Monday, August 31, 2009

Not scientific, but scien-chic

大好きな場所の1つ:日本科学未来館@お台場。

ここは「子供が科学を楽しく学ぶ場所」・・・と見せかけて時々、大人がシビれるイベントを催して下さいます。しかも閉館後の19時スタートなんて素敵じゃないですか。イベント開催場所以外のエリアは電気が消してあり、明らかに「営業終了タイム」。なのにひと空間だけが我々のために用意されるというバックステージな気分が、なんともそそります。



お台場の夜景を横目に、我々の目の前にあるのは:





イエス。ベルギービール♪

この日は「Tasting&Testing vol.3 科学で味わうベルギービール」というイベントにお邪魔させて頂きました。





みなさん熱心です。





単に科学的なだけじゃなく、ベルギービールに関するまめ知識から味わい方まで"センス良く"科学されてるなぁ、と、今日のブログタイトルは今私が勝手に作った造語(なので、辞書とか見ても、出てないですよー)です。日本語にもなっている「シック」とは、ファッションがシックでおしゃれだという意味もあるし、その道のマニアという意味もある使える単語。イヤイヤ今回のイベントは、ホントサイエンチックな感じで、充分楽しみました。

どのくらいかというと、もしどこかで夏休みの自由研究が出来てなくて困っている学生さんがいたら、喜んで代わりにレポートを書いてあげたい(あ、やっぱ無理ですか・笑)ぐらい。絵も入れてトリノコ用紙2枚は軽く仕上げられそうです。そのくらいたっぷり勉強しました。


何よりも、コクやキレについて、日々研究している人がいるんだなぁ〜、と感動。まだまだおいしいビールが開発されそうだと確信しました。明日の「PUMP UP RADIO」の中でもしっかり報告しますので、是非番組に参加してくださいね♪



ちなみに:
きっと明日はどこの局でも、E,W&Fの「September」が流れますねぇ。この曲が9月1日に流れるのを聴くと「あぁ、ラジオで仕事してるなぁー」って感じます。9月の乾いた空気を感じる心地よいイントロ。ベタかもしれないけど、私みたいに「あぁ、そうそう。もうこの曲だよね」って待ってる人がいると信じてるのですが。。。

Friday, August 28, 2009

Post 三浦海岸 report -2

先ほど私の名刺入れから


・・・砂が沢山出てきました・・・

この名刺入れも、三浦海岸で頑張ったんだな、きっと。




さておき、公開録音報告その2。
ゲストで来てくださったFoZZtoneです。

ライブはもちろん、公開録音のトークにも参加してくれました。

http://www.amnis-inc.com/fozztone/top.shtml


この方達も、シビレました。私がここで大きな声で言わなくても「知ってるよ」というぐらい、その音のかっこ良さ、歌詞の世界観などが既に人気を呼んでいますが、今回改めて彼らの音楽に対する思い、そしてロックへのこだわりなどを聞く事ができました。っと、そこは放送でお楽しみいただきたいのですが(土曜日深夜3:30なんだなぁ)。ライブパフォーマンスの凄さ!これは見逃したファンの方々は凄くもったいない!!!

FoZZtone

またライブ見たいです。

Thursday, August 27, 2009

Post 三浦海岸 report -1

月曜は三浦海岸・火曜は山梨県と、電車に揺られる長旅が続き、電車酔いする私にとっては昨日はヘロヘロの水曜日となりました。


やっと落ち着いた木曜日。「ロックの学園」公開録音イベントの報告などをする気力が復活しました。お越し下さったみなさま、本当にありがとうございました。イベントの模様は土曜日深夜にも放送します。


とはいえ疲れを引きずる木曜日なので・・・(苦笑)

今日の報告はこの方をば紹介致します。


高橋優君。

http://www.amuse.co.jp/yu-t/index.html



すごいです。

言葉がズンと心に届きます。大人として痛いトコ突かれます。自分が選んだ道で愚痴っちゃいけないんだよな、そうだよね、そうなんだよね。と、頭が下がります。同世代の方々の方がより惹かれるかもしれません。でも、きっと、汚い世界でしゃぁなしに生きてる人とかの方がより聞いて心にしみるんじゃないかと思います。


すごいです。


高橋優君。



報告その1でした。

Wednesday, August 26, 2009

Bake time is coming!

