Saturday, December 30, 2006

I'm back and she's leaving

昨日は私の帰宅と同じ頃、ルームメートも帰宅。ほぼ1か月ぶりの再会を喜び、彼女のショッピングにつきあうべく2人で夕方のMacy'sに繰り出しました。シカゴの老舗デパート、マーシャル・フィールズが大手メイシーズに”乗っ取られた”のはつい最近の話。地元愛の強いシカゴアンは未だこのデパートでの買い物に抵抗を感じているそうです。「それで、会社が貰ったギフトカードが回って来た」と、相変わらずラッキーな彼女。彼女のママの誕生日プレゼントを選ぶつもりが、私も結局母用のプレゼントを購入してしまいました。

来年から仕事を変わる彼女は今晩から引っ越しを開始します。車で4時間のインディアナポリスは、彼女にとっては「毎週末行き来できる距離」なので、今後もしょっちゅう顔を見るとは思うのですが、しばしの別れを惜しむためにダウンタウンのワインバーで乾杯し、シカゴリバー沿いを散歩しました。"You are back(帰って来たんだねー)"と、"You are leaving(行っちゃうんだねー)"がかぶったりして、しみじみ。

お互い飛び回っていたので滅多に顔を合わさなかったと思っていましたが、街のあちこちには2人で繰り出した場所が沢山見つかりました。歩きながら「こんないい人間関係が一生のうちに1回でも築けたら自分を誇りに思っていいよね」というような意味のことを言うルーミー。口のうまさは相変わらずですが、この口上にも随分助けられてきました。

今回は素直に受け止め、私もちょっと自分を誇りに思ってみようか、なぁー。

Friday, December 29, 2006

My sweet home, Chicago

黒人のタクシー運転手と天気の話をしながら左側の窓を見る。

さっきまで高速のあっち側を走って成田に向かってたんだよなー。

ベライズン携帯をオンにすると「U back?」とテキストメッセージが入る。

さっきまでドコモで「行って参ります」とメールしてたんだよなー。

という”ワープ感覚”も馴染みになってきました。

乾燥した空気と、誇りっぽい道と、やけに白い空を見て

帰って来たーと実感。

シカゴに戻って参りました。

Monday, December 25, 2006

うおぉー

初プロレス観戦してきました。

うおぉーーー。

うおぉーーー。

うおぉーーー。

・・・と、その「うおぉーーー」を声に出さないように歯を食いしばっていたら時間が経つのが早かったです。

リングとオーディエンスの距離がこんなに近いなんて知らなかったし、写真撮影ありなのも知らなかった。床に肩がついて3秒で負けだとか、技を決められてもロープにタッチすると逃れられるとか、拍手のしどころとかも、イマイチ掴みきれませんでしたし、イヤ実は後楽園ホールが東京ドームの隣にある事すら・・・すみません、初めて知りました。

隣に座っていたお父さん(推測)が子供(同)に解説しているのを盗み聞きながら状況を把握。しかし、そのお父さんらしき方も後半になると自分が興奮してしまい、片方の選手が後ろ向きに相手を抱えたりなんてすると「うぉーーーー!もしかしてそれ、ジャーマン??」「うおーーー、イヤ効いてねぇぞーーー」「決めちゃえーーー」などと解説をしてくれず、子供も私も困りました。

しかし、楽しかった。

解説の人がリングに引きずり出されたりのハプニング的な場面も楽しかったし、きっと”お約束”なのだろうと察する決めポーズなども、一緒にすると楽しいんだろうなぁ、とか。

帰り道も興奮覚めやらず、頭の中は「うおぉーーー」が連呼。

そんな中、携帯にメール:

「メリークリスマス!!」

あぁ、そうでしたね。

Happy holidays!

米国ではメリー・クリスマスという言葉は使われなくなっているように思います。クリスマスはキリスト教のお祝いで、これがユダヤ教だとハヌカという名前のお祭りになるし、仏教はクリスマスに関係ないと思われているし。

それで、「いいえ、我が家はクリスマスなんて祝いませんけど?」と言われない様に、と

Happy holidays!

