンの人気もなかなかです。「日本はお米の国だと思っていたのに」と目を見開く知人を見る度に「フフフ、甘く見るなよ」と、胸を張りたくなります(笑)。

日本での食事はどれもおいしかったのですが、自炊がさっぱりできず台所熱が高まっていました。1月までのんびりできそうなので、かねてより考えていたパン作りにでも挑戦してみようと思います。

Tuesday, December 27, 2005

I'm home!!


さっき築地でお寿司を食べていた私が今はリブをほおばっている・・・。

お寿司とリブの間には長時間フライトと言う”ブラックホール”がありますが、感覚的にはこんな気分でした。午後3時半にオヘア国際空港着。夜には荷解きも終わり、1ヶ月ぶりに再会したルームメートと2件隣にある馴染みのバー「Smoke Daddy (http://www.thesmokedaddy.com/)」へ食事に出かけました。狭いステージで窮屈そうにジャズ演奏するミュージシャンに、今回はつくづくシカゴ臭さを感じました。しょっちゅう来てる店なのですが、こぎれいな東京から帰ってくると余計に"埃っぽさ"を感じます。キリンでもアサヒでもなく、サミュエル・アダムス。つくづく、渋い街です。

2人のルームメートと一緒にアパートで私を待ってくれていたものがありました。私より背の高い、ほんもの!のクリスマスツリーです。暗い中点灯すると、東京の夜景なんかよりずっと、きれいでした。

うぅー、クリスマスに間に合わずごめんよ・・・との思いで一杯でしたが、あっけらかんとしたルーミー達は「別に枯れるまで家に置いておけばいい」「好きなだけ点灯すればいい」とケロッと言ってくれます。ビールを飲んでいたこともあり、もみの木の前で飛び跳ねてしまいました。・・・いや、酔ってなくても、飛んでたな。

そんな訳でお披露目です。なかなか綺麗に写ったと思うのですが、いかがですか?

Sunday, December 25, 2005

タマさん、初ワンマン。

ライブをすると言うので新宿コマ劇場まで足を運びました。

念のため説明を加えると「タマさん=元ポルノグラフィティのベーシスト」です。04年に脱退後ソロとして曲作りに励み、今月21日にリリースした初ソロAL「Great Pleasure」と共に「Tama」として再出発。ファンの前に姿を現すのは1年半ぶりとのことです。まさか日本でタマさんのステージを見る機会があるなんて、と嬉しい反面、ポルノ時代のイメージしかなかったため「あのシャイなタマさんがフロントマンかぁ・・・」と開演を待ちながら正直、心配、してました。

んがしかし。

トランペットを持ちステージ中央に立つタマさんを見て「突き抜けたな」という言葉が一番に浮かびました。なんて書くと偉そうですが。ワイオリカのazumiさんがゲストボーカルで参加していたり、本家ベースやギターも披露してくれたりと、かなり豪華なライブでした。ファンク/クラブ系の楽曲を聴いては「ポルノにおけるタマさん作曲の歌にもルーツがあるかも」、テクノだったりすると「お、もしかしてタマさんとしては珍しいのでは・・・?」など、余計な事を考える脳みそを「仕事で見に来ているんじゃ無いから」とたしなめつつ楽しんでました。

ライブ後、本人を含む関係者の方達とお喋りする機会がありました。この日のライブはスタッフ全員「タマ、ステージにお帰りなさい」の気持ちで作られたものだそうです。客席も、そんな感じだったと思います。

タマさんは一方、ポルノ時代はステージに立ってもライブを仕切る必要は無かった、全員の目が注がれるプレッシャーを初めて感じた、と苦笑いしてました。MCで喋りが飛んでしまい「ごめん、台本見てもいいかな」と舞台後ろに台本を取りに行ったり、アンコール最後の曲を途中でやり直すハメになったりと、本人の評価は「ど根性ライブ」でしたが、やり遂げられたのはタマさんの音楽と人柄があってこそ。大成功だったと思います。