夏が終るという事は・・・


オーブンが解禁になるという事です。イエス。


今月は仕事もバタバタしたためパン教室すらお休みしてしまいました。秋とともにオーブンも使いやすくなります♪少し気が早いか?とも思いましたが待ちきれず、先日、フォンダンショコラを焼きました。


PUMPリスナーの方は覚えてくださっているでしょうか。以前「激甘スイーツトップ3」にて、オーストリアのザッハトルテ、アメリカのデビルスケーキと併せて紹介したのが、フランスのフォンダンショコラです。フォンダンとは仏語で「溶ける」という意味。スポンジの中からメルティーチョコが流れてくる素敵なお菓子です。「・・・あまっ!」ではありますが、だからこそ、ほんのちょっとを食べるのが美味しい♪






そして、材料が余っていたので、改めてもう1度作った写真(8月30日付)にて、その溶け具合をご確認ください♪お皿に出すのに、失敗しましたが、中身は「いやぁ〜ん、すてきぃ♪」とニヤけたくなり・・・ませんかねぇ・・・(あ、私だけですか。それは失礼しました)








普段あんまりきちんと量を計らず「ドン」と目分量で作ってしまうのでレシピを書きにくいのですが、今回は、割と簡単に計れるので、珍しくレシピを書いてみました。



☆フォンダンショコラ☆

板チョコ・・・1枚
卵・・・1個
バター・・・40グラム
小麦粉・・・大さじ2杯
(明治の純)ココア・・・大さじ1杯
お砂糖・・・大さじ1杯

1:湯せんでチョコとバターを溶かす
2:1にお砂糖を投入
3:全てが溶けた2をお湯から外して卵を投入
(↑手早く混ぜないと中で炒り卵が出来てしまいます)
4:小麦粉とココアを投入
5:紙コップに流し入れ、オーブン170度で10分
(↑お好きな量をば。私は2センチぐらいだったかな)

お鍋にお湯を沸かせばあとは1個のボウルで済むので簡単です。凝りたい方は、卵の白身を泡立てて別に入れたり、お酒を入れたりと、工夫の余地が存分にあります。紙コップのまま友人宅などにも持って行けて便利です。暖かくして食べるのが美味しいと思います。バニラアイス?素敵ですね〜(笑)。



チョコレートとかオーブンという言葉に秋を感じます。
夏の終わりは寂しいものですが、オーブンが使える!と思うと今からの季節が楽しみです。

Tuesday, August 25, 2009

Post PUMP Report

番組におつきあいくださった方、ありがとうございました。
今日は急いでブログをアップします。



というのも放送終了後、みんなでホントに「チキンラーメン」を食べちゃった!から(笑)。スタッフさんが「はーい、今日はラーメン屋さんだよー」と片手にはチキンラーメン、片手には生卵を持って本日スタジオに出勤。食べる気満々です(笑)。故安藤百福氏・日清食品創業者に経緯を表し、スタッフで頂きました。






誰ですか?「体に悪い」なんて言うのは。体に悪いのは「食べ過ぎ」な時!・・・と、自己弁護しつつ。いやぁ〜。たまに食べると、ハマりますね。みんな黙々食べてました。



本日のDJの気になるトップ3を紹介する「the Curiosity」で温泉卵の作り方を紹介したところ、番組ADちゃんがしっかりその温泉卵を再現してくれました。実はこの卵が作りたくて、ラーメンを食べたとも言える本日のPost PUMP-mission 。見てください、包装の写真と変わらない出来映え!





「今まで3分経ってふたを開けても、麺は出来るが卵は生のままだった」というスタッフ一同。本日の温泉卵のレシピを聞きつつ「ホントに作れんの?」と全員が半信半疑だったようで、ADちゃんが黙々とラーメンを作ってくれてる給湯室までイソイソ覗きに行っていたほどでした。ほらぁ〜。きちんと出来るじゃないですか。



改めてですが、この卵は:

「耐熱容器に卵を割り入れ、そこに卵がかぶるぐらいお水を注ぎ、ラップをせずに電子レンジで1分半」で作りました。


1つ前のブログに乗せた、Eggs in a blanketもこの卵をトーストに乗っけて、お魚グリルで焼きました。こんな感じで。






なかなか使い勝手の良い温泉卵。是非試してみてください。

Egg Tuesday!

