Wednesday, December 28, 2005

眠れない。


ビールを飲んでベッドに飛び込んだと思ったら4時間後には目が覚めてしまいました。午前3時にはすっかり目が冴え、午前5時にはコーヒーを入れる始末。

そんな時差ぼけの早起きを利用して早速ご飯まで炊いています。

凍える気温を想像していたら、シカゴは"ど"快晴。裏のポーチに出てみましたが、気持ちいいです。先週は雪が積もっていたようですが、ここ数日は雨が降り雪が溶けたとか。シカゴ帰宅後の"予定"に「風邪をひく」が想定されていたのですが、大丈夫そうでよかったです。日が照ってるうちに食料調達だ!と思うのですが、リビングの居心地が良すぎて外出する気になれません。このお日様の当たり具合をどう説明しようかと、カメラを構えてしばし悩みました。窓際の植物にモデルになってもらったのですが、・・・分かりにくいか。

今朝はルームメートとコーヒー&「夕張メロンパン」で朝食。成田空港のシカゴ便ゲートは大抵同じ場所にあり、毎回ドトールコーヒーを通り過ぎるため、搭乗前にパンをまとめ買いするのが恒例になりました。なお、日本のお菓子は高評価を得ますが、パンの人気もなかなかです。「日本はお米の国だと思っていたのに」と目を見開く知人を見る度に「フフフ、甘く見るなよ」と、胸を張りたくなります(笑)。

日本での食事はどれもおいしかったのですが、自炊がさっぱりできず台所熱が高まっていました。1月までのんびりできそうなので、かねてより考えていたパン作りにでも挑戦してみようと思います。

Tuesday, December 27, 2005

I'm home!!


さっき築地でお寿司を食べていた私が今はリブをほおばっている・・・。

お寿司とリブの間には長時間フライトと言う”ブラックホール”がありますが、感覚的にはこんな気分でした。午後3時半にオヘア国際空港着。夜には荷解きも終わり、1ヶ月ぶりに再会したルームメートと2件隣にある馴染みのバー「Smoke Daddy (http://www.thesmokedaddy.com/)」へ食事に出かけました。狭いステージで窮屈そうにジャズ演奏するミュージシャンに、今回はつくづくシカゴ臭さを感じました。しょっちゅう来てる店なのですが、こぎれいな東京から帰ってくると余計に"埃っぽさ"を感じます。キリンでもアサヒでもなく、サミュエル・アダムス。つくづく、渋い街です。

2人のルームメートと一緒にアパートで私を待ってくれていたものがありました。私より背の高い、ほんもの!のクリスマスツリーです。暗い中点灯すると、東京の夜景なんかよりずっと、きれいでした。

うぅー、クリスマスに間に合わずごめんよ・・・との思いで一杯でしたが、あっけらかんとしたルーミー達は「別に枯れるまで家に置いておけばいい」「好きなだけ点灯すればいい」とケロッと言ってくれます。ビールを飲んでいたこともあり、もみの木の前で飛び跳ねてしまいました。・・・いや、酔ってなくても、飛んでたな。

そんな訳でお披露目です。なかなか綺麗に写ったと思うのですが、いかがですか?

Sunday, December 25, 2005

タマさん、初ワンマン。

ライブをすると言うので新宿コマ劇場まで足を運びました。

念のため説明を加えると「タマさん=元ポルノグラフィティのベーシスト」です。04年に脱退後ソロとして曲作りに励み、今月21日にリリースした初ソロAL「Great Pleasure」と共に「Tama」として再出発。ファンの前に姿を現すのは1年半ぶりとのことです。まさか日本でタマさんのステージを見る機会があるなんて、と嬉しい反面、ポルノ時代のイメージしかなかったため「あのシャイなタマさんがフロントマンかぁ・・・」と開演を待ちながら正直、心配、してました。

んがしかし。

トランペットを持ちステージ中央に立つタマさんを見て「突き抜けたな」という言葉が一番に浮かびました。なんて書くと偉そうですが。ワイオリカのazumiさんがゲストボーカルで参加していたり、本家ベースやギターも披露してくれたりと、かなり豪華なライブでした。ファンク/クラブ系の楽曲を聴いては「ポルノにおけるタマさん作曲の歌にもルーツがあるかも」、テクノだったりすると「お、もしかしてタマさんとしては珍しいのでは・・・?」など、余計な事を考える脳みそを「仕事で見に来ているんじゃ無いから」とたしなめつつ楽しんでました。

ライブ後、本人を含む関係者の方達とお喋りする機会がありました。この日のライブはスタッフ全員「タマ、ステージにお帰りなさい」の気持ちで作られたものだそうです。客席も、そんな感じだったと思います。

タマさんは一方、ポルノ時代はステージに立ってもライブを仕切る必要は無かった、全員の目が注がれるプレッシャーを初めて感じた、と苦笑いしてました。MCで喋りが飛んでしまい「ごめん、台本見てもいいかな」と舞台後ろに台本を取りに行ったり、アンコール最後の曲を途中でやり直すハメになったりと、本人の評価は「ど根性ライブ」でしたが、やり遂げられたのはタマさんの音楽と人柄があってこそ。大成功だったと思います。

長年知っている人のパフォーマンスを見ると、元気が出るのと同時に「負けられんな」と、下手なライバル心をかき立てられて困ります(この負けん気が自分を追いつめる元なので・・・)。でも、仕事を続ける限り、こういう輝いている人達といつ再会しても堂々としていたいなぁ、なんて、やっぱ思っちゃうんですね。

