Wednesday, December 18, 2013

Assorted☆


行ってきましたよ、Cookie swap.
昨晩からオーブンフル稼働でビスコッティを準備して、本日午後から友人宅へ出掛けました。
 
各々の手作りor お気に入りクッキーを持ち寄り、swapスタートです。
子供達は「クッキーパーティ!」と目を輝かせ、「ワシらはいつ食えるんじゃ」と言わんばかりに、テーブルにかぶりつきでした(笑)。 
 
それぞれで自分のおうちに持って帰るクッキーを集めます。もちろん、つまみ食いしながら(笑)。
 
私が持って行ったビスコッティは、正直つまみ食いには不向きです。なぜなら、このお菓子はコーヒーやミルクティみたいな、dipできる温かい飲み物があってなりたつので(笑)、そのままかじると(特に私のレシピは)ボリッと堅いのです。実はクッキーは淡々と自分のタッパーに詰めるだけだと思っていたので、なんかちょっと申し訳なかったなぁ。。。
それでも、アーモンド&クランベリー/マンゴー&ココナッツ/ピーカン&レーズン&黒砂糖/の3種類を作ったんですよ(大量に焼くにはそれぞれの材料が足りなかったと言う話も・・・汗)
さておき、好きなクッキーを詰めると、こんな感じになるのです。缶に入れて保存すれば、今年のホリデーシーズンの「アソートクッキー(クッキーの詰め合わせ)」の準備は万端です♪
 
みんなもの凄い量のクッキーを詰めてました。これだけあったらクリスマスは勿論、お正月、なんならバレンタインぐらいまで冬眠してても大丈夫(笑)。 
私がビスコッティを入れて持って来たタッパーも、帰り際には沢山のクッキーでいっぱいになりました。改めて箱に詰め直して、我が家にもクッキーボックスが完成。それでもまだまだ余ったので、袋に詰め直しました。まず手作りではなかった”お店からのクッキー”は1つずつ袋に入っていたので、まとめて夫に託し(笑)。賞味期限も長いので職場でのおやつにしてもらいました。そして、壊れにくそうなタイプのクッキーは小分け袋にまとめて、日曜に来れなかった友人の家にお裾分けへ。これで、自分の家に残った量が「早く食べなくちゃ間に合わない!」レベルから「勿体ないから少しずつ頂きましょう」までにボリュームダウンできました^^
それにしても、なんでしょう、このクッキーが持つワクワク感。沢山の種類が自分の手元に集まったのを見ると、ホリデームードが一気に高まりますねぇ。
1種類を大量に焼いてクッキージャーに入れるのも、それはそれでワクワクするんだと思いますが、色々な種類が集まったからこそ放つ素敵な魅力。子供の目が輝く気持ちが少し分かったような気がします。
ということで、暫くは我が家ではこんなおやつが出せます♪

  Assortedって素敵な言葉ですね☆

Saturday, December 14, 2013

Cookie swap


更に美味しそうな名前のブログです(笑)。

明日は「Cookie swap」と言う名のパーティに招待されています。おもてなし上手の友人がいるのですが、彼女は「日本にいても母国のカルチャーを忘れたくない」と言う想いが強く、本当に色々なパーティを考えてくれるので、米国に住んでいたとき以上に米国文化に触れている気がします。私自身も、今は出産前の最後の自由時間を満喫すべく、「意識して遊ぶ」、「呼ばれれば出掛ける」を心掛けているところで好都合(笑)。今回もやる気満々です(笑)。
 私は初めて参加する「クッキースワップ」。米国では今時期のようなホリデーシーズンに行われる昔ながらのホームパーティのようです。アメリカ人はクッキーが好きですもんね。それぞれの家庭に「ママの自慢のなんとかクッキー」が存在しているようなイメージがありますし、「親元を離れた子供に実家からママの手作りクッキーが届けられる」なんていう光景も定番です。
クッキーの定番で言えばチョコチップクッキー、オートミールクッキー、ピーナツバタークッキーあたりがトップ3でしょうか。チョコチップクッキーに至っては、大統領選中に候補者夫人が焼くクッキーのレシピも「どっちが美味しそうか」と争われるぐらい大きな存在です。「クッキーバトル」と言う名前から女性的な響きは感じられないけれど(笑)、明らかに「クッキー=家庭的女性の象徴」のようですね。
(興味のある方の為に、ミシェル・オバマとアン・ロムニーのクッキーバトル関連のUSA Today記事のリンクをはりました)。 
と言う事で、このブログを書き終えたらクッキーを焼くのですが、ふと、今更ながらの基本的疑問が頭をよぎっています。
 いくつぐらい、持って行くべきなんだ・・・。
インビテの内容には「手作りでも購入した物でもオッケイ。みんなで交換できるクッキーを持って来てね」とあるのみだったので、まぁ自分が普段焼くぐらいを焼けば良いのかなぁ、なんて適当に考えていたのですが、イベントのページをよくよく見ていると、参加する友人のコメントがこんな風になっていました:
「この間コストコでクッキーを買って来たのが70枚入ってるんだけど、足りるかなぁ」
「今週末はHundreds of cookiesを焼かなくちゃ!あぁ大変!」 
 「参加人数 x 1ダースと思っていたので良い?」
おぉお?
100枚単位ですかっ!?!? 
今、友人に問い合わせていて、その返事待ちではあるのですが、とりあえず一般常識を入手すべくCookie swapで検索をかけてみました。するとパーティを開く人に向けた基本的な「おもてなしのイロハ」が色々ひっかかりました。やっぱりフツーにやってるんですね。こういう時はマーサ・スチュワートを見ておけば間違いない、と、一応マーサ・スチュワートのサイトを読んでみましたが...
にゃー、肝心な数はわかんない。
(でも写真が素敵なので、リンクをはります。クッキースワップに関しては、スクロールした下の方に出ていました) 
友人のコメントから推測すると、1人に1ダース。仮に参加する人が10人だとして、それぞれから1ダースも貰ったら12 x 10 = 120枚のクッキーと言う、莫大な量の菓子を家に持って帰る事になります。こんなの、お正月を超えても食べきれない...
それ以前に、こちらも120枚を用意する事になる、という事実の方が大変だ。
あれ、そもそも、うちにはクッキーが120枚も入るタッパーはあるのかしらん?
「ちょこっとクッキーを焼く」程度に考えていた週末が、途端に慌ただしくなってきました(笑)。
ちなみに普段私が良く焼くクッキーは、バターたっぷりのガレットクッキーとシンプルにできるビスコッティの2種類。今回はどっちを焼こかなと迷っていたのですが、数を考慮すると...断然ビスコッティだな(笑)。
ちなみに写真は、去年の年末に実家に持ち帰るべく大量にやいたビスコッティ。早くあら熱を取りたくて、こんなことして遊んでしまいました(笑)。 今回は、このタワー何本分になるんだろう...? 