本日8月25日はなんと


「日清チキンラーメンの日」


だそうです。


1958年の今日、日清食品のチキンラーメンが発売開始となったそうです。そして、この日が世界初のインスタントラーメン誕生日。エルビス・コステロは「MOMOFUKU」という名前のアルバムをリリースしていますが、安藤百福・日清食品創業者の名前にインスパイアされてのアルバムタイトルだと言われています。我らが誇る「Made in JAPAN」はこんな所にも存在しているんですねー。


ということで、本日のPUMP UP RADIO on Tuesdayの隠れテーマは「Egg Tuesday!」チキンラーメンと言えば欠かせない「卵」にまつわるレシピを沢山紹介します。・・・と言っても、メモを取る程でもないレシピですので、運転しながら、お仕事しながら、お耳を傾けて頂ければ幸いです。


ということで、ワタクシも本日は卵でパワーブレックファースト。




Egg in a blanket

そのまんまの名前のメニューですが、詳しくは「PUMP UP RADIO」内パンのコーナー「ブーランジェリー・ひろ」にて。今日もメッセージ待ってます♪

Sunday, August 23, 2009

Mojito & Hiro

「・・・阿部さんのブログって・・・
・・・阿部さんの写真がさっぱり無いですよね」


という意見を最近、色々な現場で頂きました。


あはは。


・・・と笑ってごまかすと、また突っ込まれそうです(苦笑)。つい最近は取材時の写真を撮ってもらいましたが、それ以外最近文字ばっかりですもんね。


ということでタイミング良く先ほどリンクが届いた友人のfacebookアルバムから写真を拝借。Jessica, let me borrow your pic.



夏休みの絵日記「モヒートと私」



Thursday, August 20, 2009

And now they are gone

「無事にシカゴに着いたよ」というメールを貰いました。


あぁ〜。友人が帰国してしまいました。2人が来たときはまだプールも肌寒いぐらいだったのに、季節も変わっちゃいました。朝晩の冷え込みとともに、じわりと寂しさが身にしみます。が、まぁ、私もいつかシカゴには遊びに行くだろうし。またすぐ会えそうです。


それにしても彼女らは、ホント色々回っていました。東京滞在の後は、奈良で提灯祭りを見て、大阪でカプセルホテルに泊まって、宮島でテントに泊まって、その後広島で紅葉まんじゅう焼き体験をして、更に別府で泥温泉に入り、高崎山の猿を見て、最南端。帰り際に岐阜の郡上八幡の盆踊りに参加して、名古屋でミソカツを食べて戻ってきたようです。凄い。そして2度目の東京では、私も一緒に築地、六本木、下北沢、と大抵を網羅。・・・のはずが、「コーエンジに行けなかったのが心残り」だそうで。ぇえ?


色々笑う話もありました。東京で再会した2人が若干”禁断症状”気味になっていたのが、チーズとクラブ。私が合流できなかった東京再来初日には「我々はピザを食べてしまった。We broke the rule」と、翌日”懺悔”を受け(笑)、恵比寿のDJバーを覗いた感想として「何故日本人はクラブDJの方を向いてただ立っているだけなのだ?何故踊らない?」との質問を受けたりしました。


改めて気付く日本の御国柄に苦笑いしたり、感心したりした次第です。そしてこの3週間、彼女らの印象を聞きつつ新たに学んだ「外国人から見た日本の印象」は総括すると、次の2点にまとまるようでした。


1:日本人は全体的にみんな優しい
2:だが、男性は全体的にみんなエロい。


ちょっと笑った。

日本人男性のみなさま、さりげなく泥温泉を覗いたり、酔っぱらったフリをして居酒屋で金髪女子の肩に腕をまわしたりしないようにしましょう。そうすれば我々は世界に向けて「オー!ジャパニーズみんなイイヒトー!」という印象のみ与える事が出来そうです。

Monday, August 17, 2009

リング・ベーグル

先週の火曜日は、PUMP UP RADIOの放送前にちょいと山梨県をドライブ♪出来る範囲内ですが、山梨県のおいしいパン屋さんを開拓するべく、ちょこちょこ回っております。今回は、甲斐市にある「Ring Bagel」へと行って参りました。


実はお店の方からメールを頂いたんです。パンのコーナー(正式には「ブーランジェリー・ひろ」と名前がついています)を聞いていて、毎週楽しみにしてくださっているとの事。開店したばかりのお店だとのことでサイトをのぞくと、スタッフ一同が満場一致で「これは行かねば!」と実行と相成りました。


