Friday, May 12, 2006

アナハイム・エンゼルス

現在の正式名称は「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」。英語のスペルには”天使”が2度登場するため、どっちに「e」がついてどっちがそうでないか、しばしば迷います。

*正解は:Los Angel”e”s Angels of Anaheim 語源、ロス・アンヘレスもスペイン語で「天使(複数形)」を意味します。

アナハイムはロスから車で90分(当社運転・笑)。昨年までは「アナハイム・エンゼルス」という名称でしたが、人気ある「ロス」の名にあやかりオフに地名を冠する名称変更を申請し、通りました。

確かに球団創設当初は「ロサンゼルス・エンゼルス」としてドジャー・スタジアムを本拠地として使っていたそうです。アナハイムに移転して名称を一旦「カリフォルニア・エンゼルス」に変更、その後「アナハイム・エンゼルス」と変わったという経緯から、「昔の名前に戻したい」と言えば、言い分は納得できる、気も、します。ですが、現在「ロス」と言えばドジャース。「紛らわしい」「ロスに球場がない」「アナハイム地域ファンを失望させる」など、ロサンゼルス市、アナハイム市、ドジャースと各方面から反対意見も出ました。

結局、正式名称を聞く機会はスポーツチャンネルのニュースぐらいではないでしょうか。

そんなエンゼルスがシカゴで3連戦。

真っ赤なユニフォームのエンゼルスには、ゲレーロ、Kロッドら日本でも人気の選手が大勢います。そして、このチームがシカゴに来ると、USセルラー球場では試合前に楽しい風景が見られます。打撃練習前の赤い集団と黒いユニフォームのギーエン監督との雑談風景です。ベネズエラ出身のKロッド、ドミニカ出身のゲレーロを始め南米選手が一斉にギーエンに挨拶する姿は、赤と黒、という色の対比だけでも視覚的に面白いので、そういう意味でも楽しみなカードだったりします。

身振り手振りを交えスペイン語で雑談する選手&ギーエン。南米の絆の深さなどがかいま見れて微笑ましく思うのですが、普段の選手達の素顔が少し見えてきたメジャー取材3年目。「スペイン語が分からなくて良かった」と思う会話ばかりなんだろうなー(苦笑)。

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