Friday, December 13, 2013

ザッハトルテ

最近のブログのタイトルは「美味しそうな名前」ばかりが出ますが、

今回のザッハトルテはチョコケーキじゃなくて、バンド名。京都在住で、ギター、アコーディオン、チェロの3人が織りなすパリやジブリな雰囲気が漂う、素敵インストバンドです。私にとっては、日本に帰って来てすぐ担当が決まったラジオ番組「ワンダフルGoGo」のテーマやBGMに使われていた為、懐かしく思い入れのあるミュージシャンになりました。

(ご興味のある方は、以下が公式サイトです)
http://www.zahatorte.com/

と、そんなザッハトルテの名前を先日、思いがけない場所で発見しました。


友人と朝食を食べに出掛けた近所のカフェで見つけたチラシ。その同じ日の夜にこのカフェでライブがあると言うじゃないですか。

これは。。。

行こう!

と、即決してカフェで予約をとりました。来年以降、1人まったりと生演奏を楽しむなんて言う余裕ができるとは思えない。しかも家から左程遠くない会場で、うるさ過ぎる音楽でもなく、むしろ胎教に良さそうだ(笑)。

イエス。完璧。

と言う事で、同じ日の夜に同じカフェに舞い戻り、贅沢な夜を過ごしてきました。


お店は30人も入ればぎゅうぎゅう。でも、こぢんまりしたカフェは、アンプラグドの音楽を聴くにはもってこいの会場でした。

仕事のお陰で、過去ライブ会場にも沢山足を運んでこれましたが、今回はこれまでとは違った気持ちで音楽を聴くことになりました。なんと言うか「なるほど、こういう小さな贅沢が、今後ほぼ不可能なってくるのか」と、これまでの自分とはある程度違う自分として生活する事になる、覚悟のような感情と言うか。

聞こえて来る曲の大半が、番組をしてい頃にもの凄くフツーに聞いていた音楽だったのも、自分の感情に訴える大きな要因だったのは間違いありません。とてもダイレクトにラジオ時代を思い出しながら、腹の中ではモゴモゴと足だか手だか分からないものが動いており。

「この日、この場で、この音楽を聴く」と言う、「偶然決めた予定」は、思いがけず大きな意味を持つ時間となりました。

行って良かった。うん。うん。


あ、付け加えますが。

その、ライブを聴きながら感じた「覚悟」的な感情は、決して「残念」と言うマイナスな気持ちではなかったので、そこは誤解のないよう、御願いします^^。もの凄く正直に書くと、そう言う「覚悟的感情」を経て今の素直な気持ちを最も表しているのは、この言葉なんですよねー:

「かかってこんかぃぃ!」

文字で察してもらえれると助かるんですが、あの、誰だっけ、ホラ、いるじゃないですか、あの人ですよ(「かかってこんかい」で検索かけたんですが、見つからなかったので思い出せないまま進めます。ゴメンナサイ)。

あんな感じで、「ヨッシャ」と構えている気分です。

母性と表現するより「男気」と呼ぶ方がしっくり来そうですが・・・(汗)。

まぁ、そんなこんなで、引き続き、最後の自由時間を満喫中です☆


Tuesday, December 10, 2013

サンクスギビング報告。

妊娠中は、体重制限がかかるのですが・・・。

季節柄、食べる会合が乱発。あーあ。楽しい場で自分だけちょっぴりしか食べないと言う状況って、とても、寂しいですね(笑)。あぁ〜あ〜。

とは言え、それほどストイックに体重を気にしている訳でもなく(いいのか?)、呼ばれれば大抵出掛けます。幸い、周囲で多い集まりは、外食ではなく手作りご飯を持ち寄る「ホームパーティ」。自分さえ頑張れば、どうにかなります。先日は、サンクスギビングのパーティに参加し、とても楽しかったのでご紹介します。