長年知っている人のパフォーマンスを見ると、元気が出るのと同時に「負けられんな」と、下手なライバル心をかき立てられて困ります(この負けん気が自分を追いつめる元なので・・・)。でも、仕事を続ける限り、こういう輝いている人達といつ再会しても堂々としていたいなぁ、なんて、やっぱ思っちゃうんですね。

ならば、自分は自分のフィールドでベストを尽くさないと。2006年の目標をそろそろ具体的に絞ろうと思います。

Wednesday, December 14, 2005

ポルノグラフィティ@武道館

2夜連続でライブなんて、仕事してるみたいだ(笑)。

昨年は東京体育館で年越しカウントダウンライブを見たので、今年も年末かなぁ、そしたら日本にいないなぁ・・・と、残念に思っていたところのお誘い。「ナーイス!」と半ばスキップで武道館へ。来年からは、年末のライブ日程に合わせて帰国したいかも。

ポルノのライブは愛と主観なくしては見られません。音楽制作にもプロモーションにも関わらない私は”チーム”の一員ではありません。が、プレスとして彼らの成長を間近で見る機会に恵まれ、それがタイミングよく自分の初期成長時期とかぶった(成長と呼べるものが自分にあればの話ですが)ために、刺激を貰います。同い年だし、同じ瀬戸内文化で育っとるんやもんねぇ。親近感も余計に沸きます。

もちょっと振り返れば、01年末。いくら風来坊の私でも「渡米」はそれなりに大きな決断でしたが「人間が変わる訳ではない。環境が変わったからって関係が壊れる事はないでしょ」とか「自分で決断する事は、いつでも正しいのです!」と言って不安を全部取り除いて送り出してくれたのが、このチームでした。

そして、05年末もホントに変わらず接して貰ってる。嬉しい事です。

ギターのハルイチさんは第一声「今年のホワイトソックス、ほんまにすごかったねぇ」(参考:去年は「ロジャー・クレメンスのサイン欲しいんじゃけど、むり?」)。だと思って「Slugger」を何冊か持ってきたんだってば。選手のサインじゃなくて、ご、ごめん(でも、プレスって基本的にサイン頼むのNGですから)。”手みやげ”持って参上できただけでも、ちょっとは進歩と呼べない・・・かなぁ・・・?

来年再会のチャンスがあれば、もっと楽しいお土産を持って帰れたらいいな。ライブ見に行ったのに、なんか違う気持ちを持って武道館を後にしたのでした。

Tuesday, December 13, 2005

PE'Z live@恵比寿liquid room

昔からの馴染みの顔を見る事により、徐々に日本のペースをつかみ、出かける場所も増えた。Yipsなどと、何をオドオドと過ごす必要があるか。あーそぼっと。

そこで、恵比寿リキッドルーム。

デビュー時から良く知るPE'Zのlive4days初日に行ってきました。最近ではサッカー番組のBGMとして良く耳にしており、その度にストリートから始まった彼らの6年間を反芻しては人知れずしみじみしています。

今回のライブはテーマ別に、ロック、クラブ、ジャズ、ポップをそれぞれフィーチャーする4日間だそうで、ダントツ人気は3日目のジャズだったとか(ま、そうだろうな)。初日は東京事変のメンバーでもあるヒイズミマサユ機氏をフィーチャーした「ピアノロック」の日。鍵盤ないところまで指が流れる勢いは、いやはや、太かったです。ライブを見る頻度が減ると、逆に前回との差にも気づきやすくなりますが、見る度に風格が出て、かっこいいです。

PE'Zのライブと言えばなぜかいつもリキッドルームなのですが、このライブハウスの雰囲気も実は好きだったりします。薄暗くスモーキーな会場に人が埋まっていくのを見ながら、演奏前に一杯引っ掛けられるというところ。Zima飲むのも久しぶりだなぁ。あれこれと懐かしいテイストに浸る一晩となりました。

