Sunday, April 23, 2006

ポーランドありがとう。


シカゴのポーランド系移民の数は全米一。首都ワルシャワよりも人口が多いことは有名です。

うちの近所はそんなポーランド人街のど真ん中。なので、デリやベーカリーのラインナップはヨーロピアンで、昔テレビで見ていた名作劇場を思い出します。裏口から徒歩3分の場所に大型スーパーがありますが、品揃えがいいのでパンやハムはこちらで食料調達することが多いです。

そんなポーリッシュ・デリで更に嬉しいものを見つけました。

バウムクーヘン!!!

「日本はバウムクーヘンがコンビニで買える」という言葉に反応したのはこれまでドイツ人の友達だけ。それぐらい「米国で手に入らないものの1つ」と思ってました。日系スーパーで買ったばかりのバームクーヘンがまだ冷蔵庫に入っていますが、迷わず購入。アンド即開封。

・ ・・うれしい。しかも、日本のよりやや固めでおいしい。

「車で1時間の日系スーパー」か「自分で作る」という選択肢しかなかったのに、目の前にあったなんて。ドイツ人の友人に教えてあげないとです。

Monday, April 17, 2006

ジム復活

せっかく自宅に揃っているのに、放ったらかしだった「ミニジム」。ホームゲームも続くこの機会に再開しました。今更ですが、バランスボールの正しい使い方を教わりました。

基本その1:「バランスボールに座る」。力、必要です。翌日の筋肉痛は相当なものでした。

しかし周囲の人に言わせると「序の口」。その後ヒザで立ち、更にはバランスボールの上で立つのが最終目標です。これまで腹筋に使っていただけだったのに、もっと効率よい使い方があるなんて。ボールの上に立てるようになったら、写真でも掲載します。

Tuesday, April 11, 2006

時差と時差ぼけ

国内にも時差があるアメリカを移動しつつ仕事は日本時間。なので、パソコンのダッシュボードを日本時間にし、腕時計はシカゴ時間、現地時間は携帯で確認しますが、たまに「ハッ!今シカゴ時間で動いてた!」と慌てるときがあります。今日がそうでした。

デトロイトの空港からホテルに向かいつつ「ニモツヲオイテモヨユウ。スシノテイクアウトカノウ」と、”ザ・日本人記者的”にレンタカーを運転中、車の時計を見ると「・・・ギリギリか?」と急遽、球場直行。デトロイトとシカゴは近いですが、1時間の時差があります。

デトロイト・タイガースは今日が本拠地開幕。ここまで5勝1敗の勢いに加えて昨季故障していた選手が全員絶好調です。元ホワイトソックスのマグリオ・オルドネスや昨季長い取材をさせて貰ったデミトリ・ヤングら馴染みの選手に試合前「調子良いですねー」と声をかけました。2人ともが「(クラブハウスに)選手より記者の数が多くなった」で意見一致。タイガースのクラブハウスは他チームと比較しても案外広いのですが、それでも確かに多かったです。

自分は自分で、昨晩から徹夜のため時差に関係ない時差ぼけを煩っています。デーゲーム後、チェックインした際「何か質問は?」と聞かれ「2時間後に起こしてください」と言ったことは覚えています。が、ベッドに入って目覚まし電話を取った記憶は、なし。6時間寝たらもう「昼寝」じゃないですね。

そして仕事っと。時差ぼけはまだまだ続きます。

Monday, April 10, 2006

SWEEP


日本語だと「1カード全勝」。

ホウキで履くように「サッサ」ということで、今日のリグレー球場界隈にはホウキを担いだカブスファンが大勢いました。一緒に電車を降りた1組にお願いすると、快く写真をオッケイしてくれたので早速掲載。身元証明のためメディアパスを出したら、一番に出てきたカードが運悪くホワイトソックスのパスで、「ブーーー」と私もホウキでスイープされました。すみません。

この3連戦はホワイトソックスではなくカブス戦。対戦相手のセントルイス・カージナルス田口壮外野手の取材でした。

カージナルスは過去2年100勝以してるプレーオフ常連で、カブスとは同地区のライバル。その強敵を相手に全勝とは、ファンにとってはこの上ない喜びのようで「オフの補強が珍しく功を奏している」と、我が家の辛口カブスファンもご満悦です。05年のホワイトソックスは88年ぶり、04年のレッドソックスは86年ぶりに世界一に輝きました。これで長年負け続きなのは1908年間以来優勝を逃しているカブスのみ。今季はリードオフマンが固定し、2番打者は健康体(maybe)。WBCでロジャー・クレメンスとバッテリーを組んだバレット捕手も成長しました。やや、見込みはあるのか、なぁー・・・

Saturday, April 08, 2006

SUDOKU

今更ながら、ハマってます。

数独。機内誌にあった1ページにチャレンジしたら到着までに終わらず・・・。悔しくて、本買っちゃいました。

徐々に頭が慣れると「星いっこ」レベルなら割と速く解けるようになりました。すると今度は楽しくなり、スープを煮込む最中に、ルーミー達がテレビを見る横で、寝る前に布団の中で・・・と、手放せません。現在22ページ目。13個めのSUDOKUまで終えたところです。

楽しいのでいいのですが、今度は他のことが手に付かず困りました。

Friday, April 07, 2006

桜と桃と日本とアメリカ。

No game today,
but assignments anyway.

