Thursday, February 28, 2008

ミステリー・サークル

今までの噂では宇宙人かイギリス人だろうとしか言われてこなかった
「ミステリー・サークル」ですが、

ええと、

私も作りました!!



先日ミステリー・サークル・メーカーであるイギリスのジョン・ランドバーグ氏の通訳のお手伝いのため、青空広がる茨城県まで行ってきました。ちなみに、「ミステリー・サークル」は和製英語。英語ではcrop circleと言います。同氏の指示を別の方々に伝えるのが仕事だったため、クロップ・サークルを製作中の彼の近くにいる=一緒に手伝うということで、私も後から草を踏み踏み。

終了後には同氏から「オフィシャル・ジャパニーズ・クロップサークル・メーカー」という肩書きを頂きました。いえーい。

本当は写真を送ってもらう予定でしたが、間に合わなかったため、ちらとご紹介。

そのお手伝いの様子は、本日(木)19時57分からの「アンビリーバボー」でなんとなく見る事が出来ると思います。

Sunday, February 24, 2008

ブーランジェリー

順調にクラス受講回数が進む、パン教室。




今日は胡麻パンでした。


この教室が”根性系”なことには初回から気付いていたのですが、最近になり、通う生徒さんも「パン屋をオープンさせたいから」「5月からカナダのレストランでパン職人として就職が決まっているから」など、大半が真剣にパンと向き合っていることが分かりました。

「食いしん坊だから」が理由で通っているのは私ぐらいのようです。

ただ、そんな方々との雑談は楽しい。発酵を待つ60分間、同じテーブル内の”本日の雑談”は「パン屋開業に向けて」でした。先生も雑談に加わり、オーブンなど必要器具のアドバイスから許可申請の手順などをレクチャーしてくださり、ふぅーん・・・、と周囲を見ると

私以外の全員がメモを取っている!!!


ええと、じゃぁ、あの、私も・・・

ブログ用に・・・っと・・・



ただ本当に、私もメモを取りたい情報が。それが「パン屋が好きなパン屋」。食いしん坊としてはメモ必須です。教室の近所には先生推薦のパン屋があるとのことで、早速帰り道に生徒さん達と寄り道しました。

「パン屋始めました」という著書で(その道の方々の間では)おなじみの「Boulangerie CaCa (=ブーランジェリー・ササ)」ブーランジェリーとはフランス語でパン屋のこと。メモったリストの大半も「ブーランジェリー・なんとか」という店名です。なんだか美味しそうに聞こえたのは私だけでしょうか。

笹塚駅から徒歩3分程度。店先に赤いベスパが座る小さいパン屋・・・もとい”ブーランジェリー”は、お客さんが3人入るとぎゅうぎゅうなサイズですが、所狭しと美味しそうなパンが並んでいました。

パン生徒の我々は既にかれこれパンを抱えているクセに、更に買う買う。私以外の方々は、バケットから天然酵母まで難しい名前のパンを次から次ヘと選んでいるのに、私はというと、

ええと、

「ハムクロ(ハムが入ったクロワッサン)ください・・・」

いいじゃないですか。
美味しかったし。


ええ。もの凄く美味しかったです。

Saturday, February 23, 2008

イリヤ・カバコフ

あったかい天気に後押しされ、またドライブ。
左車線にも慣れてきました。

行き先は砧公園。
隣接の世田谷美術館で、面白そうな展示が行なわれていたのでそれを見に。




イリヤ・カバコフ「世界図鑑」絵本・原画展
(写真が下手でスミマセン)

日本では「長靴を履いた猫」の挿絵を描いた事で知られている旧ソ・ウクライナ出身のカバコフ。彼が50から80年代までに手がけた絵本の挿絵原画が紹介されています。

鉛筆の下書きやラフスケッチなども展示されており、本人の体温が伝わってきそうな展示でした。テキスト部分が空白になっているので、内容そのものは分からないのですが、ページに沿って進むと「あぁ、この少年は主人公らしい」とか「少年が出会った車掌さんが今話しているのだな」など、ざっくりストーリーも想像できました。街並も部屋の様子からは当時の旧ソの風景もかいま見れましたし、当時の様子を知るにも参考になったと思います。

チラシを見て「世界初!」の見出し以上に気になったのが、「50から80年代のソビエト」という背景。当時の共産主義大国にとって将来を担う子供を”洗脳”するのは多分重要な課題だったでしょうし、どーんな話の絵本なんだろうなーと。確かに、ロケットや飛行機の絵が多かった(笑)。当時のソビエトが最もプロモートしたかった部分なんでしょうかね。

スライドショーで一部、内容紹介を補っていたのですが、そこもなかなか深かったです。少年が色んな仕事をする大人と次々に会話するという設定の絵本では、どの大人も「仕事を”する”のが大好き」。職種ではなく労働が好き、と強調する部分にも”東側”の匂いを感じました(笑)。

しかし、自己主張が仕事のはずの画家にとって、この規制下で絵を描く気持ちはどうだったんだろう。過去の子供に向けた絵のはずですが、現代の大人にも充分メッセージが届いていました。深い深い。