Thursday, December 08, 2005

Yips

あんまり悔しいから語源を調べてみた。

そう、「イップス」。Yip(子犬の吠える声)から来ているのかぁ・・・、なんて感心してる場合でもない。なぜに極度の緊張が生まれなきゃいけないのだ、と、逆切れすることにより忘れる、という不健康なやり方でとりあえず毎日顔を上げている始末。なんだろなー。

頭では分かっているのですが、目にする人達みんなみんなが凄く仕事ができる・・・「ようにみえる」ので、「微力すぎてごめんなさい」という気になる。きっとそうじゃないんだけど、そして、きっと私でも多少は自信もってできる部分がある、はず、なんですけど。

Friday, December 02, 2005

日本、その2。


どんなに馴染めなくても、ごはんは日本がいちばん。

いや、母国なので馴染めなくもないのですが(言葉だって分かってるし)。ただ、気が合うのはどうしても外国人か帰国人。今日はオフだったこともあり、"その組み合わせ"で食事に出かけました。ぎょうざ。来年1年食べなくてもいいぐらい沢山食べました。「食いだめ」って、こういう状況でのみ使える言葉なんですね、きっと。

正直、今日が日本に来て初めてリラックスできた日だったかもしれません。「仕事」という関係が無いからなのか、自分が英語で喋れるからなのか、分からないのですが、でも、やっと自分でいられた気がします。はぁー。日本にいるって、なんだか大変。

しかし先日こんな言葉を習いました:「イップス」。なんでもゴルフ用語で、パターをしようとして頭で考えすぎて体が動かなくなる状態の事を指すそうです。ふむ。ちょっと今の自分の状態に似ている。もちろん考えない事が打開策。

じぶんでいなきゃぁー。

今日は築地のおばちゃんを紹介。

Tuesday, November 29, 2005

にほーん。


あ、「Desperate Housewives」やってるー。

アメリカで凄く人気があるドラマなんだけど、シカゴでも見た事無かった・・・のに、それが現在最も馴染みあるものだなんて。つい副音声のオリジナルボイスにして聞き流しています。なつかしぃー。

日本に帰るとなんだか緊張します。流行のものは全然分からないしね。それに(自分では凄くイヤなんだけど)、モノにぶつかったりすると「oops!」とか、つい出ちゃう。やだなぁ。仕事先で会う人たちはみんないい人で凄く親切にしてもらってるんだけど、敬語を使ったりする事で、やっぱ、緊張してる自分がいます。この精神状態、なんなんだろうなぁ。

そして今日、もういっこ、面白い現象を発見しました。

私だけ、寒くないらしい。

シカゴは現在雪による路上駐車規制が出るぐらいの寒さ。極寒を避けて日本にいる訳だけど、やっぱり自分の体は寒さに耐えられるようになったみたいです。周囲の「今日寒いよねー」の言葉にどうしても「え、そうですか?」と思ってしまう。「明日は寒いらしい」と天気予報で言うので厚いコートを着て外出すると、・・・寒くない・・・。今朝なんて、軽いカーディガンだけを羽織って外に出ると、すれ違う大多数の人達がダウンジャケットでした。

なぜか日本に馴染めず、きっとこんなままシカゴに帰って「やっぱりおうちが一番ねー」と安心するんだろうなぁ。

今日は日本の綺麗な写真を紹介。

Saturday, November 26, 2005

時差ぼけ・・・

日本帰ってきた。

で、帰国してしばし「夕方に凄く眠く早朝目が覚める」という日々が続いています。

今日もそう。前日は午後7、8時頃に急に眠気が襲ってきて、深夜12時には意識が飛びました。今朝目覚めて時計を見たら午前6時前。うぅーーー、とゴロゴロすること2時間半。「ただ横になるだけでも疲れは取れるはずだ!」と強い信念のもと布団をかぶっていましたが、仕方なくコーヒーを飲む事に。9時。午後からの仕事なので今日は長い1日になりそうです。