米国では11月の第4木曜日がサンクスギビングにあたり、大抵その木曜から週末までが4連休。実家に帰り家族と過ごし、何より「沢山のごちそうを囲む」のが醍醐味の祝日です。関西に住む友人も「こんな楽しいパーティを日本在住だからと言う理由でスルーする訳にはいかない!」と思うのでしょう。毎年この日は、全員の気合いが違います。

と言う事で、写真をご紹介。

見るだけで満腹になりそうな量ですから、お腹が減っている方は、是非心の準備を。多少の気休めになればと付け加えるとすれば「私はこの場で、頑張って耐えました」笑。

夕方からの開催に向けて、お昼から集まってターキーの準備。私も手伝いに行ったハズですが、既に達人が頑張っており、すっかり用無しでした。このターキーは、内臓を取り出し、詰め物をして膨らませて焼きます。



5時間焼いて、できあがり。名人の名誉のために付け加えますが、表面が焦げたのは、特大サイズのターキーでオーブンギリギリのサイズだったから。

でも、今回の参加人数は軽く50人を超える(子供含め)と言うことで、ターキーだけでは足りない!と、別の友人が持って来てくれたのが「Beer Butt Chiken」。ビールを残した缶をチキンに刺してグリルする事で、お肉がジューシーに仕上がると言うアウトドア料理の定番です。



側には勿論飲むためのビールもスタンバイ。あー悔しい(笑)。


子供のためのゲームも盛りだくさんでした。お面を作ったり、トイレットペーパーの芯に色を付けたものを「胴体」に見立て、各自羽と目とくちばしを糊で貼付けて作る「マイターキー作り」とか。そして定番のターキーゲームも。



これは米国でも有名ですが、紙にターキーの胴体の絵だけ描いておいて、目隠しをした子供が羽を貼付ける、日本で言う福笑いみたいなゲーム。みんな楽しそうでした☆


持ち寄りの食事も集まり始めました。

私の担当は、3種のキノコキッシュ。



乳製品が苦手な私は、敢えてこのキッシュに大量のチーズを何種類も投入(笑)。周囲には喜ばれるし、私は食べなくても済むし、一石二鳥っと。この他に、子供用のフルーツケーキを作りました。アルコールやスパイスを入れず、これまた子供優先なので、私は食べずにスルー。


とは言え、デザートテーブルに並んだラインナップは、うぅ・・・。スルーし難いものばかり(笑)。


更に食事がドン!


多国籍な仲間が集まったので、料理もインターナショナルでした。米国の定番モノは勿論、カレー&ナンあり、ナシゴレンあり、ミンスパイあり。おにぎりも551もありました。

ビンゴゲームを行い、いよいよ、乾杯!



ひとたび食事が始まると、終わるのはアッと言う間。でも、楽しい仲間とのお喋りが何よりのごちそうになりました。サンクスギビングって日本語で言うと「感謝祭」。こういう仲間がいることに、何よりも感謝です。

来年も開催になったら、沢山食べよう。うん。






Thursday, November 28, 2013

報告。

やっとですが、このブログを見てくださっている皆様に報告致します。
本日で妊娠24週目を向かえる事が出来ました。

ブログにも書きましたが、夏には入院をしたこともあり、「出だし順調」とは言いがたいマタニティライフです。なので、なかなか周囲への報告もできずでしたが、10月に入り、それまでの様子が嘘みたいに体調が順調になり^^、仕事などもフツーにこなせるようになりました。あの夏はなんだったんだろう・・・と、喉元過ぎて色々を忘れそうな程です。

とは言え、おちおち油断もしていられないので、安定期の今も心身ともにゆとりを持って過ごしています。

来春には、今以上の良い報告ができますように。

写真は、先輩から頂いたポルトガル土産です。
安産祈願なんですって。可愛くてお気に入りです。



そして、そんな訳で、先日のベイビーシャワーでは、私も妊婦仲間として参加する事が出来たのでした^^ テーマカラーが「ピンク」だったこの間のパーティ。私のTシャツには「mommy to be (もうすぐママになります)」と言うメッセージが入っています。

友人のプライバシーもあるので小さい写真での紹介ですが。。。


来月が出産予定の2人に挟まれると私のお腹はまだまだちっちゃいですね。
来年から当分味わえないだろう自由時間を、今のうちに満喫します☆


Monday, November 25, 2013

Babyshower!

最近お菓子を焼く機会が多いです。

日曜は、友人のベイビーシャワーに持ち寄る1品としてチョコレートブラウニーを焼きました。

そのパーティがとても楽しかったので、ここでもご紹介します☆

「ベイビーシャワー」と言うのは、出産を間近に控えた妊婦さんを応援するための決起集会のようなパーティ。子供が生まれると物入りな事もあり、育児や子供に必要なプレゼントを持ち寄ります。参加人数が30人近くだったので、友達の自宅近所の公民館を借りて、集まりました。

私の家からは電車で1時間ぐらいの場所だったので、近所に住む友人と待ち合わせて出掛けたのですが、電車の中で話が弾みすぎて降りる駅を逃してしまい(笑)遅れてタクシーに乗ると言うアクシデントもありましたが・・・。