ログハウス風のお店に「RING BAGEL」の看板を発見。お隣にある老舗のカレー店「じゃがいも」でランチを取りつつ開店を待っていましたが、良い香りに待ちきれず「モモモ、モウマテマセン・・・ベーグルタベタイ・・・、じゃなかった、”取材”しましょう(説得力ゼロですね)」と、お店に突撃しちゃいました。いえーい。





「パン」となると俄然テンションが上がるワタクシ。いえーい。いえーい。


カウンターには既に焼きたてツヤツヤのベーグルがずらり。日替わりで5種類のベーグルを販売しており、ネットでも注文を受け付けているそうです。





店長の平井さんは素敵な女性です。合間にお客さんがいらっしゃるので、あまりお邪魔にならないように手短いに引き上げましたが、ベーグルへの思い、お店へのこだわり、そして素敵な旦那さん自慢などもして下さいました。こちらが平井さん。




インタビューの内容は明日の「PUMP UP RADIO」内にてご紹介します。
明日は、そんなベーグルに挟むと美味しいレシピも紹介しますよん。




なんといっても、さすが自慢のベーグル。
全種類買っちゃいました。どれも美味しかったです。




http://www.ring-bagel.net/

Sunday, August 16, 2009

夏だ!海だ!ロックンロール!

「お盆は過ぎた」


おっしゃる通りです。



しかしっ!夏休みは8月末まで!「ロックの学園」は現在、神奈川県三浦海岸海水浴場で「サマースクール」を開講中です。



うみ!




朝も昼も夜も、人が入れ替わり立ち替わりやってきては、常に誰かが泳いでます。









我らが「ロックの学園」の会場です。
この日もサマースクールに多くの方々が”登校”してくれました。





脱・新米をはかりつつ、まだまだ新米教師・阿部先生も現地視察と称して色々と調査をして参りましたよ。ここからは、調査報告を写真にてご紹介します。


ハワイアンブースの一押しはパイナップルの器に入ったロコモコ!






ハンバーグがおいしぃーーー。ぱいなぽーが程よく甘いーー。自分が砂まみれになりながら、もりもり食べる白いご飯は、なんだかいつも以上においしぃーー。そして、デザートはパイナップルをそのまま凍らせたシャーベット。キーン!としながらも、夏の海にはぴったりです。ハイ。





更には「ロックの学園」公式カレー!


この看板!すごくないですか。




「公式」カレーと言うからには、学園の方には是非このカレーを食して頂きたい。「甘口」?ナニソレ?ヘビィロックカレーは20倍!炎天下のビーチで更に汗をかきながら食らいつくカレーに「ロック」以外の形容詞は思いつきません。夏だ!カレーだ!ロックンロール!看板からして、ロックです。






・・・え?


「食べてばっかり?」



ハイ。食べたのはコレだけではゴザイマセン。もりもり食べたし、ライブも堪能したし、お魚とも戯れてきました。



と、そんなワタクシの現地視察の詳細は、今度の土曜日深夜3時30分からの「ロックの学園」にてご報告させてください。写真だけじゃなくて話したい事が盛り沢山ですし、現地で大はしゃぎした自分の録音ボイスを聞きましたが、「キャァー」しか発せてない(笑)。自分で笑っちゃった。次の土曜日が楽しみです。



それで、

それで、




私たち「ロックの学園ーアーティスト登校編」も、この三浦海岸にて公開放送を行うんです!!詳細は今はお伝えできませんが、8月24日(月)@三浦海岸!なんだか凄いことになってます!!




JFN30局で、毎週放送を聞いてくださっている方達からはちょっと遠いエリアである事が凄く申し訳ないんです。こちらが「遊びにきてよ!」と言っても「ゆうても遠いもん・・・」って、思うよね。思いますよね。


と、分かっていて、敢えて書きます。





お盆も過ぎました。

みなさんお住まいの最寄りの海まで行けなくて、ホントごめんなさい。


でもっ!


時間に余裕がある!
敢えて無駄な行動が好き!
偶然、その辺に親戚が住んでいる!
近々東京に遊びに行く!

という方々!!

