Saturday, September 29, 2012

Autumn

少し涼しくなったので、オーブン。

今日は夕方からガレットを焼きました。セルクルがないので、分厚い「ガレット・ブルトンヌ」は諦めて、"カジュアル版"ですが。。。

あら熱が取れたので、明日のおやつ&近所の食べ盛りガールズへの差し入れに☆



「涼しくなったから」も理由の1つでしたが、「美味しそうな珈琲豆が買えたから」と言うのも1つ。久しぶりに近所の珈琲豆屋へ行ってみたら、知らないタイプのブレンドが置いてあり「ブルーマウンテンを使った評判のタイプ!」なぁんて大プッシュしていて、つい手に取ってしまったのでした(笑)。同じ値段で普段買う種類の半分の量しか入ってなかったのに。えへへ。

ただ、先月・今月は何故か「コーヒー断ち」のようなレベルで飲めずだったので、久々に旨い珈琲で秋を迎えるのも良かろうと。

新しい豆はお湯を注ぐと綺麗に膨れ上がるので、それだけで嬉しくなりますね。

まだ暑さが抜けない関西ですが、それでも少し秋の気分を味わってみました。

Wednesday, September 26, 2012

「過去の自分」と「未来の自分」と。

最近、似たような話題で意見を述べる機会が多く、それを通じて気付いた「自分が頻繁に口にする単語」が2つある事に気付きました。

それが「過去の自分」と「未来の自分」です。

メールで問い合わせを頂いて返信をする際、電話で相談を受けた際、直接お茶して会話する際、と色々な場面で、「あー、私また言ってるなぁ」と(苦笑)。

どんな話題か、と言うと。

ええと、簡単に書くと「環境が変わる知人へ向けての意見」・・・です。

新しい環境に飛び込むにあたりどうだろう、と考えている知人へ向けて:「過去の自分を必要以上に謙遜しないでも良いのでは・・・」とか、「未来の自分に失礼のない選択をするべきかと・・・」とか、言いたくなる場面が多く。

(これだけ書くと「おまえ、エラそう」と言われそうなのは、承知なんですけど、一応この前後に何となく色々とね、やりとりも、あるんです、あった上でと言うことで、ハイ、笑)

その都度、「あ、また使っちった」と、内心テヘへと感じていたのですが、ただ、私としては、その言葉が適切だと思ったから、使っていたのであって(そして、他に思いつかなかったから、ですね・苦笑)。

特にここ最近、海外へ移動したり、海外から戻ってきたり、と、大きな変化を目の前にしている人の話を聞く機会が多かったです。それを聞き、素直に「へぇ、でも私こう思う・・・」と話しながら、「自分が頻繁に使う言葉がある」と気付いたのですが、それと同時に「そういう人たちが、自分自身をきちんと評価していない気がする」と言うことも発見しました。 必要以上に謙遜している人が多く、それは「過去の自分」に対して、ちょっと失礼かな、と思いましたし、同時に「未来の自分」に向けても良いお膳立てができないんじゃないかな・・・と感じたのです。

自分自身の「今」を、客観的に見るのはとても難しいですよね。その上、今のフィールドを外れた場所に移るにあたって、自信満々で挑める人の方が少ないですよね。だからこそ「用心する」のは大切ですが、でも、それと「過小評価」は、ちょっと違うんだろうなぁーと感じました。

そんな時に「過去の自分」と「未来の自分」へのリスペクトを持っておこう!と、一番に考えることができれば、「今の自分」について割と正しく考えられるし、正しく頑張れるんじゃないかなぁ、と、思うんです。そして「他」を気にする事も、少なくなると思います。。。と、間もなく結婚しよかな、仕事どうしようかな、と思っている知人とも、先日そんな話になったのですが(笑)

そうやって誰かに向けて、この言葉を使いながら、自分自身に対しても「私は今、どうかな」と考える機会が増えました。さて、私は、大丈夫なんだろか。

過去の自分に「そんなオチかよ!?」 と思われないように。未来の自分が「あのとき、アタシなにやってたんだろ・・・」と思わないように。私としては、今、そのために、地に足をつけて、柔らかく生きていくのがきっと良いのだろなー、と思ってます。行動に移すのは、明日ぐらいから・・・、かなぁ(笑)
 

Saturday, September 15, 2012

Dearly Beloved

今日は友人夫妻を自宅に招いて「タコパー」、そうです、「たこ焼きパーティ」をしました。大阪に来て2年。少し関西の文化も取り入れつつあります(笑)



すっかりくつろぎ、友人にたこ焼きを任せる私・・・。

さ て、そんな友人がお土産に持ってきてくれたのが「Dearly Beloved」と言う名のワイン。単語で雰囲気は分かるし、辞書にも「大切なあなた」と日本語の意味は出ていましたが、これが冠婚葬祭等の際に宗教的な意味合いを含んで使う表現である事は、知りませんでした。結婚式などでは定番のように使うそうです。

へぇ、なんて関心していると、友人が一言:

「こういうのを訳すのって、難しいだろうね」

なんて事言うんだ、ワイン飲んでるときに。酔った頭で考えなきゃいけないじゃないか・・・。と、以来たこ焼きをよそに、えーと、えーと、なんて頭をグルグルとさせてしまいました。

まずは情報収集。

何故このワインにこの名前がついたのか。その説明はボトルに書いてありました。

"Dearly Beloved brings together the finest red wines from the Central Coast to create the perfect union of flavor and aroma. Aromas of dark cherry, plum and spicy vanilla oak vow to pair perfectly with blueberry, black currant and toasted vanilla bean flavors"

要するに風味と香りが一体となり素晴らしいワインの味に仕立て上げているとアピールしているらしい。この、アロマが”vow to pair perfectly with”フレーバー。。。なんて言う表現が、憎たらしい程凝ってて、もぅ〜。。。やだなぁ、頭使うの(笑)。

宗教的な背景知識に乏しいので、その辺を日本語に当てはめるには、今の私にはちょっと時間が必要ですが、そういう説明を聞いて一番に浮かんだ日本語は「連れ合い」でした。単に、伴侶を表現する言葉の中で私が最も好む言葉、と言うだけなのですが。でも日本酒や焼酎ならまだしも、ワインにはちょっと不釣り合いだ なぁ、なんて。

友人は日本語はそれほど使わないので、改めてそのツレアイの説明を「better half」であると伝えたところ、「うーむ・・・」と、納得しがたい様子。まぁねぇ〜。1本全部が「パーフェクトなワイン」と伝えたいのだから、ハーフだけ良くてもね、なんて思いますよね。

...と、じゃ、背景も説明に加えちゃって「神のお導き」?背景はもうこの際無視して「完全なる出会い」?なんて、色々と考えつつ、一緒に来てくれた2歳のお嬢さんの欠伸を合図にタイムアウトとなったのでした。

Dearly beloved

これ自体はとっても素敵な言葉。そして名前に負けずワインも美味しかったです。懐かしい米国のスーパー「トレジョー」こと、Trader Joe'sのワインでした。ここ数週間、ちょっと疲れていたのですが、久々の友人と久々のワインで、ちょっと気分回復♪です。