到着すると子供が沢山の大パーティが繰り広げられていました。
色々なプライバシーを守るべく、周辺の写真ばかりですが・・・。
ごく一部の持ち寄り品をば。


そして飾り付けは、今回のテーマカラーのPINK and BROWNで統一されていました。
友達のジェーンはイギリス人なので、飾り付けもブリティッシュで☆




もちよったプレゼントは中央テーブルに置く事になっていました。
が、プレゼントの前に、テーブル中央に注目を。


拡大すると。


コレ、ホンモノのケーキです。
しかも、幹事の友人であるエスターの手作り。

ニュージーランド人のエスターは仲間内でもベストベイカー。お菓子を焼くのが上手なのです、が、こんなにプロフェッショナルなケーキが焼けるなんて。尊敬。

ホントにホンモノ。
ほらほら。




そして、公民館裏手の公園でゲームをしたり(サイズをとても小さくして雰囲気だけご紹介)、


主役がみんなのプレゼントを開けたり(こちらも、友人の顔はカットさせて貰って、雰囲気を御伝えします☆)


私のプレゼントは、ラッピング前に写真を撮るのを忘れてしまったのですが、赤ちゃんが着る、「つなぎ」みたいな服(ロンパースと言う名前だったはず)。胸元にオモシロメッセージが書いてあるものを選んだのですが、そのメッセージは:

「He did it →」

赤ちゃんの胸元に矢印とともに「彼がやったのだ」と書いてあるものです。今度生まれる赤ちゃんは2人目。既に3歳のお兄ちゃんがいることから、何かあれば「アニキがやった!」と、メッセージを送れるかな、と(笑)。とても喜んでくれました。えへへ。

ともあれ、来月上旬に予定日を向かえる友人が元気そうで良かった。

2人目で慣れているとは言え、来月からはきっと忙しくなるんだろうな。遠い海外に嫁いで、すぐに親戚が飛んで来れないだろうし、何かあったらみんなでまた遊びに行かないとなっと、帰りの電車で友達とはそんな話題になりました。

ジェーン、おめでとう〜☆

Sunday, November 10, 2013

favorite package

先週アップしそびれた写真で絵日記をば。

卵プロジェクト最後の「焼き」は、これでした。
クランベリーとアーモンドのビスコッティと白黒のダブルチョコクッキー。
いつも買う「鉄人珈琲」の豆と一緒に卵の送り主、母に発送しました。
コーヒーとビスケットとか、スープとパンとか、そう言う組み合わせはこの季節ならではで大好きです。


先月中旬ぐらいから、本当に良く焼きました(笑)。
もちろん、良い卵なので、お菓子ばっかり焼いていた訳ではないんですよ。煮卵とか卵黄味噌漬けで日持ちのする卵を作って、日々卵を食べてようやく消費に追いつきました。

今度は、しっかり送ってもらう日程を聞いてから送ってもらおう(笑)。




Friday, November 01, 2013

コミュニケーション・ナルシスト

調べ物中、とても興味深い読み物を見つけたので、自分メモとして書きます。

タイトル通り「会話において、自分の話しかしない人」についての心理状態で、正直「ありきたり」ではありましたが、思った以上に根の深い問題なんだなと感じました。

周囲にいませんか。何のトピックでも、すかさず「自分の話題」にすり替える人(笑)。関西ではこういう人の事を「会話ドロボウ」と呼んだりします(笑)。中には「ところで話は変わるけど...」と、そこまでの会話をぶった切り、光速タックルからの一本背負いの如く「マイ劇場」を開演させる強者もいるそうです。

さて、読んでいた色々の中で、詳しい心理状態が解説されていました。書類ではCNと省略されていたので、以下CNと表記しますね。

なんでも「CNハラスメント」なんて言葉もあるらしく*、単に「自分が好きな人」では片付けられない少し病的な側面もあるそうです。

(*CNハラスメントに関しては、元ソースを探しきれずでしたので、私が見た情報で「便宜上作っただけの言葉」の可能性もあります。浸透度は分かりません)

さて、CNの隠れた心理とは。
大きく分けて2つの感情がミックスしているそうです。

1)このタイプの人は、「自分の人生は一見フツーに見えるかもしれないけど、そんじょそこらの凡人の人生とは異なり、非常に劇的なもので、なんなら本にまとめてもらって構わない、イヤその価値なら充分にあるのだ!」...と、無意識に思っている、そうです。

と言う事で、

「私にかまって〜」

と言う程度の、カワイイ目立ちたがり屋ではなく、

「こんなドラマチックな私の話を、聞かない手は無い!価値があるのだ!」

と、確固たる自信を持っているらしい。「いつか本を書きたいの」が口癖、と言うのも、面白かった。もし周囲で見かけたら、要注意です(笑)。

そこに「永続的欲求不満」の要素が加わるそうです。つまり:

2)「私の人生はスゴい!」と自信を持っているが、「現実は平凡」と自覚済み。だから「何故、こんな凄い私に誰も注目しないのだ!」と、常々声を大にして叫びたい欲求があるそうです。

最初の「私ってスゴい」部分が、過大解釈だと気付いていないので、欲求不満がいつまでも解決しないんだそうです。

そんな深い心理が働いているとは!と、ビックリしたのでした。

そんな訳で、CNにとって会話は絶好の"ステージ"。「会話」=「話し手=ワタシ、聞き手=アナタ」なのです。コチラ側が話題を持ち出すのは「私へのフリ」でしかなく、ましてや「聞く」なんて、辞書に載ってないと(苦笑)。

