Friday, April 15, 2011

HOPE from Chicago is coming to Japan.

今日は沢山ブログを書きました。
いつも文章が長くてスミマセン。


今朝友人から色々と話を聞き、外国で震災のニュースを見た子供達の様子を具体的に感じました。


小学生を担当している友人の、担任生徒の1人に日本から来た生徒さんがいるそうです。


地震があったその日、彼女のお父さんは東京にいて、クラスで見る彼女は「普通に振る舞っていたけど、明らかに落ち込んでいて親戚や友達そしてお父さんを心配していた」とのこと。

クラスメート達も津波や地震の被害に驚き、おびえたそうです。彼らにとって外国での出来事とはいえ、ニュース映像が強く心に残った子供達が多く「ミシガン湖(シカゴに面する五大湖の1つ)でも津波は起きるのか」などの質問も飛んだそうです。

そんな子供達に彼女がクラスで伝えたという言葉がとても素晴らしいのでそのまま紹介します。


I wanted to give my students something positive to focus on. I wanted them to know even though it is hard to think about sad things happening in the world, it is important to learn. Without knowledge, we would not be able to bring change, help, and hope to others.
→子供達にポジティブな考えに集中してもらいたかった。彼らに伝えたのは:たとえ世界中で起きるこれらの災害について考えるのが辛くても、そこから学ぶことが大切。知識がなければ他人に対して変化をもたらすことも、助けることも、希望の手を差し伸べることもできない。

"You can't stop tragedies like this from happening, but when they do happen it is our responsibility to help in any way we can, big or small. We are all citizens of the world and we need to care about each other and help one another."
→自然災害のような悲劇を食い止めることはできない。でも、そこで自分たちにできる方法で被害に遭った人たちを助けるのが私たちの責任。大きなことでも小さなことでも。私たちは地球の住民としてお互いを助け合うことが大切だ。


今回の募金活動は、シカゴの子供達に「自分たちでも頑張れば誰かを助けることができる」と自信を与えてくれたようです。











メッセージと鶴は、最初に書いた日本人生徒のお父さんが直接、被災地の小学校へ手渡しに行くそうです。どの学校なのかは今分からないけれど、ネット環境が整っているのなら、スカイプなどで直接日本の子供達と会話したいと話していました。


彼女が日本をこれだけ身近に感じてくれたきっかけは2年前の日本旅行。外国人2人で新幹線に乗り、1ヶ月で東京・名古屋・岐阜・関西・広島なども旅していました。私は東京以外は付き添えず、旅先での2人を心配していたのですが、訪れた各所で多くの日本人が自分たちを助けてくれたと、とても嬉しそうでした。今でも話に出ます。




小さな行動がどこでどうつながるのか分からないです。

「しょうがない」「がまん」など、色々な日本独特の言葉が現在、が世界の雑誌で紹介されています。

「縁」という言葉も多くの人に伝わってほしいです。


2 comments:

Anonymous said...

ちょっとした縁でも、生徒ひとりひとりの協力で、このように大きくて、心温まるものに発展した恩返しになって、すばらしいですね!そのメッセージを読んでいる時、ジーンとしてきました。

私たちも、ガラージセールをして、義援金を集めました。予想以上にたくさん集まりました。

”やる気になれば、なんでもできるんだ”と実感しましたよ。


From OK, USA.

Hiro said...

ガラージセール、おつかれさまでした。

ここで紹介した友人の企画は、ホントに素晴らしい結果を生んでくれたなぁ、と私も感動しました。写真を見ていると、折り方も分からないまま鶴を折る子供達や、それをもって呼びかける子供達の姿が目の前に浮かんでくるようで、多くの方に紹介したいと思いました。

読んでくださってとても嬉しいです^^コメントしてくださってありがとうございました。