よかったら、のぞいてください。


だってこのイベント、割と、凄いんです。



詳細は
rocknogakuen.jp

にて。

Thursday, August 13, 2009

wordsmith

YAHOO! SPORTSのMLB欄でジェフ・パッサンというライターが記事を書いています。シカゴベースの記者で良く現地で顔を見る仲間の1人でした。彼を見ると「ワードスミス」という言葉を思い出します。


英語圏の名字で一番多いのが「スミス」姓。このSmithには「職人」という意味があり、職業によって「なんとかスミス」という名前も存在します。例えばゴールドスミスとかティンスミス。"ロック"スミスという鍵屋さんもありました。


その流れで言うと「ワードスミス」は「言葉の職人」。ジャーナリストの事を指す(作家のこともかな)ことが多く、大学院のインストラクター達が誇りを持ってこの言葉を使っていて、私も好きでした。このジェフ・パッサンは紛れもなくワードスミス。取材熱心で野球の知識も豊富というだけでなく、文章力が凄いんです。いつも読み応えがあり「っかー、憎いなぁー。コレ日本語でなんて言えばいいんだろうー。日本でも読みたいよ〜」と思ってきたのですが、


ええと、僭越ながらそんな彼の文章を私が日本語にしています。


米国に住んでいる際には取材原稿を書かせて頂いていたMLB専門誌「月刊スラッガー」に毎月、このジェフ・パッサンが寄稿しています。現在発売中のスラッガーではパッサンは大リーグのボールパークの魅力を存分に語ってくれています。内容もそうなんですけど、その表現の仕方は独特で読んでいてとっても楽しいし、文字を追っていたはずがいつの間にか自分もスタジアムの席に座っているような気分にもなるんです。


ただ翻訳する立場で読む彼の原稿ほど、頭が痛いものはない。日本語と英語っていうのは「ほんっとに、根本的に、別モノなんだなー」と、うがーと頭をかきむしり、おりの中のシロクマ以上に部屋をウロウロし、腕を組み、考え・・・再び「うがーーー!」


そんな時間が、月に数日やってきます。


ふわっとしか分からない表現を改めて別の言語で説明しようとすると、ゼロから日本語を紡ぐよりも、がんじがらめになる分厄介かも・・・。そんなことを思いながら、自分の語彙力のなさにヘコんだりしています。


もちろん、私の上には編集部という心強い「ワードスミス」がいらっしゃるので、最終的に原稿は安心ですけど、私は私で「ワードスミス」であることに責任を持って言葉を生み出したいと「ウガー!」とわめいています。パッサンが一生懸命取材しているっていう姿勢も知っているだけに、余計そのままの空気を出せるように私も頑張りたい。球場に足を運んだ事がない人にもボールパークの香りが届くような文章にしたい!「球場」とか「スタジアム」じゃなくって、「ボールパーク」ってところの妙を伝えられたらなぁ・・・



・・・と、毎回、提出のメール送信直後に、「モモモ・・・モウダメデス・・・」ぷしゅぅ〜〜〜・・・と、力尽きます。



そして今が、次号の提出を終え「ぷしゅぅ〜〜〜」の状態です。
(ワードスミスの編集部さま、後はよろしくお願い致します・・・)



翻訳の仕事だって、そしてラジオの仕事だって、ど真ん中の「ワードスミス」です。全部が繋がっているだけに、怠けないようにしなきゃなぁ。シカゴのセンセイ達みたいに、胸を張って自分のことをこう呼べるようになりたいです。

Indiana Jones or Isawaonsen Hiro

そうそう、昨日山梨にて、こんなことがありました。


お昼過ぎにエフエム富士に到着し打ち合わせ室に入ると、ディレクターさんがデカイ箱をドン!


中にはパンがドン!!!!







こんなにいっぱい♪


きゃぁーーーー

きゃぁーーーー


ランラランラランーーーー♪


箱を持ってクルクル回ってしまいそうでした。送ってくださったのは北海道札幌市にある日糧製パン株式会社さん。本当にありがとうございました。






先々週の「PUMP UP RADIO」の中のパンのコーナーで、


「羊羹ツイスト」


なるパンを特集したんです。


北海道でのみ販売されているパン。先々週、販売元の日糧製パンに電話をかけたものの、「中にはホイップクリームが入っていて、表面は羊羹でコーティングされています」と説明を受けても言葉では想像つかず「どどど、どんなパンなんですか?」と聞いた私があまりにガッツイていたんでしょうか(ハイ、がっつきました・苦笑)。箱で大量に送って下さいました。








そのドキドキ感をキープするべく生放送本番までは味見をせず。
「おあずけ」状態で番組を進行しておりました。



そして、せーの!