読みながら色々と「コワい世界だなぁ」と感じました。

どちらかと言うと、「こういう人、コワい」と言うよりも「こんな研究みたいなのが行われてるのか!?」と言う点の方が、コワいです。

つい自分の話を長々してしまうと、欧米だと「ヤバい!コイツCNだ!」と警戒されてしまう可能性があると言うのです(笑)。気付いたときは、ただちに「Thanks for listening」などの「聞いてくれた相手への感謝」を伝える事で、「私はフツーです」と訴えた方が良いそうです(笑)。

...まぁ、この「CN」事態、どの程度欧米で浸透しているのかは、分かりません。でも日本以上に色々な病名が飛び交う欧米ですから、「なきにしもあらず」ですよね。既に:

CNは「自分は特別」と考えている傾向が強い。
問いつめられると根に持つ。
自分の都合ばかり優先する。

などと「自分の話ばかりする人は心理的に少し病んでいる」と思われている節もあり、勘違いされるとちょっと困ります。

結論としては:

お互い気をつけましょうね。

と、非常にアリキタリな結論しか導き出されておらず、残念でした。

でも、同時に、如何に「聞く能力」が大切なのかを身につまされました。

話をちょっとそらしますが、

私がラジオDJをしていたからだと思いますが、時々「私もラジオDJになりたかった」と言われる事があります。そして、残念ながら、そう言うタイプに、ここまで述べた特徴が強い人が多い(笑)

でも、そう言われるたびに、いつも「ラジオDJって自分の話ばっかりしてたっけな?」と考えてしまいます。ラジオDJこそ「他人の話をきいてナンボ」の職業のはず。だからこそ「パーソナリティ」なんて、よくよく考えるとスゴい意味を持つ肩書きで呼ばれるんじゃないかなぁと思ったりするのです。

私は今はラジオDJではなく、翻訳や通訳の仕事をしています。あ、司会も時々(笑)。これらの仕事では、今まで以上に「相手の話を正しく解釈する」能力が問われるようになりました。

それによって、より他人の話し方や内容に敏感になってしまう事もあるのですが、やっぱり相手を気遣う話し方が出来る人、相手の話を引き出そうとする人は、人間としても魅力的だなと感じます。

私も、そんな人になりたいな。
CNにならないようにしなければ(笑)。

作業の延長で行った脱線リサーチでしたが、色々と勉強になりました。


**

最後に、読んでた色々文書の中に書いてあった

「そんなCNに自分の要求を通す方法」です。

参考までにご紹介します。

1:Be precise in what you want (要望を細かく伝える)
頼み事や聞きたい質問はより具体的に。もしくは「今日は私の話を(黙って)聞いてもらいたい」などと「イエスかノーの返事しかさせない」テクニックを使え、とのこと。

2:Know what the narcissist wants (相手の要望を知る)
これは、相手が何を伝えたいのか「すごいねー」なのか「タイヘンだったねー」なのか、細かい反応をする事で、相手の機嫌を取る。と言う意味だそうです(笑)。

3:Persuade the narcissist that he or she will derive something significant from doing what you want.
(こちらの要望に応えてくれると良い事があるよ、と説得する)
「今、私の話を聞く事はアナタの利益になりますよ」と伝えることなんですね。

そう考えると、結局「おだてるしかない」と言う結論しかなさそうですが(笑)。



Thursday, October 31, 2013

10月31日なので。


Happy Halloween! 

と、一応挨拶だけでも(笑)。 

仮装にもパーティにも参加しませんでしたが、ハロウィン、日本でも盛り上がるようになりましたね。 

作業が捗らずボケボケとネットサーフィンをしてしまった昼休憩。ことしのハロウィンの流行はなんだろうな、と検索していたら、関係ないサイトに辿り着きました。 

直前でも間に合う手作りコスチューム 

だそうです。面白かったのでご紹介。 

子供には人気キャラクターの衣装を買ってきて着せれば済むけれど、大人はそれで済まないのがハロウィンの醍醐味な気がします。もはや人間じゃない何かを「自分で作ってなりきる」と言うのがアメリカぽい。私だったら、グーグルマップがいいなぁー、簡単そうだしー。と思いながら見てました。センスとクリエイティビティが問われる大人のハロウィンも、日本でガンガン盛り上がってほしいな。 

そして探しきれなかった今年人気の仮装。明日にでもニュースで取り上げてくれるかな。私の予想は男性スノーデン、女性メルケルです。さてさて。 

http://flavorwire.com/341248/diy-couples-costumes/


Tuesday, October 29, 2013

たまごまつり。

今月中旬、実家より「昔ながらの良い卵」が送られてきました。


こんなに沢山(汗)。
写真には20個しか写っていませんが、コレ、箱に2段詰めになってまして、合計40個の卵が入っていました。

しかもタイミング悪く、スーパーで「そこそこ良い卵」を1パック購入したところ(笑)。連絡を貰ったときに、しっかり届けてもらう日時を聞いておけばよかったです。うっかりの連携ミスで、2人暮らしの我が家の冷蔵庫は、50個を超える卵で占拠されてしまいました。

これは。。。
なんとかしなければ。

ということで、
勿体ないなぁと思いつつ、先日、

焼きまくりました(笑)。





今回は最初から「周囲にお裾分けする」のを目的に焼いたので、1日で3種類。ケーキだと運びづらいし、と小分けにしやすいクッキー関係を焼きまくったので、もはや「趣味・娯楽」の域ではなく。なんだか「作業・プロジェクト」という言葉がピッタリの1日でした。