なもんで家から1歩も出ず、部屋着で仕事。気付いたら日が陰ってました。休憩がてらメールを受信すると、日本各地から桜便り。

・・・いーいーなーあぁぁぁぁ。

添付の写真とシカゴのグレースカイを見比べしゅーんとしました。この仕事を続ける限り、私に「春の誕生日」と「花見」は訪れません(シカゴの3月はまだ冬なので・・・)。結構、寂しいです。

3月末の遠征中、アトランタが桃で有名なことを知りました。満開の桃並木を通り「”春風の通り道”と呼ぶことにするわ!」と、ほおづえをつき赤毛のアンになったのも束の間。私が乗ってたシャトルバスは、ためらいなく満開の花を蹴散らし、振り返ると”桃吹雪”の向こうに葉桜ならぬ、”葉桃”・・・。一気にモンクの叫びです。ったく、アメリカっちゅー国は。話がやや飛びますが、ずいぶん昔知人に「ワビサビってどゆいみ?」と聞かれ「おめーには分からんと言う意味じゃ」と答えたことを、なぜかここに白状し懺悔したくなりました。ごめんなさい。

思い出すと四国は毎月花見ができました。冬の椿に始まり、梅が咲き、桜が満開になり、その後ツツジに紫陽花。同時進行でイチゴ、なし、ぶどう、もも・・・と、何かしら見たり狩ったりしてました。思い出しても生で味わえないので、せめてデスクトップに写真でも飾ることにします。。。

Sunday, April 02, 2006

やや古い話ですが。


WBCが終わった21日、いったんシカゴに戻り3日のオフを貰いました。そのときの写真です。程よくピンぼけしてたので載せてみました。

雪のシカゴに到着し久々に顔を合わせたルームメートの第一声はこうでした:「明日はアパートを片付けておいてね。友達が来るのよ」。スーツケースをリビングに起きっぱなしにするので、あらかじめ釘を刺されてしまいました。あいたた。

が、それは単なる忠告ではなかった。

仰せに従いリビングを片付けていた22日夕方、裏から帰宅したルーミーに気付き「おかえりー」とキッチンに行こうとした私に「こっちきちゃだめ!!」と叫ぶではないですか。と、ほぼ同時に玄関のベル。引き返して1階のドアをアンロックすると、3階まであがってきたのは私の友達ではないですか。その後続々と友達が来訪。あたふたしている間にリビングには10人が勢揃いしました。

「遅くなって悪いけど、ハッピーバースデー!!」

キッチンからルーミーと友達がケーキを持って登場し、シャンパンが注がれ、気がついたらパーティになってました。

滅多に会えない友達全員と一気に会うだけでも嬉しいのに、みんなが祝ってくれてるー(泣)。ヘーゼルナッツアイスが入ったケーキを作るために、私の台所への出入りが禁止されたようです。なんと嬉しい。

そもそもこの日はPE'Zのシカゴライブがあり、ルームメートとライブに出かける予定で家にいました。が、聞くと全員ライブ準備万端。酔っぱらい一同がタクシーで3分のライブハウス「エンプティ・ボトル」へ繰り出しました。

この日は何組かが出演したようですが、ペズの直前に到着した我々は遠慮気味に空いていたステージ前方を容赦なく埋め、飲んで踊って叫びました(笑)。そしてペズと同時に引き上げ(笑)。友人は一気に彼らのファンになったようでした。

目の前で踊ってたので、ライブ後楽屋でメンバーにご挨拶するのは恥ずかしかったのですが「誕生日パーティの流れで来ちゃいました」と白状すると、バーでリーダーの大山さんに1杯祝って貰いました。多忙スケジュールにも関わらず友人全員が「サイコー!」と握手できる時間は作ってくださった侍ジャズメン。オフにしらふでご挨拶できる日を楽しみにしています。

・・・と、書いている現在は2日明け方。ホワイトソックスはアトランタでの親善試合を終え、開幕に向けてシカゴに飛び立ちました。が、私は同日飛び立てず。こうなったら飛行機に乗るまで起きてようと思います。