番組の最中に、いただきました。ぱく。



・・・


・・・


・・・




「よ、ようかんは、どこ・・・?」




写真でお分かりの通り、表面の黒光りはかなりの量の”羊羹”が塗られているのですが、ぜーんぜん、しつこくないのです。柔らかいパンと、中のホイップクリームがおいしいなぁーと思っていると、後から和のテイストがやってくるというか・・・。良い意味で期待が裏切られ、




結果:おいしかったです。



私は「ようかん」という言葉のイメージを重く捉えてしまったようです。小倉の味の塊がドン!と主張しているのかと想像していたのですが、よく考えてみたらロングセラーの商品でインパクトばかり狙いませんよね。おいしかったです。





それにしても、ニッポンにはまだまだ知らないパンが沢山潜んでいる!

以前電話で取材した高知県の「ぼうしパン」もそうでした。山梨県ではおなじみの「桃クリームパン」。私は今年初めて知りました。
テレビでは「ちくわパン」も取り上げられていましたし、いやぁーーー。パン好きとしては、まだまだ探求の余地あり!


インディアナにジョーンズさんがいてインディージョーンズなら、こっちだって石和温泉の阿部ってことで(何と張り合っているんだ)、まだまだ珍しいパンを求めて、リサーチを続けますよー。






個人的には

わざわざ箱に詰めて宛名を書いて山梨県まで送ってくださった事に涙。
羊羹ツイストだけではなく、カレーパン、お米パン、ミルク蒸しパンなど、自慢の品々を添えてくださった事にも涙。

ありがとうございました。

Wednesday, August 12, 2009

Keep on the journey

アメリカからの友人は引き続き日本を旅行中。


昨晩は友人から「母から日本は台風と地震があったというけど、どこでどうなっていたの?」という彼女らからのメールを読み、馴染みない2人に左程影響がなかったことに安心しました。とはいえ、ここ最近の日本は、雨・台風・地震被害が相次いでいます。昨日は生放送中に揺れたりもしましたし。被害がこれ以上広がらない事を祈っています。


さて、そんな彼女らを遠隔サポートすべく、普段のぞかないサイトなどを色々見ています。改めて思いましたが、日本は頑張っているんですね。各県の観光ガイド、乗換案内サイト、新幹線時刻表にも英語サイトが。東京の地下鉄は、路線名・駅名の変わりにアルファベットと番号で駅が分かるようになっているし(例えば「半蔵門線」は「Z」LINE。各駅に番号がついているので、乗換などが英語で伝えやすいのです)。今日は気象庁の地震速報が英語で読めた上に「tourist」と旅行者用のページもある事を知りました。


日本に旅行に来る人で日本語が分かる人なんてほとんどいないはず。私の友人だってそうです。日本に遊びにきてくれたら会えるのになーと思いつつ、ホントに来られたときに、私がベッタリ相手ができないとなると、大事な友人をlost in translationさせるのは心配でした。


いえーい。これでいつでも気軽に言える:Why don't you guys come visit me?


I wish I could be the one who come visit you guys, tho.

Monday, August 10, 2009

I loooove the idea.

今月3日からコンビニで先行発売になった、東ハト原始体験スナック「マンモスの肉!?・シベリアの塩味」と「マンモスの肉!?・焼肉のタレ味」。




ハイ、実は待ってました。
(と言う割には、今日まで1週間スルー・・・)





マンモスの肉の輪切りをイメージしたチップス↑です。



「マンモスの肉の味をイメージしたお菓子が出るんだってー」と言った時には、だぁーれも関心を示してくれなかったんですけど、そうなんですか?そんなもんなんですか?みんな気にならないんですか?



私はとっても、気になります。



誰が、どうやって、


「よしっ!この味なら、マンモスっぽい!」
「ですよね!マンモスですよね!」


と、最終決定したのか・・・(笑)


多数決デスカ?誰かの独断デスカ?専門家の意見デスカ?会議で話し合われたのデスカ?

製作にあたり、

どこかで煮詰まって「先輩・・・、こんなの、マンモスじゃないっス!」「仕方ないじゃないか、後輩!現実は厳しいんだ!」「それじゃぁ、僕たちの今までの努力は何だったんスか?」「そうだな、後輩。お前のマンモスへの愛情には脱帽だ・・・」「ぜ、ぜんばい・・・(涙)」という熱い話が隠れているのデスカ?それとも「せんぱーい、こんな感じでぇ、マンモスっぽくねスか?」「だなー、後輩。よしっ。じゃぁもう、これでマンモスってことで」「そっスねー」みたいに案外サクッと決まったんデスカ?それとも「うちの研究ではマンモスの肉は塩分*パーセント、脂肪*パーセント、その他諸々*パーセントでした」「何を言ってるんですか?私どもの研究では御社の数値と数パーセントずつ誤差があります」「マンモスの権威はうちだ!」「いえ、うちです!」などのせめぎ合いがあったのデスカ?