上から、グレープシードオイルで作ったココアスプリッツ、クランベリーのビスコッティ、せっかくだから良いバターで作ったラングドシャです。

そして相手の都合も気にせず、周囲へ宅配しまくった先週。
幸い、みんないい人なので、喜んでくれて助かりました。
本当なら卵をお裾分けしたい所でしたけどね。


でも、おいしい卵は、卵ご飯と、「これ」がいちばん。
卵黄の味噌漬けです。


夫の実家から届いた新米とともに。

日本人でよかった^^

Thursday, October 24, 2013

アメリカンなウェディング。

友人の結婚式に出席しました。
(ハイ、退院して、すっかり元気です)。



ベストショットがお色直しの"something blue"なドレスでゴメンナサイ。

新婦はフロリダ出身のアメリカ人。新郎は日本人ですが、お父様の仕事の関係で大学までカリフォルニア育ち。アメリカで日本語を学び、同じ頃に日本にやってきた2人は、育った環境は違えども、共通点の多いカップルです。

披露宴をできるだけ「アメリカンにしたい!」と、最初から新郎・新婦とブライズメイドとベストメンのダンスでノリノリ。ウェディングドレスでダンスする友人もサマになるし(写真がなくて残念ですが)。「ガータートス」(新婦のガーターベルトを投げて受け取った人に幸せのお裾分けがあると言われる行事)に至っては歓声が凄かった!



本当はブーケトスが女性の出席者へ向けてで、ガーターが男性出席者へのものなんですけどね。花嫁のガーターを男性に渡すのがイヤだったのかな。

最も新鮮だったのは、ご祝儀の方法です。現金を包む日本式ではなく「レジストリ」サービスでした。米国では一般的ですが、事前に新郎新婦が「欲しい物リスト」のようなものを作り、出席する人は、事前にリストからプレゼントしたいものを買って上げるシステムなんです。もともとはプレゼントを持ち寄る習慣があったそうですが、今ではカタログやオンラインなどでリストを見る事ができます。

ギフトの値段の幅もわかれているので、日本のように一般常識での一律金額目安がなく、出席側の気持ちや事情によりプレゼントを選ぶ事が出来るんです。昔はこのレジストリで結婚に必要な物を揃えていたそうですよ。

ただ、最近では「モノ」も新しく買う必要も無いという新郎新婦も多い事から、「ハネムーンレジストリ」なるサービスも登場。友人の場合もこちらだったんですが、新婚旅行で必要な経費をリスト化し、支援を募ると言う形を取っていました。例えば:

米国からイタリアまでの旅費:1口100ドル/20口必要
ローマの素敵なホテルでの1泊:1口95ドル/5口必要
毎日ジェラート食べたい!:1口10ドル/10口必要
観光ツアーの費用:1口35ドル/2口必要
美味しいディナー:1口50ドル/2口必要

などなど。

既に誰かが購入しているものには「コンプリート」の表示が出ので、他の人とかぶる事もありません。例えば旅費を少し負担してあげたいと思えば、3口、4口と選んで購入もできますし、「ジェラートとディナーは私が出してあげるよ」と2つを選ぶ事も可能です。リストを見ながら2人がどんな場所で旅行を楽しむのかも想像できて、ほのぼのしながら選ぶ事が出来ました。

なにより「みんながおんなじ」の日本文化と「個性が大事」の米国文化の違いを、こんな所でも実感(笑)。どっちが良いのかは、分かんないですが。

なにはともあれ、歓声と笑顔とノリノリの音楽に溢れた結婚式でした。

Ciciとサト君、ホントにおめでとうー。



ちなみにバナシ:
パーティで「ご主人の好きな所は?」と聞かれた彼女は「料理を作ってくれるし、ワインを注いでくれるし、プリンセスのように扱ってくれます☆」と素直に返答していました。ザッツ・アメリカン。日本男児には、求められないですな(笑)。


Tuesday, September 17, 2013

近況と言うことで。

近況報告ということで、お知らせします。

2週間程、入院してました(汗)。

とはいえ、今は退院しまして、自宅でこうやってブログをアップできるまでに回復してます。それに、そもそも命に関わるような大病ではありませんので、どうかご心配なく^^b 寝そべってパソコンで仕事関連の作業もしてますし、この姿を見られると「入院?嘘でしょ」と思われそうなほど、フツーに元気です☆

そして、この場で、Facebook繋がりの皆様でこのブログに来てくださった方々に、お知らせに併せてお願いも、書かせて頂きます。

この近況はfacebookでは報告致しませんので、どうかご理解・ご配慮のご協力をよろしくお願いします〜。親友・友人・知人・知人っぽい人が入り交じった不思議コミュニティのSNS上で、自らの左程楽しくないニュースを広げるのも、私としてはTMI(=Too Much Information)だな、と思っていますので、どうかどうか、コメントに書き込んだりしないでくださいね。よろしくお願いします。ぺこり。

反対に、このブログにアクセスする人は、「あべひろ最近、何してるんだろー?」とわざわざ来てくださる=より近しい方々だと思っています。ので、こちらでは、自分の近況を、SNSよりは普通に書きたいなぁと思っています。twitterにはリンク飛ばしちゃってますけど、140文字以上読みたい人じゃないと、結局ブログにまではこないもんね(笑)。

と、言う事で、報告でした。


ちなみに、1個前のブログは、「そんな入院中に、もの凄く思いがけない人達が、思いがけずフラッと顔を出してくださった事がとても嬉しかった」と言う内容なのでした。ホントに驚きました。

