Friday, January 13, 2006

Hot and Fresh


コンビニの入り口で「Hot&Fresh」と書かれたサインを見かけ、しばし「うぅーむ」と考えました。

単語の並びは逆でも多分「できたてアツアツ」がぴったりだと思うのですが、アメリカ生活5年目、頭で理解しても未だにこの言葉に馴染めません。

くせ者が、このFreshです。

日本語としての「フレッシュ」は「新鮮」というイメージが強く、まず思い浮かべる単語は、野菜や果物。頑張って連想ゲームを続けても、新入生、若葉、ビタミンC(苦しい)。一方「できたて」。この言葉は「そう言うからにはまず火を通さねばならぬ」と続く訳で、この2つが感覚的に私の中で一致しないのです。

最も違和感あるのが:Fresh from oven

ベーカリーとかピザ屋とかスーパーの出来合いローストチキンコーナーで良く見かけます。「今、窯から出ました!」という意味ですから、本来ならば反射的に「うーん、おいしそう」と想像して正常。んが、スーパーで買い物カートを押す私の思考回路は:

「ピチピチと見せかけて本当はこんがりなチキン・・・」

一瞬フリーズします

コンビニ入り口の“Hot & Fresh”が「できたてアツアツ」ならば、その次に連想したいのは、肉まんやおでん。がしかし、これもシカゴにおいては叶わぬ夢であり「あ、厚揚げ豆腐、食べたい・・・」と寒空を見上げる瞬間に、日本人としてのアイデンティティなぞ、感じる次第です。

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