そうそう、シカゴでチェックインした際、手荷物が重量オーバーでチャージされました。9パウンド超過。日本について改めて何が重かったのか確認すると、お土産のチョコレートだけで5パウンドぐらいありました。きっとこれと靴だったんだな。ちぇ。

帰国早々美容院へ出かけたら、前髪が短くなりすぎました。鏡を見る度に違和感を覚えていたのですが、昨日ボスに「韓国女優みたいだな」と、かなり的を得た一言を貰い、更に落ち込む始末。ちぇ。

それでも久しぶりに再会する方々が前と変わらず接してくれるのは嬉しいです。成田到着後すぐ携帯をオンにすると「おかえり!」メールが沢山入ってて、緊張(なぜか日本に帰るといつも緊張します)がいっぺんにほぐれました。「はい、帰国しました」とメールを返すと即電話を下さった方がいて、第一声が「世界一女、戻ってきたか!」。笑いました。

シーズン通してホワイトソックスを取材できたラッキーな私の、オフの”影ニックネーム”になりそうです。

Tuesday, November 22, 2005

チョコレートの風

シカゴを歩くと、チョコのにおいがします。

いや、ほんとだよ。

何故ならダウンタウンからちょっと西に逸れた川沿いに「ブラマーズ・ファクトリー」というチョコレート工場があるからです。ハーシーやm&mなどにチョコを卸す大手工場がカカオ豆を挽くにおいが風に乗りダウンタウンを流れるので、ほろ苦いチョコのにおいはシカゴアンにはおなじみです。

その工場にはなんとアウトレットのチョコショップもある。今日は日本へのお土産を買うべく、バスに乗ってちょっくらチョコショッピングに出向きました。

チョコプレッツェル、アーモンドチョコ、グミチョコベア、レーズンチョコ、ヨーグルトチョコ(絶品!)、などなど、様々種類のチョコが赤い紙袋に入って並んでいます。まだどこのブランドにも届いていないチョコ(クライアントによって砂糖などの配合が違うらしい)にはレーベルがなく、ただ、赤い紙袋にシンプルに値札がついているだけ。大々的に宣伝されている訳でもないので、口コミで知る人が多く「知る人ぞ知る」的ショップなのですが(私は学校新聞の取材で行って以来、広めています・笑)、それでもいつ行ってもにぎわっています。

日本にいる「チョコプレッツッェル」の大ファンの方の為に何パウンドか買いました。スーツケースの奥の方に閉まっておかないと、出発までに自分で食べてしまいそうで要注意です。

Monday, November 21, 2005

Yarn Time!

近所にある毛糸屋さんのすっかり常連になってしまいました。

チェーン・カスタマーのレシピは次の通りです。

まずうちから1分で行ける。そして可愛い毛糸ばかり揃えている。更にお店に入ると気持ちいいソファでいつも何人かが編み物をしている・・・こんなの拒否する訳にいかないです。それに毛糸って、何を編んでも最後にちょっと余る。なので「この残りでまた何か作りたいなぁ・・・」なんて考えてしまって、ついつい頻繁に足を運ぶようになってしまう。はい、常連の出来上がりです。

昨晩は夜中から始まるコメディを見に行き、その後興奮冷めやらぬまま近所のバーに突入し、ずっと笑っていたので、今日はゆっくりした1日でした。小さい仕事を済ませると、1分後にはお店のドアを開けていました。こんなに近所にあるなんて、ずるい。残りの午後はずっと帽子を編んでました。しかし、今度は15センチぐらいしか余らせなかったので、日本から帰ってくるまで編み物の事を思い出す必要はなさそう。よしよし。他にも仕事したりしなきゃいけないので、ハマるとこの誘惑から抜け出すのはキツいです。