とみんな無難な言葉を使っています。

シカゴの友達からのメールを見てもサブジェクトは「Happy holidays!」のみ。私が「日本人=キリスト教ではない=クリスマスを祝わない」と思っているのでしょう。実際今年に入り友達に真剣な顔で「ドゥー・ユー・ノウ・サンタクロース?」と聞かれたことがあるぐらいです。冗談かと思い「あぁ、あの人いい人だよねー。気前いいし」と答えてしまいましたし。

今日の予定はちみんちゃんのライブ@高円寺。夜は新日本プロレス@後楽園ホールです。

確かにクリスマスらしくは、ないかもしれないです・・・。

たのしみぃー。

Friday, December 22, 2006

Words of the year

冬に帰国という生活を初めて3年。日本の流行にはついていけず、この時期にキャッチアップするので精一杯です。聞けば意味が分かるものがほとんどですが、「イマノハニホーンゴデスカー?」と聞き返したくなる単語が毎年1つずつ現れます。3年目で3つたまったので、紹介してみます。

04年:オレオレ詐欺
05年:レーザーラモンHG

「オレオレ」はカフェオレかサッカーの応援から来ているのだとばかり思っていましたし、レーザーラモンHGが人の名前だとは想像できませんでした(なお、ハードゲイという単語は米国では聞いた事がありません。さらにゲイについてはここでも是非書いてみたい話題だと思っています)。

そして栄えある06年。

ノロウイルス

1度目は「呪い留守」かと思ったぐらいで・・・日本語リスニングテスト不合格になりそうです。

感染した方も身近にちらほら。どうかお大事になさって下さい。そして自分も気をつけないと。

Tuesday, December 19, 2006

11:30am is the key

3度目の正直でした。

日米野球での”来日”以来チャレンジしてきたものの辿り着けなかった「グッチカフェ」の席。本日3度目のトライにてようやく腰を落ち着けることができました。

だってコーヒー飲むのに40分待ちって・・・。さすがに並んでまで入るのもなぁ、との根性のなさから三度参る結果になったのですが、本日は「午前中なら空いているか?」との仮説が功を奏し無事空席を確保。ささやかな達成感を覚えました。メニュー、トレイ、伝票カバーまで全てグッチ。ウエイトレスさんのブラックで統一されたシャツ、パンツ、ベルト、靴「見える部分は全てです(店員さん談)」までグッチでした(そりゃそうか)。店内は壁にゴールドを貴重にしたバンブーペイントが施され、軽食からスイーツ、アルコール、ノンアルコールまで揃っておりました。

散々長居すること(書きたくない程)時間。それでも追い出されず助かりました。席を立つと入り口にはお嬢様方が根気よく順番を待って列に並んでおられ、「11時半に来ると散々粘れますよ」と心でつぶやき銀座を後にしました。聞けばイタリアに次いで2店目だそうで。シカゴで自慢できるお土産話が作れて、ガッツポーズです。

Monday, December 11, 2006

終わってないけど終わったぁ〜

ひとまず終わったぁーーー。いや、まだ残っているので、完全に終了!と言い切れないのですが、今の仕事にはまだ24時間以上締め切りが残っています。一応進んでいるし、目処は立っている。よしよし。

帰国早々かなりヘビーな風邪を引き、国内線の予約ミスなどの失態に対応しつつ病み上がりで実家へ移動。諸々の用事を済ませ帰京そして原稿。

空白期間はこんな数行程度の生活しかしておりませんでした。

今日はちょっと息抜きしていいだろう。と、高校時代の友人と久々の夕食。中目黒でコラーゲン鍋。

いってきまーす。

(遅ればせながら本日から当分はタイムスタンプを日本時間に設定しております)。

Monday, December 04, 2006

この間もそうだった

1)何故帰国すると風邪をひくんだろう

2)何故帰国すると円高になるんだろう

3)何故帰国すると”来日”と言われるのだろう

更新が滞っていたので、心のつぶやきまで。

Friday, December 01, 2006

うまくやる

最近は書を捨てて街に出てばかりです。

しかし「器用貧乏→貧乏暇なし」式生活を送っているので(笑)、読書の時間なんて作ろうものなら「こここ、この時間の使い方は間違っているんじゃないだろうか・・・」とソワソワして文字が頭に入りません。人間小さいなあ。

日本に帰るたびに、荷物が格段に重くなる事は分かっていながら本を大量購入してしまいます。来年の目標の1つに「うまく本を読む」という項目を加えないとです。そう考えると要領が悪いのは読書だけじゃないんですけどね。「うまくやる」という5文字が来年のテーマになるような気がします。