きっと心境がリンクするのでしょう。「単身渡米」とか、そういう単語に良く目がいきます(笑)。そしてこのキーワードがきっかけで、以前からその名前を見ると気になっていたのが、前衛芸術家・草間彌生さんでした。これまでは恥ずかしながら「水玉のカボチャで有名な、とてもスゴい人」というポカーンとした知識しか無かったのですが、昨日、大阪で開催中の個展を見て、ドカーンと爆風をあびたような衝撃を受けました。
美術館では大抵、音声ガイドを借ります。同展の音声ガイドには、ところどころに草間彌生さんのインタビュー音声が入っていて、その声の"芯の濃さ"に圧倒されました。
現在82歳。死を身近に意識しながら、その上で「戦う」という言葉を沢山使っていました。描きたい物はどんどん溢れて来るのだ、と。絵の具が乾くまで待つ時間も勿体ない、と。まだ戦うわよ、と。その声からは「自分の中でもう決めてしまっていること」はとりあえず明確なので、自分はただそれに向かって生きており、時間がいくらあっても足りないのだ、と繰り返し語っているようで・・・ただただ、感服です。
その脳内とかが覗けたら、んもう「とりとめの無い色んなもの!」がほとばしって、溢れているんでしょうね。米国で生活をしていた1960年代を「1960年代!」と表現していたのも印象的でした。若かった当時は今以上に「!!!」だったのだろうな、だとすると、その時の脳内なんて、きっと怒濤・・・などと考えたりしつつ、草間芸術に触れて・・・イヤ"撃たれて"きました(笑)。
展示映像内での「ピカソもウォーホールも出し抜いて1番になりたいのよ」と言うコメントが、しごく自然な語り口で印象に残ったので、帰宅後に"Yayoi Kusama", "Andy Warhol", "Interview"で検索したインタビュー記事を読み、Yayoi Kusama をneglected artistと形容していたり、アンディ・ウォーホールに対する心境なども知りましたが・・・
She won't be, or cannot be neglected.
Wednesday, January 25, 2012
Monday, January 23, 2012
A Decade.
"Happy Chinese New Year!"
そんな言葉が今日のfacebookには飛び交っていました。旧正月ですね。そして私にとっては初心に返るきっかけになる頃です。
何度も書いているような気がしますが、愛媛での仕事を「エイヤッ」と辞めて飛行機に乗り、雪のシカゴに降り立ったのが2002年1月20日でした。降り立って最初の2週間は、学校が斡旋してくれたユースホステルに滞在。そこで知り合った仲間で旧正月パレードを見に行った日が、私が初めてシカゴで電車に乗った日で、ダウタウンから少し離れたチャイナタウンまで冒険した日で、異文化に大きく触れた日でした。
そこからアパートを見つけたり、銀行口座を開設したり、電話を引いたり、家具を買ったり・・・というステップを踏み、同時に米国的にもアカデミー賞、スーパーボウル・サンデー、セント・パトリック・デー・・・とイベントが色々と続き、春に近づいて行きました。それぞれのイベントのニュースを見るたびに、その時々に過ごした自分の新生活、街の匂い、友人の顔などを思い出します。そこから6年も居着いてしまうのですが、思い出すのはどうしても1年目の自分。特に何もお祝いはしませんが、1月20日を過ぎたこの時期は、初心に返ります。
今年で「エイヤッ」からちょうど10年。
友人の写真を見ると、今年の1月後半も、あのときと変わらないぐらいの雪が降っていたようで。
色々な意味で、気持ちが引き締まります。
Wednesday, January 18, 2012
遅くなりましたが、今年初ブログ
お正月に実家で貰ってきたお餅を暫く干していました。
本日ちょこっと揚げてみたら、美味しく出来ました☆
と、そのぐらい、お正月から時間が経ってしまった本日が、2012年初ブログ。ゴメンナサイ。ナンダカンダと1月は文字通り「往ぬ」勢いで過ぎています。
今年の目標は「Upgrade myself」。
このブログも変わらず「筆力向上・安否報告」を目的に継続しますね。
May 2012 be all you hope for.
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