Thursday, March 30, 2006

God bless America...

...but Buddha bless Japan more.


というのが、個人的なWBCの印象です。歴史に名を刻んだ迷審判、ボブ・デービッドソンが右翼ファウルポールに当たった打球を「二塁打」と判定しても、韓国がマウンドに国旗を立てて”対日本V2”のウィニングランをしても、なぜか天は日本に味方したようでした。

*あ、そうだ。米国ーメキシコ戦のあとで、ヤンキースのAロッドとジーターに例のフライボールについて意見を聞いたんですね。質問は:「あの右翼外野席に飛んだ打球の判定についてどう思いますか?」

Aロッド「え?僕に聞いてるの?えーと、・・・ネクスト・クエスチョン(と、目をそらした)」。
ジーター「あぁ、あのポールにあたったやつ?」

個人的にジーター好感度アップです。

米国代表をメインに「日本以外」を総まとめに取材しました。取材量の順でいうと、米国以外には主にメキシコ、韓国、ドミニカ共和国、キューバのチームに頻繁に顔を突っ込んだ気がしますが、良い異文化体験になりました。が、一番ビックリした文化は日本だったかも(理由割愛)・・・。そして、日本が勝ち進んだおかげで多少野球好きになった、かも、しれません。

と、今はそんなWBCの余韻も既に消えた頃。私も現在はツーソンでホワイトソックスのキャッチアップ中です。キャンプは明日で終了。31、4月1日のアトランタでの親善試合の後、いよいよ今シーズンも開幕です。私にとっては2度目のフルシーズン取材。今年もまじめに一生懸命やーろうっと。

Monday, March 13, 2006

ダイエットコーク判定

ダイエットコークの話はホワイトソックス番記者に「・・・おもろいやん」とアクセプトしてもらいました。ならば、とメールでシカゴの友達にも「こんなの、どうかな」と聞いてみたら「意味は通じる」と賛同を得ました。

それから、1週間ぐらいたつのでしょうか?もっとか?今日、シカゴからメールが来ました。

「今日のWBCアメリカー日本戦はダイエットコークだ!」

はい。同点で迎えた8回1死満塁で、「岩村のレフトへの犠牲フライで西岡がホームイン。日本代表1点リード」。誰の目にもそう映ったと思いました。んが、タッチアップのスタートが早かったと、米国が抗議。二塁審が下したセーフの判定が主審によりアウトに変更。一旦入った得点もノーカウントになり、「岩村が左飛でアウト、捕手が三塁に送球し西岡は三塁でアウト」。ダブルプレーで同点のまま回を終える・・・という、真逆の結果がまかり通りました。

試合の流れを変えるひじょーに大事な場面でのこの変更。アメリカ人が愛国心が強いのは分かるが、リプレイを見ても「判定を覆す程明らかではなかった」というのが現場の日本報道陣の意見です。

*WBCを見ていなかったらすみません。

そして、何故にダイエットコークか、というと、もちろん、国際試合なのに審判全てがアメリカ人であるという点。他にもダイエットコークな部分なんて、数え上げるとキリがありませんが、唯一救われたのはそのメールの送り主がアメリカ人だったこと、でしょうか。なんとも後味悪い、いや、腑に落ちない試合結果でした。