Monday, December 28, 2009

WORDS reminds me of many things

本日のオシゴトは自宅にて。


ラジオDJと同じ分量ぐらい通翻訳のオシゴトも行っております。よく数えてみるとレギュラー数はラジオ以上。本日も早朝からコーヒーを何杯も飲み、楽しい翻訳の作業をしております。


今回の作業は資料アップデート。今朝改めて文書に目を通して脱帽しました。詳細説明は省きますがオリジナル作家の方の職人魂がとっても伝わる18枚。参りました!とパソコンの前でお辞儀しよかと思ったぐらいです。


ラジオ原稿も、この翻訳に似ているなぁ、とふと思った次第。


翻訳もラジオ・ナレーション原稿も、書き手の渾身の文章です。私はある時はそれを別の言葉で、ある時は声という音で別の人に伝える訳で、文字面だけではなくその想いもきちんと形にしなければ、と改めて肝に銘じました。


ついでなので紹介すると、私の中で難易度が高いのがMLB専門誌「月刊SLUGGER」。オリジナルライターは大リーグ取材時代の大親友。毎回読むのは楽しみですが、巧みな英文だからこそ、キツい(笑)。英訳よりキツい。毎回「クゥー」とうなってばかりです。


それとは別に自分の創造力が試されるのがTRICERATOPSのアニメ小説。日→英翻訳は語彙力を試されるし、日本のオヤジギャグを英語にするのは、毎回楽しいチャレンジです。脳内を"関西英語"にして取り組む楽しいオシゴトです。


今取りかかっているのは、海外で放送中の日本アニメ。ファンタジーワールドなので辞書に載っていない単語の多いこと(笑)。あとは「ゴゴゴゴォオォォ」とか(笑)。でも、言葉を作り出す作業もなかなか楽しくなってきました。



ラジオと英語という仕事にホントに鍛えてもらっています。そういうお仕事を引き受ける度に、それらの言葉を大切に引き継がないとなぁーと、気持ちが引き締まります。そして最後にたどり着くのが私の大好きなこの言葉:

WORDSMITH



もう何年も憧れる言葉です。辞書を引けば「言葉を巧みに操る人」と出て、良い意味だけでは終らなかったりもします。でも私が米国で見てきた中、この言葉を口にする人はみんな、ちょっと胸を張ってました。私はそっちを信じており、私の中でこの言葉は「言葉職人」という憧れの職業です。



ずっと「自分はまだまだ」と思ってきたのですが、「責任を持つ」という意味も込めて、そろそろ、名乗ってみようかなー、とこっそり思ったりしています。

1 comment:

カミサトナオミ said...

そんなに通翻訳のお仕事やってるんですか?スゴ~イ!
子供にはそういう外国語関係の仕事ができるようになって欲しいなぁ~
私は無理なので、子供に差を広げられない程度に勉強してますが、いつまでもつことやら・・・
WORDSMITHって電子辞書?か何かでありましたね。
「言葉職人」かぁ~カッコイイです!