Sunday, January 06, 2008

サブプライムる

米国で07年の「ワード・オブ・ザ・イヤー」が発表されて、「サブプライム」が選ばれました。日本で言う流行語大賞に似ていますが、確かこちらは一般募集されるんだったと記憶しています。昨年「冥王星」という意味の「プルート」が選ばれた際は、自分が冥王星のニュースにあまりピンと来てなかったため聞き流していましたが、今回は日本にもばっちり影響が出ているため「ほほー」と興味深かったです。

もちろん「サブプライム・ローン」から来ているのですが、面白いのは別の意味をくっつけてしまうこと。「I subprimed the exam today = 今日のテスト、サブプライムった!」と言えば「今日のテストは散々だった」という意味になる・・・という感じでノリは日本と似てますよねー。

ちなみに、他の候補がどんなものだったかというと

*セレブ:セレブリティ(celebrity)からですが、スペルはceleb"u"と日本語的。多分日本語でちょっと違った意味になって流行ってしまった「セレブ」を皮肉ったものだと思われます。
*グーグルゲンガー:グーグルで自分の名前を検索した時に出てくる人、で、「ドッペルゲンガー」を文字ったと思われます。うまい!
*ビラリー:ビルとヒラリーのクリントン夫妻をまとめて呼んだもの
*NINJA= No Income, No Job or Assets(収入がなく、仕事も資産もない人)、もちろん読みかたは「ニンジャ」。

などなど、結構クリエイティブです。私はグーグルゲンガーがお気に入りでしたが、機会があれば友達にでも「What did you subprime? = 何をやらかしたんだ?」なんて言ってみようと思います。

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