・・・と、ロシアンチックな気分に浸ったので、おやつはピロシキってことで。



展示室内の撮影が禁止だったので、お土産に買った絵はがきをご紹介。

Monday, February 18, 2008

ドライブ

前から訪ねてみたかった場所です。晴天の後押しで実現できました、母校ならぬ、母”園”。





記憶はおぼろげながらも、幼稚園たたずまいや運動場の雰囲気は懐かしいものがありました。フェンス越しに覗いたグラウンドでは園児が元気に遊んでいたのですが、覗き見していた怪しい人影に気付かれてしまい「写真撮ってぇー!!!」





そうそう、私もこの制服を着てました。普段このお年頃の人たちとの会話機会は少ないのですが、もの凄く普通に会話が成り立つんですね。「バイオリンやってる?」と聞いたら「うん、やってるよー」だそうで。新鮮でした。外から写真を撮るだけで去ろうと思いましたが、それも怪しすぎる。と、事情を説明すると親切な園長先生が園内に入れて下さいました。

なななな、なつかしィー!!

そうそう、こんな教室でした。歌とかバイオリンとか、発表会はこの部屋だったなぁー。教室内にある水道は私のヒザ丈の低さですが、使っている園児にはジャストサイズでした。こーんなに小さかったのかぁー。椅子もちいさいなぁーー。





園長先生との雑談から、私のクラスを受け持っていた先生が現在埼玉にある同じ幼稚園の園長先生になっていらっしゃると知りました。なんだか感激です。

Sunday, February 17, 2008

案外知らない

通訳のお手伝いを頼まれ予習をしていた昨日、「おわ!案外知らないっ!」と思いがけず予習が長引きました。私にとっては”盲点的”単語群。それが、

「図形関係」でした。

例えば「球形」も、私が思いつくのは「ぼぼぼ、ボール・・・か、なぁ・・・」程度ですが、「地球」を意味する「グローブ」とか「北/南半球」の「スフェア」を使うんですね。そう言えば「円“すい”」は「コーン」だけど「四角“すい”」は「ピラミッド」で全然違いますし。

すぐに出てこず焦った上にコアな図形の名前に至っては、調べても「さっぱ、馴染みねぇ・・・」ものばかり。そこで「案外聞いた事なかった」ミニ単語帳↓です。

楕円
ellipse
幾何学模様
geometric design
円周
(circle's) perimeter
右巻きに
dextrorse(right- handedでも可)
左巻きに
sinistrorse(left-handedでも可)
(なんで右と左でこんな違うんじゃー/心の叫び)

これらの単語を頭に詰め込んで、本日は茨城県まで出掛けました。思いがけず肉体労働だった本日のお手伝い。”作業中”の写真を頂いてからまたご報告します。

Friday, February 08, 2008

電光石火

昨年9月末に、「異業種/異性の友人募集」と言っていた友人2名をそれぞれ紹介したんです。

と言っても、私自身は米国から2人へメールを放り投げただけなのですが。

「私が帰国したら3人でご飯にでも行きましょうねー」という程度でしたが、

私の帰国も待たずに彼と彼女はメル友から食事友達経由、恋人へ。

帰国後初めて2人一緒に会った時には、結婚を約束する関係へと発展してました。

昨日彼女の方とお茶した際、随分と顔が優しくなっていて驚きました。

彼の方も、最初にお見かけした頃と比べるとそりゃもう印象が違うんですよね。

年を取るにつれて頑固になるとかプライドが捨てられなくなるとか言いますが、

何歳になっても人間って変われるんですねー。

この2人のように、自分もいい方向に成長できるといいな、

昨晩はそんな事を考えました。

Sunday, February 03, 2008

シューパーボウル

シカゴからダイレクトEメールが届いていました。

「シューパーボウルのお知らせ!」

シカゴ時代良く覗いていた、アパート近所の靴屋から。毎年NFLプレーオフ「スーパーボウル」の日に「フットボールに興味ない女の子は靴のセールへどうぞ!」と、”シュー”パーボウルと銘打ったセール&ミニパーティをひらいていたんです。今年もやってるんだなぁー。

「国民的お祭り」と言われるNFLのプレーオフ=スーパーボウルですが、全国民が注目しているかというと、答えは否。自分の旦那がアメフトにばかり気を取られ、せっかくの休日に相手をしてくれないことから買い物に走る女性を指す「スーパーボウル未亡人(Super Bowl Widow)」という言葉も存在しますしね。DMを送ってくれた靴屋さんはいいところに目を付けたよなぁー、と、私も毎年2月最初の日曜はどちらかというと、女友達と靴を見ていたクチでした。

でも、この日自由に出掛けられる女性はまだマシで、本当に気の毒なのは、旦那様が自宅に友人を招いてスーパーボウル・パーティを開こうとするご家庭の奥様。自動的にお客様接待/パーティ料理担当を請け負わなければならず、見たくもないテレビをBGMに台所で一仕事しなければなりません。

友人の中にも、思い当たるスーパーボウル未亡人が沢山います。

お見舞いメールでも送っておかねば。