
東京・立川にてストリートライブを見て参りました。
ホラ誰ですか?「とーおーいーーーー」なんて言っているのは?
んなもん、重々承知ですがな。
しかし、寒い東京の夜に薄着で歌声を聴かせてくれた「ひいらぎ」
3人はもっともっと遠いホッカイドーから来ているのです!
ホームから遠く離れた初めての町で、通りすがりの人たちに
暖かいメッセージを届けてくれました。
私よりも10歳も年下の人たちです。
それでもその声、その歌詞、そして語りかける空気全てから
彼女達は09年までに、私なんかの人生よりももっと短い時間の中で、
人の痛みだとか、辛さとか、
より繊細に感じてきたのだろうなぁ、と思わされました。
大人になればなるほど
自分が周囲からの見え方ばっかりに気を取られて
他人の痛みなんて知ったこっちゃねぇ!とばかりに
向き合わないとか、知らんぷりとか、
卑怯な人間が増えてきます。
こういうむき出しの人の方がより傷ついたりします。
でもなぁ〜・・・
真っ正面からぶつかる方が、
彼女達のように素直で強い人たちになれるんじゃないだろか。
その方が、自分に嘘をつかない分、
せめて気持ちいいんじゃないだろか。
ひいらぎの歌をききながら、そんな気持ちになりました。
どうか彼女達が今後もまっすぐいられますように。
彼女達が強くいられるよう、周囲が3人を守ってくれますように。
老婆心ながらそんなことを祈った、立川でした。
FM-FUJI 「ひいらぎスペシャル Street Radio 2009」
2月4日 午後8時〜
Navigator:阿部ひろ