ならば、自分は自分のフィールドでベストを尽くさないと。2006年の目標をそろそろ具体的に絞ろうと思います。

Wednesday, December 14, 2005

ポルノグラフィティ@武道館

2夜連続でライブなんて、仕事してるみたいだ(笑)。

昨年は東京体育館で年越しカウントダウンライブを見たので、今年も年末かなぁ、そしたら日本にいないなぁ・・・と、残念に思っていたところのお誘い。「ナーイス!」と半ばスキップで武道館へ。来年からは、年末のライブ日程に合わせて帰国したいかも。

ポルノのライブは愛と主観なくしては見られません。音楽制作にもプロモーションにも関わらない私は”チーム”の一員ではありません。が、プレスとして彼らの成長を間近で見る機会に恵まれ、それがタイミングよく自分の初期成長時期とかぶった(成長と呼べるものが自分にあればの話ですが)ために、刺激を貰います。同い年だし、同じ瀬戸内文化で育っとるんやもんねぇ。親近感も余計に沸きます。

もちょっと振り返れば、01年末。いくら風来坊の私でも「渡米」はそれなりに大きな決断でしたが「人間が変わる訳ではない。環境が変わったからって関係が壊れる事はないでしょ」とか「自分で決断する事は、いつでも正しいのです!」と言って不安を全部取り除いて送り出してくれたのが、このチームでした。

そして、05年末もホントに変わらず接して貰ってる。嬉しい事です。

ギターのハルイチさんは第一声「今年のホワイトソックス、ほんまにすごかったねぇ」(参考:去年は「ロジャー・クレメンスのサイン欲しいんじゃけど、むり?」)。だと思って「Slugger」を何冊か持ってきたんだってば。選手のサインじゃなくて、ご、ごめん(でも、プレスって基本的にサイン頼むのNGですから)。”手みやげ”持って参上できただけでも、ちょっとは進歩と呼べない・・・かなぁ・・・?

来年再会のチャンスがあれば、もっと楽しいお土産を持って帰れたらいいな。ライブ見に行ったのに、なんか違う気持ちを持って武道館を後にしたのでした。

Tuesday, December 13, 2005

PE'Z live@恵比寿liquid room

昔からの馴染みの顔を見る事により、徐々に日本のペースをつかみ、出かける場所も増えた。Yipsなどと、何をオドオドと過ごす必要があるか。あーそぼっと。

そこで、恵比寿リキッドルーム。

デビュー時から良く知るPE'Zのlive4days初日に行ってきました。最近ではサッカー番組のBGMとして良く耳にしており、その度にストリートから始まった彼らの6年間を反芻しては人知れずしみじみしています。

今回のライブはテーマ別に、ロック、クラブ、ジャズ、ポップをそれぞれフィーチャーする4日間だそうで、ダントツ人気は3日目のジャズだったとか(ま、そうだろうな)。初日は東京事変のメンバーでもあるヒイズミマサユ機氏をフィーチャーした「ピアノロック」の日。鍵盤ないところまで指が流れる勢いは、いやはや、太かったです。ライブを見る頻度が減ると、逆に前回との差にも気づきやすくなりますが、見る度に風格が出て、かっこいいです。

PE'Zのライブと言えばなぜかいつもリキッドルームなのですが、このライブハウスの雰囲気も実は好きだったりします。薄暗くスモーキーな会場に人が埋まっていくのを見ながら、演奏前に一杯引っ掛けられるというところ。Zima飲むのも久しぶりだなぁ。あれこれと懐かしいテイストに浸る一晩となりました。

Thursday, December 08, 2005

Yips

あんまり悔しいから語源を調べてみた。

そう、「イップス」。Yip(子犬の吠える声)から来ているのかぁ・・・、なんて感心してる場合でもない。なぜに極度の緊張が生まれなきゃいけないのだ、と、逆切れすることにより忘れる、という不健康なやり方でとりあえず毎日顔を上げている始末。なんだろなー。

頭では分かっているのですが、目にする人達みんなみんなが凄く仕事ができる・・・「ようにみえる」ので、「微力すぎてごめんなさい」という気になる。きっとそうじゃないんだけど、そして、きっと私でも多少は自信もってできる部分がある、はず、なんですけど。

Friday, December 02, 2005

日本、その2。


どんなに馴染めなくても、ごはんは日本がいちばん。

いや、母国なので馴染めなくもないのですが(言葉だって分かってるし)。ただ、気が合うのはどうしても外国人か帰国人。今日はオフだったこともあり、"その組み合わせ"で食事に出かけました。ぎょうざ。来年1年食べなくてもいいぐらい沢山食べました。「食いだめ」って、こういう状況でのみ使える言葉なんですね、きっと。

正直、今日が日本に来て初めてリラックスできた日だったかもしれません。「仕事」という関係が無いからなのか、自分が英語で喋れるからなのか、分からないのですが、でも、やっと自分でいられた気がします。はぁー。日本にいるって、なんだか大変。

しかし先日こんな言葉を習いました:「イップス」。なんでもゴルフ用語で、パターをしようとして頭で考えすぎて体が動かなくなる状態の事を指すそうです。ふむ。ちょっと今の自分の状態に似ている。もちろん考えない事が打開策。

じぶんでいなきゃぁー。

今日は築地のおばちゃんを紹介。