しかし、実は、紺色の毛糸と一緒に実はピンク系の色んな色が1本に混じった技ありを1玉を買ってしまっているのです。間もなく日本に発つので、それまで隠しておかなきゃ。

Saturday, November 19, 2005

ボジョレー解禁日


昨日がそうでした。

それを口実に昨晩は友人と4人で極寒のシカゴへ。・・・って、うちから3ブロック先ぐらいなものなんですけど。しかも車でドアの前まで行ったにもかかわらず、お店に入るまでに凍えてしまいそうでした。

それでもバーは写真展が催されていた事もあり、非常ににぎわっていました。木のプラットホームだったり、シカゴリバー沿いの橋だったり、シカゴダウンタウンのショットは全部馴染みがあるものでしたが、改めて白黒の写真で見るとかっこいいです。シカゴが益々好きになりました。飲んだワインはボジョレー・”ヌーボー”ではなく、ボジョレー・なんとか・・・(うぅー、思い出せません。ク、クレールとかクベールとか・・・)ええと・・・おいしかったです(笑)。

オリーブとアーティチョークの乗ったピザをつまみながら、近況を話していると、ふと1人が「娘の小学校を選ぶので忙しい」とぽつり。同い年であるイタリア系アメリカ人の彼女にはまもなく5歳になる娘、セーラちゃんがいますが、レベルの高いパブリックスクールを探すか、安心な私立へ入れるかで、毎日各学校の概要を読んでは「ここは遠い、ここはマイノリティが少ない、ここは学力がイマイチ」などと頭を悩ませているそうです。

アメリカの公立学校は授業料が無料。ただ地域によっては学力レベルが低い(全国規定テストの合格率で見るそう)とか、校門に金属探知機があるなど"必要以上に安全に気を使う=つまり危ない"とかで、子供を安心して通わせる為に両親は一苦労。事前に学校訪問も行い熱心に調べています。一方私立には基本的に治安が悪い学校は無いようですが、大学までのマグネット・スクール(付属校)など日本のように子供に入学試験を課すなど、応募したからといって入学できるものでもないとか。*友人によると、両親が積極的に学校行事に関わりたいという意欲を見せるのも大事だとか。ふーん。

日本に馴染み位の無い言葉に「マイノリティ・パーセンテージ」というものがあります。いわゆる"白人"の子供に偏ってしまわないよう、学校側が既に白人以外の生徒の入学率を設定することで、現在のマイノリティ率の一般的な数字は65パーセント。入学案内には子供の人種(raceではなくethnicityを使います)のチェック欄があり、セーラちゃんの場合はパパが韓国系アメリカ人なことを"利用"し(笑)、「アジア系」の欄をチェックするそうです。「でもねー、書いてる親の名字がカプト(イタリアに良くある名字。友人は夫婦別姓を採っています)だからねー、アジアンじゃないじゃんって突っ込まれるよ」とワイン片手に笑っていました。

彼女も黒髪、黒い瞳なのでセーラちゃんは一見アジア人っぽい。でもイタリアンの血を引き継ぎ髪は巻き毛で、両親どちらにも似ていて可愛いです。日本人である私は同じアジア系の外見だからか良くなついてくれてます。私の"アメリカ歴"も5年だから、英語に触れている年数としても”同い年”だし、何かと共通点が多いです。

Thursday, November 17, 2005

シカゴはついに・・・


雪が吹雪いてます。おどろいた。もうそんな時期か。

しかし、もっと驚いたのは自分が起きた時間だったりして・・・。もう午後2時だ・・・。言い訳をすると、昨晩遅くまで起きていた事もあり、今日は遅くまで寝ていようと思ったら、午前7時頃に立て続けに2件程仕事の電話が入ったんですね。それで9時に寝直した、と・・・。

にしても遅いな(冷汗)、本当は正午ぐらいに目覚めるはずだったのに。

メール読んだり、コーヒー入れたり、今日は特にこれと言った忙しい仕事はありません。そういう時に先々の締め切りを片付けると賢いのですが、さて、だらけグセのついた私にそれができるかな。すぐ隣には新しいおもちゃがあるし、マフラーを仕上げた残りの毛糸で帽子を編み始めちゃったし。久しぶりに開いた本は案外面白いし・・・。

