Saturday, February 24, 2007

Sick of watching?

やれ洗濯やらゴミ捨てやら皿洗いやら。BGMとしてMSNBCテレビをつけっぱなしにしていたら、やってるやってる、「アナ・ニコール・スミス」。テレビの中は大騒ぎでした。ニュースキャスターの出だしなんてすごいです:「もしあなたがこのニュースをもう見飽きたというのでしたら、ごめんなさい、非常に稀なアメリカ人でしょう」。

ふぅーん。

まぁ私は日本人ですから、そのコメントは当てはまらないっしー、と処理。しかし聞き流していると、普段使わないけどそういや使える単語が結構出て来て、「英語キャッチ」としては非常にためになりました。いくつかご紹介。

裁判用語は日本語では割と難しい気がしますが、英語では案外日本人の我々にも馴染みある、簡単な単語を使います。

1)訴訟=lawsuit「を起こす」場合は:ファイル。File a lawsuit.
2)裁判官が「判決を下した」:ルール。The Judge ruled on Anna Nicole Smith case.
*ちなみに有利な判決の時は Rule "for"...不利な際はRule "against"...

他にも公聴会は「ヒアリング」、控訴、上告する時はいずれも「アピール」。日本語とは違う使い方にはなりますが、単語としては結構なじみあります、よね。

なお、判決の際の裁判官コメントにもメモしたい言い方が。「クリスタル・クリア」。物事を「クリアにする」のは日本語でもそのまま。それが「んもうすっごいクリア」というときに「クリスタル(ぐらい透明に)クリア」と言い、強調します。お年を召した方がよく言っておられます。

裁判用語とは別に私が楽しんだ単語はお金にまつわるもの。スタバでおなじみスター・「バックス」は「ドル」の別の言い方ですが、今回のニュースでは「フューチャー・ビッグ・バック」という言葉を使ってました。この訴訟に勝てば「今後大金」が転がり込む訳で、いい言い方だなぁとメモメモ。

そして「サード・パーティ・ベネフィット」。サード・パーティは第三者。ベネフィットは利益ですから、そのまま「第三者の利益」。
*ちなみに「パーティ」は宴という意味の他に「グループ、組」のような人の集団を指す時にも使われます(例:レストラン予約などで「あべパーティ(=あべ御一行さま)との言い方をします)。

個人的に今後使いたい単語としてはnitty-gritty, equitableの2つをメモ。ニッティー・グリッティーは「核心」で、「ニッティー・グリッティー・ディテール」で「核心の詳細」。エクイタブルは「公正な」。「公平」を意味する「フェア」と使い分けたいな、と思います。

なお、タイトルは「見飽きた」という意味です。退屈で「飽きる」場合はboredですが、嫌気がさすぐらい沢山見て飽きる時は文字通り「病気」でオッケー。

大半のアメリカ人も見飽きてると思うんだけどなぁ・・・

2 comments:

Anonymous said...

この事件も気になるのですが、ジョンベネちゃん事件がどうなるのかもっと気になります。

Hiro said...

がんぞおさま
そうですね、気になりますね。ただ、もっと他にも・・・と思うたびに「話題はメディアが作る」という言葉の悪い面をつくづく考えさせられます。