気になります(笑)。




いずれにしても、私はこの味好きです。


そして、


「よし!マンモスで行こう!」と思いついた人、


それを


「ですよね!マンモスですよね!」とオッケイした人、


食べた事もない肉の味をイメージで再現したこの発想は、もっと好きです。

Wednesday, August 05, 2009

"Drinking and eating!" -by Helen Thomas

昨日8月4日はオバマ米大統領のお誕生日であるとともに、ヘレン・トーマスさんの誕生日だったんですねー。


御年89歳。ヘレン・トーマスさんはかつてUPIで働いていた報道記者で、今でもフリーランスで現役(!!!)ホワイトハウス担当で、長年大統領取材を続けていらっしゃいます。有名なところでは「サンキュー・ミスター・プレジデント」という言葉を最初に使った人。他にも男性社会だった報道現場の中で女性の地位を確立させた立役者でもあります。今日はちょうどオバマ誕生日の事がニュースになっていたので、一緒に祝っていたヘレンの魔女みたいな(笑)お顔が日本でも見られました。


彼女に関する楽しい思い出が沢山あります。



私が彼女を知ったのは、大学院の授業で読んだ彼女の著書「Front Row at the White House」から。厚い本だったけど、あんまり面白くて、一気に読み切った記憶があります。彼女の記者人生の回顧録みたいな感じの本で、気の強い人柄も伝わってくるし、これまでの米国の歴史なども一緒に分かる楽しい本です。常にホワイトハウスでの会見では最前列に座り、歴代大統領に答えるのに苦労する厳しい質問をぶつけていて、「世界のどこかで、彼女が取材したくなるような戦争でも起きてないもんかね」なんて言われていたそうですよ。


その本を読んだ直後、ちょうど大学院で私がTAでついていた先生が彼女の古巣UPI出身で彼女と同世代だったこともあり、ヘレンは私の在学中にジャーナリズムデパートメント主催のイベントに来てくれて、彼女の話を沢山聞く事ができました。たとえば:

ー大抵のホワイトハウス関係者からは煙たがられていたけど、それが自分の使命だと思っているという話や、

ー時代もあって遅咲きだったかもしれないが、普通の人の定年退職の年齢よりも随分長く仕事をしてきたから、20代の頃から忙しく働いてなくてよかったとか、

ー学校新聞用に同級生の女の子が一生懸命取材をしようとまとわりついていた時に「後にして頂戴」と軽くあしらわれてしまって「こっちだって締め切りがあんのよ!この魔女ばばあ!」と面と向かって吠えた(それもスゴいけど)同級生との一触即発状況を慌てて止めに入ったりとか・・・・(当時の学校新聞のエース記者、アンジェラ・カプトは今では現役記者としてイリノイ州の政治を追っています。変わってないだろうなー・笑)

「おばあちゃん」なんて呼べないスゴい楽しい人でした。



私は正直、日本人であることで、直接話すのが怖かったんですよね。米国1年目のことでしたから、周囲の口の達者なクラスメートほど英語も自信持って喋れなかったし、著書によると、確か真珠湾攻撃の事を良く思ってなかったんじゃなかったっけ(*当時の私の読解力なので、勘違いかも。実家に帰省した際には本を再び読み直してみます)・・・と、恐る恐る「とりあえず近くに座りニコニコする」という日本人特有のスタンスで存在していたのですが、講演後に有志で飲み直すべく、シカゴのジャーナリストのたまり場「ビリー・ゴート」というハンバーガースタンドに移動して、頑張って声をかけてみました。

どうにか自己紹介をすると「あら、交換留学生なの(ちと違ったけど・・・)?頑張ってこの国のジャーナリズムを学んで頂戴」ですって。あら、気さくに答えてくれるじゃないですか。クラスメートに会話の流れを奪われながらも、1個ぐらいは質問してやろう!と頑張って会話のブレイクを狙い、やっとやっと1つ質問が出来ました:


-Helen, what were you doing when you were around late-20s to early-30s? (ヘレン、貴方が20代後半から30代前半の頃って、どんな事をしていたのですか?)