その出来事を含め、そんな入院期間中には、色々な「気持ち」が本当に"見えた"なぁと感じました。相手を思いやれる人って、こういう態度で接してくれるんだな。とか、自分中心でしか物事を考えない人は、そういう言葉を使うんだな、とか。今後の自分に、大いに参考になりました。

まぁ、いちばん学んだ事は「オトナになると、思っている以上に健康に気をつけないとダメだなー」でしたが(汗)。

今月・来月に向けて「月目標」候補は今の所、「年齢相応に」だなと思っています(笑)。


Tuesday, September 03, 2013

ひとのきもち

今日の夕方。

思いがけない人たちの純粋な気遣いに触れました。

書けば長いので省きますが、突然で、嬉しくて、感動して、心と目頭が熱くなったけど、人前だったので泣かないように頑張りました。




辻褄の合わない表現とは知りつつ、「ひとのきもちは見える」と、信じています。

その理由が今日、また1つ増えました。

Tuesday, August 27, 2013

Multi-culture

大阪に引っ越して3年。

気付けば本当に日本人じゃない友達ばかりになりました。先日も、友人の誕生日ランチをしたばかり(みんなのプライバシー保護のため、小さく、小さくした写真ですが、雰囲気だけご紹介。私もどこかにいます)。何でも話せる、とても良い仲間です。このときのランチは、ほんとうーーーに、沢山語りました。


J's birthday lunch! Thanks ladies for sharing such a fab time.

国籍はみんな違うけど、「結婚がきっかけで馴染みの無い土地にやって来た」と言う共通点があって、一気に仲良くなりました。それに、主婦友の団結力の強い事!すぐに家族に会えないと言う事情もみんな同じなだけに、子育てをしている友人達は、その中の誰かが日本で出産をした時には、直後から「フードリレー」と称し、育児に追われる新米ママを助けるべく、順番でご飯を作って届けていたと言うこれまでの"団結の歴史"も聞いてホロリとしちゃいました。凄い。

それに、一緒にいると、日本に暮らしていながら日本の事を客観的に見ていられる。これは、非常に貴重で有り難い環境だなーと、つくづく感謝しています。

私自身、長年米国に暮らしていた時、また日本に帰国してすぐの期間、日本の雰囲気に慣れるまでに凄く時間がかかりました。何か分かりやすい例を挙げようと思ったのですが、何が分かりやすいのかが分からず(笑)、上手に伝わるかどうか自信ありませんが、私がサッパリ理解できなかったのが良くある「日本のオトナ社会」みたいなものです。

例えば「大切な案件ほど、ぼんやり伝える」とか「指示は『うまくやっといて』--以上」とか、なんかそんな感じのぼんやりの雰囲気が、とても分かりにくかった。住んでいた国もアメリカだったし(笑)対極みたいな環境に慣れてしまってからの日本は、まぁまぁ、キビシいものがありました。「KYなんてナンセンス」と思っていましたし、「『ほぼほぼ』ってどれだけ曖昧な言葉なんだ!」などと反発もしていました。今も、あんまり好きじゃないけど。。。

んが、そんな私でも、5年も経つと、それなりに「ニッポンの、具体的に表現できない"そういう雰囲気"」の意味や、何故そういうやり方をするのか、などが多少理解できるようになり、5年前に比べれば、多少ですが、「うまくやる」方法も、何種類か(非常に少ないですが)持てるようになりました。

そうやって少し日本に慣れた今、仲良くしてる海外の友人の視点も、不思議だと思われている日本の背景も、少しずつ理解できるような気がするのです。

だからと言って、その都度友人と議論を戦わせるつもりはないですが(国籍を問わず、アラフォー女性が感情を高ぶらせている時に横から口を挟んでも、会話にはならないのです・笑)、自分が時々通訳として仕事を貰えるようになった今、仕事として日本人以外の人とも接するときには、その「雰囲気の使い分け」は出来るようになりたいな、と思うようになりました。

日本人には柔らかく、外国人には理論的に---だとか、その反対も。今少しずつ始まった仕事は、言葉をオセロみたいにひっくり返す以上に、やらないといけない作業があるのだなぁと感じ始めました。

バイリンガルを名乗る人なら、日本に沢山いる。
もう少し先を見ておかないとなぁ。









Wednesday, July 17, 2013

New gadget

電子辞書を新調しました☆

英語に強い辞書を探していて、同時通訳の先生からオススメされたSII (セイコー)の中から、自分が使いやすそうなモデルをば。



実は先生は、具体的に1機種を勧めてくれたのですが、私が購入した電子辞書の倍のお値段で(汗)。予算内ギリギリ、やや上回る買い物になりましたが、5年前の「ワンダフル・ゴーゴー」の担当が決まった時に購入した辞書に比べて、探せる単語が増えたし、金融や株式のような専門知識の用語集も(日本語オンリーだけど)搭載済み♪

無料のネット辞書では少し限界もある上、仕事でしっかり使うには不安が残りました。それに外で作業をするときにネット環境を気にしなくて良くなり、今後の作業環境が更に快適になる予感も☆

とても良い相棒ができて、大満足です。

ちいさな変化ですが、本日1日、色々な作業が捗りました。いえい。

とてもマイナーな喜びなので、あまり分かち合ってもらえないだろうとは思いつつ。。。近況報告でした☆


Thursday, July 11, 2013

やっぱりマイク前にいます。

ラジオからは遠のきましたが、気付けば割とマイク前に立つ機会が増えていて。

こんな場所だったり。


あんな場所だったり。


漫画家の井上雄彦さんと対談をさせて頂いたり。(これに関しては「聞くとは」と言う凄い学びを頂いたので、別でブログを書きたいと思っている。。。思うだけで。。。進んでないですが。。。いつかきっと。。。)