まずはコーヒーを飲んでから考えようかな。最近我が家で活躍中のおもちゃを紹介。

Monday, November 14, 2005

買い物おさめ

もう、これ以上お店に出向いてはならない。

とでも書いて自分の部屋にでも吊るしておかないと、やばい。ひたすら買ってました。でも、前からアパートに欲しいものばかりだったので、それなりに”必要経費”なんだけど、連日ショッピング続き。いくら自分が女でもブレーキをかけないといけません。

でも、正直、たのしかったです。だって、前から欲しかったものが全部揃いましたから。例えば:

1)カウチ。丸くて埋まりそうなぐらい深いので、鳥の巣にでも入っている気分です。2)バランスボールとゴムバンド。寒い中電車に乗ってジムに行ってると、風邪引きそうです。これでうちから1歩も出ないでも体を鍛える事ができます。3)小物。小さいクッションとかキャンドルとかサンダルとか毛糸とかを、いっぱい。・・・えーと、えーと、だって、・・・セールだったんだもんなぁー・・・。

「買い物セーブ張り紙」の理由は明らかです。気をつけなきゃ。

今朝はそれでも日曜にしては早起きしてジムからスタート。前日のSoul Vegetarianがベジにしては割とヘビーだった事もあり、しっかり運動してきました。その後グッズ達を買い求め、自宅に全部セッティング。途中だった編み物をしながら映画を見たり、ルームメートと新しいカウチを取り合ったり、その後家から出る事はありませんでした。

Sunday, November 13, 2005

雨の週末

一時帰国の日程が迫っているので、冷蔵庫一掃の日々が続いています。昨日は余り野菜でキッシュを作りました。案外成功。仕事が何となくはかどった事もあり、昨日はなんだか充実でした。そこで金曜の夜なのに早々に帰宅したルームメートと共におしゃれをしてダウンタウンのワインバーへ。滅多に着ない服を着て出かけるのは楽しいものです。

そして今朝。

酔い、いや、”良い”気分で朝寝坊し、起きて窓の外を見ると、雨。絶好のぐうたら日和になりました。本を読んだり編み物をしたり電話でおしゃべりをしたり、ぐうたら三昧です。夜は久々に顔を合わす友人達とベジ・オンリーのソールフードを出してくれるレストランに出かけるので、遊んでばっかり。野球シーズン中には考えられなかった”週末”らしい時間を過ごしています。

さて、レストランの名前は「Soul Vegetarian」。全員名前は聞いた事があるのですが、滅多に行かないサウスサイドにあるので今晩が初挑戦になります。おいしいのかな、どうなのかな。楽しんできます。

Friday, November 11, 2005

健康に。


無事に締め切りも終わったし。

しばらく、本当の意味で”オフ”れます。手始めに掃除洗濯(笑)。アパート中を一気に綺麗にしてみました。案外、広いんです。それで家中の植木に水をやったりしているとあっという間に夕方になっちゃいました。

ルームメートもそろそろ帰宅か?と察知したので、簡単ながら夕食を作り、忙しくシカゴ大学近辺の事件を追う美人記者をねぎらう事に。お味噌汁と、ひじきんぴら(お察しの通りヒジキとゴボウ)とオクラカツオブシ炒め。ちょーうど出来上がった頃にホントに帰ってきてくれた彼女は、白ワインをあけてくれました。

聞くとこの日の仕事後、本当は出かける予定があったのに「どーうも、行く気にならなかったのよねー」と帰ってきたそう。良く分からないけど、ピピッと来たんだよね。お互いダイエットしなきゃと言い合ってるので、小食和食でヘルシーなディナーになりました。

