Thursday, May 04, 2006

禁断症状

先日クリーブランドでインディアンス戦を見ている際、プレスボックスにいたコラムニストで元阪神タイガース投手、猪俣隆さんがこんなことをおっしゃってました:

「現役時代、夜中に目が覚めてボールの握り方を確認したくなるときがあった。打者なら目が覚めてバットを振るという経験を持つ人も多いだろう。ふとアイデアがひらめくことってあるんです」。

プレスボックスで真剣に頷く記者の中で、私だけ違う「フムフム」が浮かんでおりました。

編み物したい・・・。

失礼に当たるのは承知で書くと、「こんなものが編んでみたい」とひらめくのは大抵寝ている時。手近にある取材用のメモ帳に「タンクトップ」などと落書きし、その絵を翌日の打撃練習中に見つけ、つい、「軽めの毛糸がいいなぁ・・・」と意識が遠のきそうになり「だめだ、仕事が先だ!」と目を見開いて打撃練習に注目するということも、しばしばです(ごめんなさい)。猪俣さん!分かります!と握手を求めても「いっしょにすんな」とあしらわれて終わりだと十分想像できたので、思考回路を無理矢理「枕元でバットを振る野球選手の図」に戻し、頷いてました。

しかし、我が家には最近そんな紙切れが貯まるという緊急事態が発生中。タンクトップ、レース・スカーフ、部屋履き靴や、トートバッグ・・・色もパターンも完成しているのに、毛糸と時間がない。

いや、毛糸は、机の上に2玉・・・あるんだった(忘れてた)。

原稿を書きながら、目の前にある「ニナ」ロゴ入り袋が気になって仕方ありません。

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