と、こんな感じでちょこちょこ声をかけて頂いてます。



嬉しいのは、どんな場所にも、「話を聞く価値のある人」と言う誰かがいること。そして、その誰かの貴重な話を一緒に楽しめること。それに、そういう「誰か」と言う人たちは必ず、それぞれに凄いパワーを持っていて、話を通じて、そういうエネルギーまで貰える。重ねてラッキーなオシゴトです。

例えばつい先日は、「牛角」創業者の西山知義社長の講演を聞き、その後の懇親会では、西山社長と「鳥貴族」創業者の大倉忠司社長の対談が思いがけず実現!と言う、重みある会話を拝聴。

ほえー。やっぱでっかい人ってちがうなー。

結局は毎回、ぽかーんとした感想ぐらいしか出ないのですが、後々になって、その都度印象に残った言葉を思い出すことが多々あり(今日は「ぽかーん」部分のみの紹介で済ませますが・笑)、その都度「あのとき、あのイベントに立ち会わせてもらってありがとうございます!」と誰ともなく感謝してしまいます。

ラジオ、雑誌、新聞で「取材」と言う仕事を行っていた時には、ニュース価値のある存在に接する機会に恵まれるというラッキーな環境で仕事ができました。その取材業務から離れ、大阪に移り、もう滅多にそんな機会にも出会えないだろうなぁと思っていたのですが、

そんなことなかった^^。
巡り巡って、やっぱり、そんな日常をおくれるのがとても嬉しく。

それに、やっぱり、マイクの前にいるし。
それも、しみじみ、嬉しかったりします。



Thursday, June 20, 2013

the Team

先日、とても嬉しい事がありました。

私の事ではなく、夫の事。簡単に言うと「仕事で褒められました」みたいな出来事で、端から見れば大した話ではないかもしれません。それでも嬉しかったので双方の両親へも報告のメールを送ったのですが、その翌日、早速実家から花が届きました。

夫からすると最も遠い存在である私の両親ですが、「だってメデタイ時は、お花でしょ!」と。と言う事で、派手ハデしい(笑)花をご紹介。オレンジ基調のアレンジが、新居に元気をくれます☆



身近で苦労を見ていただけに自分のことのように嬉しく、私の方が日々ニコニコしている気がします。そして夫の両親だけでなく、私側の家族が一緒に喜んでくれたのにも、じんわり感動。些細な事でしたが、数年前まで他人だった人々との間で、チーム感が強まっていると感じた瞬間でした。

余談ですが、最初に報告を聞いた素直な反応が「お!ええやん(訳:あぁ、それは良かったですね)」だった自分が、関西に馴染んできた事も、思い知りました(笑)。関西に馴染んでもアニマル柄を着こなす関西のオバチャン風にはならないよう、気をつけます。ホントに余談ですが。



Thursday, June 13, 2013

ていねいなもの - その2。

毛糸が届きました。



ちょっと前に、友人らと京都の綾部にある草木染め工房で、毛糸草木染め体験をしてきたんです。大阪から車で2時間。到着して車から降りると、まず周囲の静けさに驚きました。



この場所に、古い民家を工房にして草木染めの毛糸を販売するご夫婦がいるんです。編み物仲間の1人が京都の蚤の市に出展されてた夫妻の毛糸を買った事で、今回のご縁が繋がりました。

その時々に咲く植物で毛糸を染めているので、常に同じものが手に入る訳ではないそうです。今回は、カモミールを使って綿の毛糸で草木染め体験。




まずは花を摘む所から。一面のハーブガーデンにもぐって、ひたすらカモミールをバケツに放り込みます。

その後、みんなで花の部分だけちぎってカゴへ。小さな花なので、毛糸に色をつけるためには、これだけないと無理だそうで。なかなかの作業ですが、鳥のさえずりしか聞こえない中、風に吹かれて無心になってしまいました。写真のどこかに、私もいます☆




そして、こんな感じ↓。寸胴にお湯を沸かしてカモミールを沸かし、その中に綿の毛糸を投入。何度も染め直して、頃合いを見て引き上げる作業でした。写真のモデルはアイリッシュのトリシュ。実は学生時代の専攻が染め物だったと言う、隠れプロ(笑)。


一旦毛糸をお湯につけると、20分程の待ち時間が出来ます。その都度、お弁当を食べたり、藍の葉を取りにいったり、自然と戯れました。何より、工房から漂うカモミールの香りに癒されました。





私たちに関係なく、ウールを紡ぐ工房のおじさん。でも、手つきを見るだけでもとても楽しい☆モデルはやっぱりトリシュ(笑)。




そして、こうやって乾かしてもらった手作りの毛糸を、後日届けてもらったのでした。



山の側で、花に囲まれて、静かな場所でお湯を沸かして花を茹でて。その匂いの中で糸を染めたり、紡いだり。ハーブティはそれほど飲みませんが、今後は多分、カモミールティをいれて、この工房を思い出すんだろうなぁと思います。

まだ、この毛糸で何を作るのかは決めていませんが、この毛糸で作ったものを身につけていたら、凄く安らげそうです。