週末にはジムにヨガに行く事に決定。オフぐらい健康でいなきゃ。

Thursday, November 10, 2005

せっかくオフなのに・・・

風邪が治らずです。

薬を飲んで治らないので辛いですね。ま、でも、それなりに仕事したり買い物したりで何かと11月のシカゴを出歩いているのですから、無理もありません。それでもよい天気が続いているうちに冬ごもりの支度をしなければです。もっと寒くなったら外に出るのは極力最低限に抑えたいですから。

冬はもうカウチポテトに限ります。オーブンで何かを焼きながらコンロでスープでも煮込めば、それでアパートはホカホカです。ごはんができるまでテレビの前でルームメートとワインを片手に編み物をすれば、窓の外が氷点下の銀世界でも何の不満もありません。今はもう1脚ぐらいソファが欲しいところで、座り心地の良いソファを探し求めています。

そして、ついに今日、Schwinnのエクササイズバイクがうちに届きました。完璧です(笑)。ダメ押しで今週末、バランスボールを買いに出かけます。

冬が楽しみです。

Tuesday, November 08, 2005

バケーションin LA

先週、ネットで衝動買いをしてしまいました。

「Last minutes deal! Chicago to LA w/Rent a car $296~」

毎週届くように設定しているtravelzooのニュースレターに思わず目が止まり、クリック。その後2、3回のクリックを繰り返し、緊急週末バカンスを企画しました。シカゴーロス間の往復航空券は通常300ドル以上します。レンタカーはフル保険やガソリンチャージを含めると1日100ドル以上します。ね、お買い得でしょう?

やや風邪気味だった体調を顧みず、ビバリーヒルズでフェイシャルとフットマッサージ。サンタモニカ周辺で行われていた映画祭を横目にベニスビーチをドライブし、ハリウッドでコメディ鑑賞(体調全快ならきっとここでクラビングだったはずです、残念)。マリブでシーフードなどガラにも無いバケーションでとりあえず無休で1ヶ月以上乗り切った自分をねぎらいました。

それにしても西海岸はシカゴとさっぱり違う。道路には半袖のローラーブレーダー、サーフボードを抱えるサイクリストがあふれ「北半球の11月は冬」という私の概念をすっかり覆してくれました。ヤシの木も生えてるし。いちいちキャリフォルニアだなぁ。

日曜深夜発のレッドアイで早朝帰宅。紅葉色づく秋のシカゴはやや肌寒く、つかの間のバケーションの余韻に浸るまもなく現実に引き戻されました。はくしょん。

風邪治そ。

Friday, November 04, 2005

泥棒商店


英語で言うとThrift Shop。中古ものが勢揃いしているノミの市です。うちの近所のショップはいつ見ても閉まっているので「やる気無いなぁ」という印象しか無かったのですが、昨日の散歩中にめずらしくドアが開いているのを発見。掘り出し物でもないかと覘いてみました。

あった。

自転車メーカー、Schwinn製のエクササイズ・バイクマシン。私の自転車もここので、形が可愛いので非常に気に入っているのですが、まさかこんなものまで作るとは、やるな、Schwinn。おじさんに値段を聴くと30ドルなり。リビングルームに置く事になるから一応ルームメートにも許可を取り、速攻購入しました。ただ、私一人では重すぎて運べない。取り置き札をつけて、改めて引き取りに参上する事になりました。たのしみぃ。

そのバイクマシンの写真がないので、自分の自転車をば。

Thursday, November 03, 2005

オフが始まる。


シカゴは寒いでしょ?

というお便りが良く届く。が、そんなことはない。秋晴れのお散歩日和が続いてます。なので今日は郵便局に行きがてら近所を再散策する予定です。最近うちのまわりはにわかに色んなお店がオープン。シーズン中は夜中のウインドウショッピングばかりで、洋服屋もカフェも家具屋もスパも毛糸屋さんも、閉まった店先を寂しく覘く程度でした。今日はしかし、時間がのんびりあるのだ。いえい。郵便局に行くことを忘れないようにしなきゃな。すぐ隣の店から入って行きそうだし。