Friday, June 16, 2006

94F

大塚晶則選手の在籍するレンジャーズとの4連戦でした。摂氏で言うと34度。湿度もあり暑いです、テキサス。更に言えば直前のシカゴの気温は60F(摂氏15度)。この差は大きいです。

球場駐車場からメディアゲートまでの約1分の道のりが非常に長く、信号を渡る間に自分が融けてなくなっていくのではないかと思うほど。試合は全てナイターでしたが、打撃練習中のグラウンドはつい無言になるほどの暑さです。こんな中でも”ふつー”に練習している選手は、やっぱ凄い。

4連戦はホワイトソックスが3勝1敗。普段取材をしているチームの勝利は嬉しいですが、反面、今回は対戦相手が勝つと「守護神・大塚の『ヨッシャー!』がついてくる」。内心、応援に困りました。

今回の4連戦での個人的なハイライトはレンジャーズのジェリー・ヘアストン二塁手との再会でした。元カブスのヘアストンは5月31日にトレードでレンジャーズへ移籍。まだ日が浅いですが「テキサスは居心地がよい」とのこと。確かに4日間の取材で感じたのですが、レンジャーズの選手は試合後もクラブハウスに遅くまで残る選手が多い。まったり雑談してます。「試合後、選手同士でどこがよかった、どこがダメだったと話し合っているとつい長居する」だそうです。

帰り際に伝言を頼まれました。「ハロルド・ベインズに君はオレのヒーローだと伝えてくれ」。ホ軍のベインズ・一塁コーチのことです。球団歴代2位の本塁打記録(221本。1位はフランク・トーマスの448本)を持つベインズ独特の左打ちフォームの物まねも披露してもらいました。現在4番打者・コナーコがこの記録にあと1本と迫っているところです。そんな話をしていたら、つい私まで長居してしまいました。ホントに居心地がいいかもです。

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