Sunday, February 28, 2010

パン団子:パン好きにはたまらない内容デスぜ。

今月の「PUMP UP RADIO」のパンのコーナーのテーマは:パンの美味しいアレンジ法!先日は山形県が誇る「シベール」さんにもお電話を繋ぎ、美味しいラスクを作るコツを教わり、


☆低音で長時間パンを焼くとカリカリに!☆


というアドバイスを頂きました。(おさらい)



そして、その次の週は山梨が誇るドイツパンのお店WALDさん!以前も「ドイツワインに合うドイツパン」に関してコメントを頂いたお店ですが、このお店で食べられる「パン団子」をご紹介しました。

なんとスタジオに!!!!パン団子を作って持ってきてくださったんです。

号泣です。






雨が降る中、暖かいお料理を持ってきてあげようと思うお心遣い。実物を見た方がよりイメージが湧くのではとのお気遣い。本当にありがとうございました。この気持ちを「おじぎ」で表現するには、頭を深く深く下げてダンゴムシみたいに丸まらねば・・・イヤそれでも足りない・・・なんて考えていました(え?分かりにくい?・・・良く言われます)。


話を戻します。


写真にて、浮かんでいる丸いのが「パンで出来たお団子」=「パン団子」です。


「ゼメル・クヌーデル」というオーストリア・チロル地方の郷土料理。「小麦粉系の小さなテーブルパン」をオーストリアで「ゼメル」と呼び(*ドイツではブローチェン、ヴェッケン、ヴェックレなど)、パン以外にも、レバーや芋などでも団子状にして食されている物が「クヌーデル」です。

元々は焼き立てから時間が経ち硬くなったパンを有効においしく食べるために工夫し開発された料理と考えられているそうです。日本ではその食感と味わいの深さからお肉を控えたい方やマクロビ志向の方にも人気だとか。


イヤホント、美味しかった♡


以前の取材で頂いて以来「これは是非とも紹介せねば!」と思っていたのですが、パンとは思えないボリューミーなメニューは病み付きになりますよ。それに、パンって買い置きできないですから、こう言うレシピは便利。


スタジオに生出演されたヴァルトの渡辺さんからは、現地でこのメニューを知った時のお話、ドイツやオーストリアでの体験などもうかがうことができ、いつも以上に楽しい時間になりました。






本当にありがとうございました。



以下、ヴァルトさんから許可を頂いたレシピのご紹介です。


☆☆☆



材料
サイコロ状にし乾燥させたパン--200g
卵--120g
玉ねぎ--50g
パセリ・塩・コショウ--それぞれ少々
水--170g
オリーブオイル--40g
小麦粉--30〜40g

手順
 ①玉ねぎをみじん切りにする。
 ②乾燥させたパン、卵、玉ねぎみじん切り、パセリ、塩、コショウを
   混ぜ合せ3時間以上乾燥しないように漬け置きする。
 ③オリーブオイルを入れ混ぜる。
 ④茹でように、鍋に塩10%を入れた湯をたっぷり準備する。(パスタと同じ。)
 ⑤小麦粉をざっくりと混ぜ、硬さを調節し団子にする。
   大きさは、ピンポン玉からソフトボールくらいが良い。
    ※ 手を濡らして丸めると丸めやすい。近くにボールなどを準備しておく。
 ⑥沸騰している鍋に静かに入れる。
 ⑦火を弱め、約10分程静かに茹でる。煮崩れないために。
 ⑧上下をひっくり返して、さらに10分程茹でる。
 ⑨網などに上げ、汁気を取る。

食べ方
 食事編
 ・スープに入れる。(トマト、玉ねぎ、コンソメ、ゆで汁など)
 ・ソースをかける。(ハンバーグソース、ステーキソース、バジルソースなど)
 ・クヌーデルをスライスして、野菜炒めなどみたいにして炒める。
 デザート編
 ・ハチミツをかける。
 ・ジャムをかける。
 ・アイスと食べる。
 ・オーストリアでは、焦がしバター、砂糖、シナモンで調理していた。

応用
 団子に、ベーコンを入れたり、チーズを入れたり、ドライフルーツ、ナッツなどを入れて
クヌーデルを作ってもいいです。



1 comment:

カミサトナオミ said...

これマジ美味しそうです~
思ったより簡単そうだし。
私こういうのをこそこそ作るの若い頃から好きなんです。
たしかにベーコン入れたら美味しそうですね。
スープもより美味しくなりそうだし。
そういえば今日も米粉を大量に扱いました。
本当にかなりの出荷量みたいですよ~
今、公認パンへの道その2を聴きながらです(^^)/
写真も素敵でした☆