Friday, November 02, 2007

荷造りご無用

とは、誰も言ってくれません。

船便で送る荷物10箱に、連日パッキング中でした。しかし、本日正午には無事に業者に引き渡し完了。うちのアパートはホントは広かったのかぁーと、リビングでしみじみしてしまいました。

1人で荷造りするのは大変ですね。何がってて、ガムテープ貼り。半端に大きい箱なので、箱を抑えながらあっちからこっちまでテープを貼るのに、手が届きませんでした。箱の上に本を置いてみたり、あごやヒザで抑えてみたり、試行錯誤しているうちに筋肉痛になりました。あいたた。

米国は郵便局も宅急便も国際船便のサービスを廃止したそうで、米国→日本の引っ越しは以前より多少面倒になったようです。幸い米国ヤマト運輸が少ない荷物から船便サービスを行なっていたので、それを利用しました。税関を通る際に中身のリストが必要で、CDやDVD、書籍においてはタイトルや内容も書かないといけないんですね。思ったよりすることあるんだなー。6年前の渡米時はスーツケーす1個だったことを考えると、自分にも随分と沢山の事があったようです。

荷造りの途中で手を止めて思い出のアルバムなどを見直すのも定番です。パッキングに一番時間がかかったのは、大学院時代のファイルでした。授業別に資料、取材メモ/リスト、原稿などが、自分にしては几帳面にまとまっていました。この時代、よく生きていけたよなぁーなんて思わずファイルを見直してみたり。

当時取材を通じて仲よくさせて頂いたイリノイ最高裁判所のサンドラ・オタカ裁判官の資料も久々目にしました。取材アポを取った際には「オタカ」が「大高」だとは気付かずでしたが、日系3世で親戚は愛媛に住んでいるとのこと。シカゴ1年目の思わぬ偶然からの縁には助けられました。クリスマスカードを送る前に、引っ越し報告をしなければ。

本当に引き上げるのかぁー。

がらんとしたアパートを見て、やっと実感が沸いてきました。

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