彼女は私の方を見て、スコッチが入ったグラスを傾けながらこう答えてくれました:
-Drinking and eating!


大した事も考えず飲んで食ってた、そういう意味だと受け取りました。彼女から見れば我々なんて、まだまだヒヨッコだったでしょうしね。余計な心配せず、思いっきり生きていなさい、という教えだったのかな、とそう考えました。そして、私がヘレンからクウォート貰ったっていう事も嬉しかったし(笑)。


私は自分が80歳を過ぎてスコッチを飲んでるとは思えないけど(苦笑)、このエネルギーあってこその、今日のオバマ大統領とのバースデーケーキ・シェアだったんだろうなぁ。


すごいや、ヘレン。


私の事なんて覚えてないだろうけど、私はしっかりコメント貰ったもんね(えへへ。地味な自慢)。そして、彼女から遠く離れた日本より、改めておめでとうございます。


どうかこのまま、あと50年ぐらいは軽く現役でいてください。




せっかくだから、大好きだった「ビリー・ゴート」のサイトをここに。

http://www.billygoattavern.com/

懐かしいなぁ。

Monday, August 03, 2009

Tour-guiding

シカゴからの友人が彼女の友人を連れて来日中。


先週からここ数日、仕事→合流→仕事→合流という感じで、1日で東京をあちこち駆け回っております。彼女らは携帯を携帯してはいるのですが、日本がさっぱり分からない2人に「いまどこー?」と聞いたところで、参考になる答えが返ってくるはずもなく。


「うーんと、えーと、セブン・イレブンの横の・・・本屋。あ、あと信号の側」


って、どこやねーん!


と、自分の携帯のグーグルを駆使。探し当てて合流するたびに「ねぇー、日本っぽい珍しいものが食べたいー」というリクエストに答えるべく、更にグーグル検索。日本の携帯って、やっぱスゴい。


そして私本人も、慌ただしいながらも楽しい時間を過ごしております。もんじゃ焼きやうな重、そして居酒屋メニューを囲みながら、最近のシカゴの様子や今回来れなかった仲間の近況を聞いたり、みんなで日本からシカゴの友人に留守電を残したり、


そして、プールでまったりしたり。



(右下サンダル:あべ)



懐かしいなぁ、と感じると同時に、彼女らの日本に対する感想が面白くて、それも楽しんでいます。

「なんで日本の女の子は、みんなみんな完璧に髪の毛をカールしてるの?こんな蒸し暑いのになんでキープできるの?」

「アキハバラに売っていたスタイルのセクシー女性のフィギュアは、アニメ世代の子供達用?・・・にしては、値段が子供じゃ手が届かないよね?・・・ひょっとして、大人が買うの?だとすると・・・なんのために?」

「コンビニのお茶にいろんな種類があるけど、何がどう違うの?」

「神社はいつ行くもので、お寺はいつ行くものなの?」


など。上手に答えにくい。


言葉がさっぱり通じない世界で奮闘しながら、初めて見る文化で驚きに出会っているようです。



彼女らは昨日から西日本へと旅立ちました。
どうか良い旅になりますよう。

Saturday, August 01, 2009

Picturesque guy

昨晩都内某所で開催された清春さんのライブに行って参りました。



立ってるだけで絵になる人って、こういう人の事を言うんだな



そんな人が更に、歌で演奏で。妖艶な世界を魅せてくれました。本物ってすごいー、ワールドってすごいー、16年ってすごいー、と、今あまり頭を使わずに書いてるかもしれませんが・・・美しいひとときを堪能しました。


と!


この清春”先生”が、本日の「ロックの学園ーアーティスト登校編」にゲスト講師として来てくださいます。



そう、それがお伝えしたかったんです。ちと遅い時間でお聞きになれる地区とそうでない地区はありますが、今日の放送も更にスゴいんだ。言わなきゃと思ってブログ。機会があれば是非。土曜日28時30分(午前3時半)からです。



ちなみにワタクシ”新米教師”阿部はこの8月より、
「脱・新米」を目標にこの放送、お送りして参る所存です(笑)。


・・・先週、久しぶりにお会いしたACIDMANの大木”先生”から「阿部さん、まだ新米やってるんデスカ」と言われたんだよなぁ。そうねー、そうねー。もう3ヶ月以上経ちましたもんねー、と、


更にRock it tonight、で。