Saturday, September 15, 2012

Dearly Beloved

今日は友人夫妻を自宅に招いて「タコパー」、そうです、「たこ焼きパーティ」をしました。大阪に来て2年。少し関西の文化も取り入れつつあります(笑)



すっかりくつろぎ、友人にたこ焼きを任せる私・・・。

さ て、そんな友人がお土産に持ってきてくれたのが「Dearly Beloved」と言う名のワイン。単語で雰囲気は分かるし、辞書にも「大切なあなた」と日本語の意味は出ていましたが、これが冠婚葬祭等の際に宗教的な意味合いを含んで使う表現である事は、知りませんでした。結婚式などでは定番のように使うそうです。

へぇ、なんて関心していると、友人が一言:

「こういうのを訳すのって、難しいだろうね」

なんて事言うんだ、ワイン飲んでるときに。酔った頭で考えなきゃいけないじゃないか・・・。と、以来たこ焼きをよそに、えーと、えーと、なんて頭をグルグルとさせてしまいました。

まずは情報収集。

何故このワインにこの名前がついたのか。その説明はボトルに書いてありました。

"Dearly Beloved brings together the finest red wines from the Central Coast to create the perfect union of flavor and aroma. Aromas of dark cherry, plum and spicy vanilla oak vow to pair perfectly with blueberry, black currant and toasted vanilla bean flavors"

要するに風味と香りが一体となり素晴らしいワインの味に仕立て上げているとアピールしているらしい。この、アロマが”vow to pair perfectly with”フレーバー。。。なんて言う表現が、憎たらしい程凝ってて、もぅ〜。。。やだなぁ、頭使うの(笑)。

宗教的な背景知識に乏しいので、その辺を日本語に当てはめるには、今の私にはちょっと時間が必要ですが、そういう説明を聞いて一番に浮かんだ日本語は「連れ合い」でした。単に、伴侶を表現する言葉の中で私が最も好む言葉、と言うだけなのですが。でも日本酒や焼酎ならまだしも、ワインにはちょっと不釣り合いだ なぁ、なんて。

友人は日本語はそれほど使わないので、改めてそのツレアイの説明を「better half」であると伝えたところ、「うーむ・・・」と、納得しがたい様子。まぁねぇ〜。1本全部が「パーフェクトなワイン」と伝えたいのだから、ハーフだけ良くてもね、なんて思いますよね。

...と、じゃ、背景も説明に加えちゃって「神のお導き」?背景はもうこの際無視して「完全なる出会い」?なんて、色々と考えつつ、一緒に来てくれた2歳のお嬢さんの欠伸を合図にタイムアウトとなったのでした。

Dearly beloved

これ自体はとっても素敵な言葉。そして名前に負けずワインも美味しかったです。懐かしい米国のスーパー「トレジョー」こと、Trader Joe'sのワインでした。ここ数週間、ちょっと疲れていたのですが、久々の友人と久々のワインで、ちょっと気分回復♪です。


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