この人には面と向かって「オッサン」と呼んで良いんじゃないだろうか。そしてこの人の言葉を日本語に直す場合、大阪弁に変換する必要があるんじゃないだろうか。
という“オッサン”がいます。こう勝手にネーミングさせて頂いた人はホワイトソックス、オジー・ギーエン監督に次いで2人目です。
アレシーボ・ウルブズのデータ係。いつも球場にいるので馴染みになり、冗談を言い合う仲にまで発展しました。
やれ相手チームと話していると「うちのチームを取材せんかい」、
やれ勧められたコーヒーを断ると「礼儀をしらんやっちゃ」、
やれ週末には帰ると言うと「カリビアン・シリーズを見ずに帰れると思うなよ」。
・・・うーるーさーいっちゅーねん。
英語を話していても、怒られます。時間があれば球場でもスペイン語を練習したいのはやまやまです。が、さすがに余裕がない仕事中に、しどろもどろ文章を組み立ててられんっちゅねん。なのに「スペイン語を話さんかい」といちいち邪魔しに来ます。いまは勘弁して下さい、と、言うのですが、
「ノー。エスパニヨール!」
・・・うっとうしいなぁ、もう。
しかし何故か憎めない。球場でこの人を確認すると心の中で「あ、おっさんだ」と思ってしまいます。この人が日本語を話せなくて良かったです。
今日は他の選手を待っている最中にかなり遠くから手招きされました。「っち、今度はなんやねん」とグラウンドの反対側まで歩いたら、ボールをくれました。
プエルトリコの友より。
がんばれ
おっさん、いいひとやねぇ。
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