Wednesday, January 18, 2006

超大作。


エイドリアーン!

と叫ぶのは、何もボクサーだけではない。私にとって、この達成感はロッキー以上です。

11月半ばに買った毛糸は、1本に色んなカラーが混ざった編み物ファン泣かせの1玉。シカゴに帰り即、飛びついて編んだはいいのですが、中途半端に毛糸が終わり「マフラーに短しスカーフに長し」でしばし保留状態。同じ毛糸を買い足すか、フリンジ(フサフサ)をつけるか迷っていたのですが、どちらも「なんちゅーか、こう、ひねりが足りん」と気が乗らずにいたところ、ふと自宅に茶色い毛糸があり余っているのを発見。日本から編み棒一式を送った際、一緒に入れたのを思い出しました。

むむ、色的には合うんじゃないか?との仮定に基づき「では裾に"お花"っぽいフリルをつけるとどうなるか?」と、半ば実験状態で開始。タンスからニットレースのカーディガンを出して見よう見まねでトライし、何度かの"試作"を経てついにそれっぽく裾にくっつける事ができました。

とりあえずプロの声が聞きたくて、”行きつけ”の毛糸屋”NINA (http://www.ninachicago.com/)”に持って行くと「良い試み」と褒められました。うちから歩いて1分の場所にあるだけに、この冬小遣いの大半を毛糸に費やし、そのおかげでオーナーのニナとはすっかり馴染みになりました。さすが"業界人"なだけあり、ニナに教えてもらう編み方や色はしばらくすると必ずファッション誌に載るんです。いい人が近所に店を出してくれたものだ、と、感謝せずにいられません。

私のマフラーはトレンドの波に乗ってないかもしれないけど、とても気に入ってます。これでこの冬既にマフラー2本目、帽子を含めて3作目。さすがにマフラーも飽きたので、次はタンクトップでも編もうと思います。

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